おもしろいね~ いろいろ

気ままに歩いて見つけたもの

一度 聞いてみたかった太鼓の音

2019-10-24 13:10:07 | 日記

         印象深かった “時計台”

            出石城大手門跡の傍らに建つ “辰鼓楼” はランドマーク

         “辰鼓楼” を裏側から望むと

            石段の参道は巨樹と共に登る

            朱い鳥居は稲荷神社まで続く

         現在の社殿は江戸時代のもの

         神社のある稲荷曲輪直下の本丸と町中の眺め

         本丸西側に建つ隅櫓

         城へ入る木の橋も中々よかった

         町中の通りの雰囲気に懐かしさを覚えた

    大きな時計がはめ込まれた時計台。この形と高さからエリアの印象を全て担っているようにさえ思えた。ただ出来た当初は太鼓で時を告げる楼閣であったようだ。 但馬の国 現在の兵庫県豊岡市にあった出石(いずし)城。当時城主の登城を知らせるため 辰の刻(8時ごろ)に太鼓を叩いていたらしい。きっと迫力のある大きな音を遠くにまで響かせていたに違いない。櫓をじっと見ていると聞いてみたくなってきた。 時計台となったのはそれから10年ほど経ってからでオランダ製の機械式大時計が設置されその後の入替もあり現在の姿になったと聞いた。現在では日本最古の時計台とも言われている。 山を削って建てられた出石城は幾層にもなっていて本丸の更に上の最上段に稲荷神社がある。社殿は江戸時代後期のものらしい。 そこへと登る参道は石段となっていた。これは明治になってから整備されたようで巨樹の中に作られた朱い鳥居は神聖な雰囲気を醸し出していた。 城下町であった現在の町なかも情緒を感じながらゆったりとした時間を楽しむことが出来た。 また訪れてみたいところである。

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ここから始まった

2019-10-13 11:55:20 | 日記

         三角山頂上から見る札幌市の中心街

            登山道で出会った天を掴む “手”

            気持ちの良い登山道を登る

         復元された “屯田兵の兵屋”

            建物内部

         当時の村の写真:史跡内の展示写真

             観光客で一杯の “白い恋人パーク” も近い

     端正な三角形の形をした山 “三角山” を背後に配置した街「琴似(ことに)」。 札幌から電車に乗り2つ目の駅で降りたところにある。 ここに北海道開拓の遺構があった。 屯田兵制度が出来て最初に作られた村だそうだ。 30年程続いたこの制度はこの地に作られた208戸の兵屋に入植した人々から始まっていた。 原野を切り開き畑作等をしながら防備も行ってきた屯田兵は最終的に37兵村7300戸までになったらしい。 今目にしている兵屋は50年ほど前に復元された建物であった。 北海道の冬を思うとここでの作業の厳しさまでもこの遺構から伝わってきた。 どんなことでもそうだが最初に開拓をする人の並大抵ではない努力には敬意を表したい。 そんな人々も時には村の背後にある三角山に登ってこれから開拓を進めていく今では中心街となった札幌市内の中心部エリアを眺めながら闘志を燃やしていたに違いない。

       

       

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