彫刻が四方を飾る
涅槃門 が瑞鳳殿を守る
涅槃門の上部にある彫刻
二代藩主の 感仙殿
馬上の伊達政宗像(城跡にて)
伊達政宗が築城した青葉城。その城跡から東に山を少し下ったところに墓所があった。 政宗の遺命により造営されたと言われている霊廟である。 この建物が凄かった。 それは桃山文化の遺風と言われている 彫刻と極彩色 で飾られた豪華絢爛な 瑞鳳殿 である。 1931年に国宝に指定された後 1945年の戦火で焼失。その後再建され2001年の改修で当時の姿を取り戻したそうだ。 ところで 京都の西本願寺にある極彩色の彫刻で飾られた 唐門 はその素晴らしさのあまりに 日が暮れるのを忘れてしまうことから 日暮らしの門 とも言われているが ここにある 極彩色と彫刻 を見ていると本当に時が過ぎるのを忘れてしまいそうな位 その繊細さと美しさ に感動を覚えてくる。 この墓所には二代と三代の廟もあったがいずれも極彩色であった。 東北で素晴らしき桃山文化を堪能することが出来た。