県境の川は “神田川”
神田川に架かるのは “両国橋”
神田川は十和田湖に注ぐ
十和田湖
十和田神社の鳥居をくぐると大木が続く
JR御茶ノ水駅の中央線東京方面行きホームの上からよく見下ろしていた「神田川」。今は福島に移り住んでいるので少し懐かしく思う。当時は「神田川」に関心を持つことはなかったが この場所で「神田川」をしかも県境の川として目にすると俄然興味が湧いて来た。 この場所とは十和田湖である。 地図を見ると青森県と秋田県の県境が十和田湖上に引かれているが 湖に面しホテル等が立ち並ぶエリアの中を流れる幅の狭い川が県境になっていて その名前が「神田川」であったことにおもしろさを感じた。 東京の「神田川」はどんな川だったのだろう。 吉祥寺にある井の頭公園内の池に源を発しその流れは両国橋付近で隅田川に注ぐ。都心を流れるが全区間が開渠という稀な川だそうだ。 一方、もう一つの「神田川」は十和田湖に流れ入る何本かの川の一つで この川が県境になったのは意外と新しく2008年末のことらしい。 この川の川幅の狭さから東京の「神田川」とイメージが重なる印象を受けた。 そして河口に架かっていた橋が両国橋というのも面白い。 勿論ここでの両国とは陸奥国(青森)と陸中国(秋田)のことではあるが・・・