阿智神社境内にある絵馬殿と高灯籠
絵馬殿の内部
絵馬殿からは倉敷市内が一望
こんなところに建っていた
阿智神社拝殿
本殿では航海の安全を見守る神を祀る
かつて川灯台だった石灯籠が並ぶ境内
昔は海だった町家が並ぶ通りから上がっていく
むかしむかし ここは海の中にポツンと浮かぶ島だったそうだ。・・・ などと聞くとその痕跡を探してみたくなってくる。 倉敷市美観地区の街なかを歩いているとほとんどが平なところと言う印象だが 背後の鶴形山と言う小高いところにある神社に何かがあるのではと訪ねてみた。 高さが35M程と言う割には少し登りが急な感じもした階段と坂道を上がって行くと阿智神社があった。この神社には宗像三女神(むなかたさんじょしん)という航海の守り神が祀られていた。 境内には街なかにある倉敷川のほとりから移設されたと言われる5Mもある高灯籠や沢山の石灯籠があり航海の道案内をしていた時代があったことを思い起こさせてくれた。 そして何より驚いたのは絵馬殿である。 崖に沿うようにして建ててあり なぜこのような建て方をしたのかはわからなかったがこの絵馬殿から倉敷の街が展望できた。 はるか昔 ここが小さな島だった頃 この辺りから眼下に広がる海の景色を眺めていた人達がいたことを思うと 長~い時の流れを感じることも出来ておもしろかった。