この岩山の山並みはいったい・・・
波が削って出来た岩塊・剣の山(名称)だった
松を生やした岩塊もあった
其々は島ではなく陸続きだった
浄土ヶ浜から見る様々な造形の岩
ここから見るのが迫力一番・これらは半島(田代崎半島)
近くのトンネルを抜けると " みちのく潮風トレイル " が始まった トレイル上の案内板
切り立つ海食崖と断崖の島 日出島 を望む
木立の向こうで朝日が昇っていた
最初に目に入ってきたのは岩山の山並みとも思える光景であった。ここは岩手県宮古湾にある "浄土ヶ浜" である。 この岩塊には剣の山と言う名前がついていた。他にも尖っていたり丸く膨らんで見える岩塊がいくつも連なっていて半島を形造っていた。このような不思議な造形はどの様にして出来たのだろうか。 5000万年以上も前と言うから気の遠くなるような昔に 地下から上がって来たマグマによる火山岩で "鏡餅" のような地形が出来た。その後 長~い年月の間 波等によって削られ今の形になったそうだ。 浄土ヶ浜が白い小石の集まりなのはその火山岩によると言う事である。 ここから近い 雰囲気のあるトンネルを抜けると "みちのく潮風トレイル" が始まった。この辺りから北は 海岸から崖が鋸状に続いていてそれを一つ一つ乗り越えていくようにトレイルが付けられている。 壁のような急勾配を登っては下るを繰り返し 谷間の沢をいくつも渡った。 景色を楽しみながらのハイキングと思っていたらとんでもなかった。 途中展望台に出た際に断崖の島 日出島 が見えた。この島はなんと1億年以上も前の地層で出来ているそうだ。 驚くことが山もりの一日だった。