木彫りのまねき猫を見つけた
美しい通りだった
賑わいが感じ取れた
その通りの朝
通りは " 古い町並 " にあった
暖簾が目立っていた
軒先の杉玉の色が新酒の熟成具合を伝えていた
車輪のあった店
出格子と灯籠は時代を感じさせる
朝日を浴びていた灯籠
店は 千客万来
通りの狭めの道幅が賑わいを呼ぶとも言われ両側の建物のサイズ感と全体の色彩から独特な雰囲気を醸し出していた。江戸時代の面影を残す高山の"古い町並み"を歩いた時の印象である。ただ 昨日この通りを歩いた時は人がいっぱいで前にスムーズに進めなかった。"ミシュラングリーンガイドジャポン"三ツ星 を貰っていて外国からの方々も多く歩かれていた。なので今朝また歩いている。 いつの頃からなのか 建物は隙間なく建て軒高は揃える等の不文律がこの町にはあったそうだ。幾度かの大火も乗り越え現在も町の統一感が保たれている。そして1960年代ある雑誌に町が紹介されると観光客も増え 町並み保存会 が結成されて電柱を撤去したそうだ。今では 重要伝統的建造物群保存地区 となっている。 通りを歩いていて目にとまった木彫りのまねき猫。この猫は左手を上げていた。左手をあげる猫は人を招き 右手をあげる猫はお金を招くそうだ。そして耳よりも手を高く上げていると大きな福を招き 低いと身近な福を招くと言う。まねき猫も江戸時代発祥と聞いた。 受け継がれてきた町並も半分くらい来たところ・・この後も古き良きものを見つけながら歩きたい。
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