この角度から見ると"サメ"とわかった
"サメ" は駅に向かって泳いでいた
気仙沼湾と市街地を 安波山(あんばさん) から遠望する
気仙沼港に停泊していた漁船
湾内にある "大島" 遊歩道上の案内板マップ
海岸線の游歩道から
"亀" に見えた岩礁
気仙沼駅前にあったモニュメントは確かに"シャーク"であった。 他にもカジキマグロとカツオがいた。 気仙沼では近海マグロの延縄漁業が盛んでこのマグロを追ってきたサメも混獲されるそうだ。 そして 何と国内の90%がここ気仙沼での水揚げと言うので驚いてしまった。 サメの食材と言えばフカヒレを思い浮かべるが フカヒレのここでの取り扱いは江戸時代から始まっていた。 当時の中国に乾燥させたフカヒレを長崎を経由して輸出していたらしい。 江戸幕府は中国高級食材の一つであるフカヒレを 金・銀・銅 の代わりとして決済できる重要な中国貿易の輸出品としていたそうだ。 更に鮫は加工をしていく際 捨てる部位がほとんどないと聞いた。 ひれ→フカヒレ,皮→皮製品,肉→練製品,骨→鮫軟骨(健康食品),内臓→肝油,頭→工芸品 etc. その他残渣→飼料や肥料 と教えてもらった。 鮫と言うと映画ジョーズもあって恐怖のイメージがあるが 全くありがたい魚でもあったのだ。 気仙沼は鮫が一つの文化として発展して来ている所だった。