見晴台近くの公園でも満開
木の幹からも満開の桜が顔を出す
しだれ桜も満開に
山の寺の仁王像にはモクレンが似合う
麓を流れる松川の堤でも満開に
“春なのに・・列島夏日” と言うフレーズが新聞紙面に載った2018年の4月。ここ福島市でもソメイヨシノの開花が3月29日と 例年は4月上旬なのでかなり早くなった。しかも 4月に入るとすぐに満開になってしまった。まるで桜前線が新幹線に乗り列島をあっという間に走り抜けていったような感覚である。 福島市で桜の開花を判定する標本木は街の中心に位置している信夫山にある。この山で花見と言うと信夫山公園になり約2000本あるそうだ。 この日は満開の桜の周りに屋台が陣取っていたので桜の木に近づきにくくなっていた。そこで桜を見つけながら山の中を歩き回ることにした。 ウメ・スイセン・レンギョウ・ボケ・モクレン・・・ 出会った花々は今の時期ならではの百花繚乱であった。 特にウメの香りを嗅ぎながら桜の花見をしていることが不思議でもあり新鮮であった。 春の花がタイミングを合わせたように咲きそろうこの地域ならではの桜の楽しみ方が出来たのがおもしろかった。