灯台が立つのは爪木崎
野生のスイセンが見頃だった
河津桜も見頃になっていた
柱状節理の岩が見られた
爪木崎は海も美しかった
恵比寿島は海底が隆起してできた島
島は積もった地層で出来ていた
島の岩には美しい縞模様が
弁天島では風が岩に穴をあけていた
海底の海流の動きがわかると言う岩の模様
1937年に建てられたと言う灯台のあるこの場所は下田の爪木崎である。野生の水仙の群生で知られていて今回やっとその花を見ることができた。 1月も下旬であったが 水仙の多くはまだまだ花を付けていて周りの景色を背景に楽しませてくれた。 意外だったのは河津桜がもう見頃になっていたことだ。やはり下田だなと改めて感じた。 灯台の西側の海岸に波に洗われた柱状節理の岩を見つけた。この場所が火山と縁が深い証拠である。 そしてここから近い恵比寿島に寄ってみたら美しいと感じる凄いものを見ることが出来た。海底で火山灰等が積って出来た地層が隆起と波の浸食を受け目の前に姿を表していた。何とも優美な印象を感じさせてくれたこの島の岩肌であった。 更に驚かされたものが街に近い弁天島にあった。強い風が長い時間をかけてやわらかい凝灰岩質砂岩と言う岩に人が通れる程の穴をあけてしまっていた。 風食洞と言い少し背をかがめながら中を通過してみた。このトンネルの壁はギザギザしていた。これは浅い海底で海流の動きにより土砂が流動した痕跡だそうだ。 下田では美しい花々と自然界の動きが造り出した美しいものが見れて十分楽しい時間を過ごすことが出来た。