goo blog サービス終了のお知らせ 

おもしろいね~ いろいろ

気ままに歩いて見つけたもの

スケールの大きさ おみごと!!

2025-04-30 10:03:27 | 日記

    スイセンとサクラが競演

    北上川に面したルート

    サクラはまだ蕾が目立っていた

    北上川の向こうに奥羽山脈が望めた

    広場側のルート

    広い広場にポツンとあったサクラ

    日当たりの為か川側の桜より花が多かった

    まだまだサクラは続く

    土手の上から遥か遠くの岩手山が見えた

    珊瑚橋とサクラのツーショット

    対岸から望む北上展勝地

 東北三大桜名所の一つに数えられている 北上展勝地 。北上川の平坦な河川敷に2kmにわたって1万本の桜が植えられている。そしてここの広さが293haもあると聞いた。 北上駅から徒歩で15分程の珊瑚橋を渡り切った袂から桜は始まっていた。海が近くにないのでこの橋の名前がやたらと記憶に残ってしまった。 桜は2列になって奥へと続いていた。遊歩道は3本。北上川に面した道、2本の桜に挟まれた道、広大な広場に面した道である。 川に面した道を歩き始めた。道端の黄色いスイセンが見頃で桜との共演を楽しませてくれた。 中央の道は時折観光馬車が往復していたので折り返しは広場に面した道を歩くことにした。今日は晴れて日差しもタップリなので暖かい。川側の道との温度差も少し感じられた。それもあってかこちら側の桜はより多く花をつけていた。 この地の桜は1921年に行われた桜の植栽事業が始まりで 展望がきく景勝地と言うことから 展勝地 と名付けられたそうだ。 一回りし終えて土手に上がり 楽しみながら歩いて来た桜全体を改めて見た時は そのスケールの大きさに感動を隠すことは出来なかった。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魅力的な森とダイナミックな景観が楽しい

2025-03-28 09:43:28 | 日記

    真鶴半島のヤシの木は昔のサボテン園の名残

    初島が望めた

    森の中は巨木だらけ   

    この森で最も太い 周囲7mのくすの木

    居城があった静かな庭園も近かった

    真鶴港 右奥に魅力的な森があった

    城ケ崎海岸まで足を延ばした

    柱状節理

    ダイナミックな溶岩の入り江

    溶岩が平らに流れた跡

    ここは " いがいが根 "

  海底から噴出した溶岩がドームのようになり固まって出来たと言われている真鶴半島。元々萱が茂る原野だったが江戸時代に明暦の大火で木材が大量に必要となり幕府が植林をしたのが現在の森の始まりだそうだ。明治になって皇室御料林となり昭和に真鶴町の所有になるまでは一般の人は立ち入りが出来なかった。その為「お林」と呼ばれる森に入ると太く立派な木々と多くの野鳥の賑やかなさえずりが聞こえる大変気持ちの良い森になっていた。 この森は「魚つき保安林」とも呼ばれていた。これは森から染み出たミネラルがプランクトンを集めそこに魚が集まって来る。そして森が海面に映す影が魚の産卵や生育に適し豊かな漁場をつくると聞いた。真鶴の漁業を支えている証拠の一つであった。更に地下から掘り出される溶岩も石材として活用されていた。噴出したのは15万年前のことである。   ここから近い城ケ崎海岸にも行ってみた。この海岸は近くにある大室山が4000年前に噴火し流れてきた溶岩で出来ている。固まって柱状節理の形を見せる断崖や溶岩流が平たく広がり表面がトゲのように固まった「いがいが根」もありダイナミックな自然を感じられるところであった。   真鶴半島と城ケ崎海岸はその成り立ちと経過した時間の長さも違うのだが噴出後の溶岩と自然の関わりの違いを見ることが出来大いに楽しめた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しさは屋根にあり

