熊川宿
鯖街道にあった
この通りは「上ノ町」
一番の繫華街「中ノ町」と用水路「前川」
どこか懐かしさを感じた
建物の2階には延焼を防ぐ "袖壁うだつ" が見えた
この通りは「下ノ町」
町屋には "かばた(用水路へのアクセス)" も見れた
琵琶湖の今津港桟橋
気になった木
左奥に竹生島が見えた
早朝の竹生島
鯖街道というと一本の街道と思っていたが実は福井県の小浜から京都へ通じている何本もの街道の総称であった。ただその中の若狭街道を指すこともあるそうだ。そして鯖街道という名称が実は1970年代につけられたということを聞いて更に驚いてしまった。 熊川宿は若狭街道上にあって 上ノ町(かみんちょ) 中ノ町(なかんちょ) 下ノ町(しもんちょ) と3つのブロックに分かれ通りを歩いていると雰囲気の違いが感じられた。往時の賑わいが感じられたのは「中ノ町」でこの宿場のメインストリートであったに違いない。 熊川宿を抜け琵琶湖方面に進むと今津港にでる。小浜からここまでの距離が9里半あるのでここまでを9里半街道と言うそうだ。ここから船を使って大津港へ。そこから再度陸路で京都へ運ぶというルートもあった。 ところで肝心の鯖だが当時生鯖を塩でしめて陸送すると京都まで丸1日かかり着くころにはちょうど良い塩加減になっていたと言うから運ばれる量も多くなったと想像出来る。 賑わっていた今津港は今は竹生島観光船が発着している静かな湖畔である。ここから見る琵琶湖は中々美しかった。