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気ままに歩いて見つけたもの

魔女の瞳はなぜ青い

2020-05-22 09:36:22 | 日記

        魔女の瞳と言われる美しい五色沼

        旧火口に出来た沼だった

        一切経山山頂からの沼は高低差200M程

        山頂から見えるすり鉢状の旧火口は吾妻小富士

        JR福島駅方面から見る吾妻小富士と一切経山(右)

        雪を被ると景色が変わる

    眼下に見えるコバルトブルーの美しい五色沼。太陽の光の具合で青の濃淡が刻々と変化することから "魔女の瞳" と言われている。日本百名山に数えられる吾妻連峰の中にある一切経山からの眺めである。 僧侶が仏典を山頂に埋めたという伝説からこの名前が来ているらしく噴火警戒レベル1の活火山である。 そもそもなぜこの魔女の瞳(五色沼)は青く見えるのだろうか。 火口だった窪地に周辺から水が流れ込んできた。勿論火山由来の成分もその中に溶け込んでいた。その成分がいろいろな変化の過程を辿る中でアロフェンと言う微粒子が作られそれが水中を漂い太陽の光を乱反射して美しい青い色を見せてくれると言う事であった。 そういえばこの山を挟んだ反対側に樋沼と言う沼があるがここも火口だったがこの沼の水には色がついていない。同じエリアにあっても青く見えるようになるには自然の偶然も係わっているのだろうか。  一つ前のブログの写真で取り上げた川の流れが青く見える 青い川 もこのエリアを源流をとする川なので青く見える理由も同じところからきているのではと思うのだが。  (注意:一切経山までの浄土平からの登山道は2020年5月時点歩行中止となっている。 追記:2020年6月10日から直登ルートを除き歩行可能となる。)

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