姫山の山頂に聳える姫路城・全体が遠望できた
階ごとの"破風"の形の違いが美しさを醸し出していた
斜めから見上げる姿はより勇ましい
この角度からは装飾された屋根の美しさがよくわかる
どっしりとした安定感と優雅さ
美術館の彫刻の後ろで作品のように見えるスリムな姫路城
近くの公園にも顔を出していた
レンガ作りの建物と姫路城はマッチングが最高
城は見上げるものと思っていたのだが今回は正面を向いたままで城の全体を見る事が出来てしまった。それは姫山の山頂に聳える姫路城である。高さが30Mを超える城なのでドローン(ここでは禁止)を使うとこの見え方になるのだろうか。 偶々食事をした店が入る建物の屋上に展望台があったので行ってみると姫路城が目に飛び込んできた。木々の緑の中に聳える姿は優雅と言う言葉しか思い浮かばなかった。然も誰もいなかったので貸し切り状態であった。 2015年に6年をかけて大天守保存修理工事が竣工した。その美しい映像を見て以来是非実物を見たいと思っていて今日やっと実現することが出来た。 天守をいろいろな角度から見ていると美しく見せているのは"破風"と言う屋根にある山形の組み合わせがもたらしていることがわかる。本来の 雨,風,火災から屋根と建物を守る"破風"と装飾のための"破風"もあって城郭の造形美を極めていた。400年以上も前の木造建築の高度な技術の凄さを改めて実感した。 城の近くに美術館があった。この建物は1905~1913年に建てられ当初は倉庫として使われた煉瓦作りの建物で1983年から美術館として活用されている。美術館越しに見る姫路城はその建物と時代を跨いだ壮大な作品のようにも見えてきておもしろかった。
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