2025-02-18 10:40:20 | 日記

    姫山の山頂に聳える姫路城・全体が遠望できた

    階ごとの"破風"の形の違いが美しさを醸し出していた

    斜めから見上げる姿はより勇ましい

    この角度からは装飾された屋根の美しさがよくわかる

    どっしりとした安定感と優雅さ

    美術館の彫刻の後ろで作品のように見えるスリムな姫路城

    近くの公園にも顔を出していた

    レンガ作りの建物と姫路城はマッチングが最高

  城は見上げるものと思っていたのだが今回は正面を向いたままで城の全体を見る事が出来てしまった。それは姫山の山頂に聳える姫路城である。高さが30Mを超える城なのでドローン(ここでは禁止)を使うとこの見え方になるのだろうか。 偶々食事をした店が入る建物の屋上に展望台があったので行ってみると姫路城が目に飛び込んできた。木々の緑の中に聳える姿は優雅と言う言葉しか思い浮かばなかった。然も誰もいなかったので貸し切り状態であった。 2015年に6年をかけて大天守保存修理工事が竣工した。その美しい映像を見て以来是非実物を見たいと思っていて今日やっと実現することが出来た。 天守をいろいろな角度から見ていると美しく見せているのは"破風"と言う屋根にある山形の組み合わせがもたらしていることがわかる。本来の 雨,風,火災から屋根と建物を守る"破風"と装飾のための"破風"もあって城郭の造形美を極めていた。400年以上も前の木造建築の高度な技術の凄さを改めて実感した。 城の近くに美術館があった。この建物は1905~1913年に建てられ当初は倉庫として使われた煉瓦作りの建物で1983年から美術館として活用されている。美術館越しに見る姫路城はその建物と時代を跨いだ壮大な作品のようにも見えてきておもしろかった。

 

  

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

異なる読み方となって魅力を発信

2025-01-19 10:52:23 | 日記

    小学校の校舎正面(1888年落成)

    正面2階の廊下

    2階から校庭を望む

    教室の内部・机と椅子は当時のまま

    達磨ストーブも当時のままで

    授業風景のコーナーがあった

    この鐘で色々な時を伝えていた

    警察署も当時のまま

    武家屋敷も残されていた

    屋敷の一部を使ってカフェ営業中

    カフェの入口

    座敷から見る中庭・座卓に庭の木を映していた

    すぐ近くを流れる北上川

 登米と書いて "とめ"・"とよま" と読むそうだ。宮城県の登米(とめ)市とその市内にある登米(とよま)町は其々読み方が異なっている。 登米町には みやぎの明治村 と言われその時代の洋風建築が残っていた。1888年に落成した小学校の校舎がその中心にある。この学校は1973年迄現役として使われていたそうだ。現在は国の重要文化財に指定されている。実際に教室の中に入って見ると机と椅子に達磨ストーブそして当時の授業風景を再現したコーナー等々 当時の小学校の賑わいが伝わって来て心が楽しくなった。警察署庁舎も資料館として残されていた。小学校と同じ設計者により建てられ玄関の二階部分が小学校と同じバルコニーになっている。内部には当時の制服や留置場等を見ることが出来た。そして江戸時代の武家屋敷も同じエリア内に残されていた。200年以上前の建物だそうでその一部がカフェとして公開されていた。カフェにはいろりを囲める室と中庭が見える室があった。庭の木を映した座卓でコーヒーと和菓子を戴いた。面白い体験ができた。 ところで登米に2つの読み方があるのはなぜなのだろう。昔から水運で栄えアイヌ語から転じたという"とよま"説がある中で明治になって"とめ"と読む人が増えたそうだ。2005年に登米市が誕生し2つが共存すると言うことであった。読み方からも歴史が感じられるところであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彩り華やか Ⅱ・湖に小さな島が多くあるのは なぜ

2024-12-23 09:37:23 | 日記

   桧原湖

   吊り橋を渡って湖畔の道は続く

   紅葉と落葉の贅沢な道

   小さな島がたくさん浮かぶ湖面

   島は晩秋の装い

   探勝路はまだまだ紅葉が盛り

   沼のほとりも通る

   中瀬沼の後ろは磐梯山

   昨夜降った雪と黄葉のツーショットも

   曲沢沼の湖畔で 出会った姿はカッコ良い

   曲沢沼湖畔は紅葉に埋まっていた

   湖面に紅葉を映す 曲沢沼

 裏磐梯の湖の中で桧原湖は一番大きな湖である。湖面にはいくつもの小さな島が浮かんでいて風光明媚な景色を楽しませてくれる。磐梯山の隣にあった小磐梯山が1888年の噴火の際山体崩壊を起こしその岩屑なだれが麓を流れる川をふさいで出来た堰止湖なので南北18㎞東西1㎞と細長い。そしてなだれとなった岩や土砂が小さな島となっていくつも頭を出している。探勝路が湖に沿ってつけられているのでそれらの景色を眺めながら歩けるのが楽しい。 島は晩秋の装いだったが美しかった。  桧原湖から中瀬沼は近い。中瀬沼は沼を前にした磐梯山を撮るために多くの写真愛好家が訪れる沼である。  ここから曲沢沼までは少し距離があった。昨夜雪が降ったようで季節が移ろい始める今ならではの景色を途中で見せてくれた。雪を被った山と黄葉のツーショットだった。  そして曲沢沼に。この小さな沼は鏡のような湖面に周りの景色が映りこむのでここでもカメラを持った愛好家を引きつけている。今日も人が途切れることはなかった。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする