入口ゲートのサイン
庭園内にある池
池の周りは紅葉が燃えていた
池の中にも紅葉が
山側の紅葉に圧倒された
穏やかさを演出していた
御殿と呼ばれている建物
建物内には六つ部屋があった
園の外で見つけた秋
立ち姿がかっこよかった 黄色く色づいたイチョウ
" 蛇の鼻 " と書いてジャのハナと読むそうだ(ヘビのハナではなかった)。福島県本宮市にある明治末期に建てられた別邸とその庭園が広がるところの事である。この地では山が盆地に落ち込むところを鼻と言いその山に大蛇伝説が伝わっていたことからこの名称が付いたようだ。 実際に訪れてみるとイメージしていたミステリアスな印象は全く無く 紅葉の時期、丁度見頃となった庭園の池の周りは真っ赤に染まっていた。 ここが農園として開拓されたのは1899年と100年以上も前になる。この池は養魚場として使われていたそうだ。そして現在は御殿と呼ばれている邸宅も建てられた。彫刻が施された破風のある玄関。中に入ると狩野派をはじめとする絵師による襖絵が描かれた部屋が6つあった。当時豪農と言われた方の多くのこだわりが伝わってきた。国の登録有形文化財にもなっていた。一般に公開されるようになったのは昭和40年代からだそうである。 今年の紅葉は艶やかな赤色が特に美しく十分堪能することが出来た。 園の外では黄色い黄葉とも出会うとこが出来た。 秋を満喫した一日であった。