“モエレ山” は造られた作品の山
ミュージックシェル
テトラマウンド
周辺のシラカバが作品群を引き立てる
ガラスのピラミッド・HIDAMARI
モエレ沼越しに見るガラスのピラミッド
頂上からは３６０度の景色を見渡すことが出来た。 標高６２Mと札幌市内で最も低い山である。 驚いたのはこの山 “モエレ山” が公共残土や不燃ごみを積み上げて造成された山であったことだ。 もともと低湿地で豊平川の河道が切れてできた三ケ月湖があった地。 この地を公園化しようと地盤整備が１９７８年から始まったそうだ。 それから１０年が経った１９８８年に大地の彫刻と言われる ランドスケープデザイン を発表してきた イサムノグチ氏 が参画されマスタープランを作られたと聞いた 。 それから更に１７年の歳月をかけ２００５年にオープンしたのがモエレ沼公園であった。 モエレとはアイヌ語の「流れの遅い川」からきているそうだ。 山まで造ってしまったこの広大な土地には ガラスのピラミッド・HIDAMARI，テトラマウンド や ミュージックシェル 等々の作品が点在していて自然の中でアートを楽しむエリアとなっている。 そういえばイサムノグチ氏の作品は街なかの大通公園にもある。 ブラックスライドマントラ と名前がついていて子供たちがすべり台として楽しんでいた。
