日曜日11日、東京にヤンさん(安寿ミラ)の舞台『音楽舞踊劇 Piaf~私は何も後悔しない エディット・ピアフ その愛の軌跡~』を見に行ってきた。
エディット・ピアフは有名なシャンソン歌手。
ピアフと共に生きた男性を通じてピアフの生きた道を描いた作品だと感じた。
日本の誇るタップダンサーでジャン・コクトー役の玉野和紀さんがストーリーテラーでご出演。
ジャン・コクトーとエディット・ピアフ が大の友人で命日も一緒だって知らなかった。
ジャン・コクトーと言えば、偉大な芸術家でゲイで俳優ジャン・マレーを愛した人としか知らない。
ちょっとだけ…感想。
出演者さんは皆さんとても素晴らしい。
『音楽舞踊劇』のとおり踊る・踊る・踊る!
でも、舞台として考えた時…
何故、あのような席の配置になさったのだろう??
SS席は舞台上にあり、出演者にとても近いがほとんど背中を見て過ごさないといけないと思われる。
私は舞台を横から見る席だったので表情がよく見えない。
一番の不満はオープニングの玉野さんのタップが見えなかったこと。
玉野さんのタップは音ではなく語ってくれるのだが、その全貌が見えない。
ヤンさんは大道芸人の娘に生まれ、稀な才能に恵まれ、恋多き女性として生きたピアフを可愛く演じておられた。
(麻薬に走ってしまうというピアフの苦悩も描いておられたのでドキドキ感は少なかった。)
ただ、副題“私は何も後悔しない”が表現されていたか?と言われると私は少し感じ取れなかった。
やはり、席のせいかな?
同じ円形劇場のような形式を取られるのだったらもっと全体が見れるような席配置を考えて欲しいと思った。
フラットだったから仕方なかったのかしら?(遠いけれどセンターの固定席の方が見やすかったかしら?)
それともいろいろな席で何回も見なきゃいけなかったかしら?ブツブツ……
素晴らしい出演者にも、もったいない舞台だと思った。
『パダムパダム』で面白い記事があった。
http://news.nate.com/view/20111215n16256
稀代のスキャンダルに巻き込まれた俳優チョン・ウソンの復帰作品に‘ウェルメイドメーカー’ノ・ヒギョン作家が
約5年間心血を注いだドラマ、KBS 2TV『アイリス』の卓越した映像美のギム・ギュテ監督、ここにハン・ジミンとキム・ボムの登場。
総合編成チャンネルの作品の中で最も期待を導いたJTBC『パダムパダム...彼と彼女の心臓の鼓動の音』
(以下『パダムパダム』)は、放映前から様々な問題が結集して話題を集めた。
特に、抽象的な感じの『パダムパダム』というタイトルが多くの人々の好奇心を誘発している。
それなら、『パダムパダム』という意味は何か?
どのように『パダムパダム』がタイトルに選択されたのだろう?
このドラマのネーミングの時点は去年の夏にさかのぼる。
去る5月キム・ギュテ監督とノ・ヒギョン作家、製作会社MIのイ・ジョンヒ代表は、南海と統営のロケハンを終え、
ソウルに帰って来る道にタイトルを決めた。
当初ノ作家は『パダムパダム』の背景には、自然と郷愁を感じることができる所を望んだし、タイトルも
自然の音を入れた擬声語を使用することを決心していた。
ここにガンチル(チョン・ウソン)とジナ(ハン・ジミン)の激情的な愛の過程を入れるだけの象徴的な言葉の挿入を望んだ。
このような会話を交わす中イ・ジョンヒ代表はシャンソン“エディット・ピアフの‘パダムパダム’(Padam Padam)を聞かせ、三人は『パダムパダム』をタイトルに入れることに決定した。
イ・ジョンヒ代表は「ドラマの中の美しい背景と一緒に愛を感じる瞬間、頭が"点滅"が出たり、爆竹の爆発などの
心臓が震えるようなときめきを意味するほどの言葉がほしいと思った。
以後、三人とも『パダムパダム』が適していると判断した。『パダムパダム』はフランス語で“ドキドキ”だ」と明らかにした。
続いて「ここにノ作家が『彼と彼女の心臓の鼓動の音』を付け加えた。特に彼女は“鼓動(ビート)”を強調した。
その理由は“鼓動(ビート)”というのは早い感じもあるが遅く強い感じもあるからだ」と説明した。
また、この代表は「シャンソン“パダムパダム”をドラマに挿入したかったのですが、著作権料が想像を絶するほど高くて、
OSTに挿入することができなかった」と残念がった。
一方、"パダムパダム"は、時間を行き来するエキサイティングな展開と俳優たちの熱演、華麗な映像で視聴者たちの好評を受けており、月火午後8時45分から放送される。
そのEdith Piaf - Padam Padam
http://blog.hix05.com/blog/2009/02/_padam_padam.html
エディット・ピアフの歌「パダム パダム」Padam Padam:壺齋散人による歌詞の翻訳
いつもわたしにつきまとっている
この気配はずっと前からのことだわ
わたしの行くところには必ずいて
シンフォニーのように鳴り響くの
ある日わたしは狂いそうになって
何故なのって何度もいったわ
でもその気配はわたしをさえぎり
わたしより先を歩いては
わたしの言葉を圧倒するのよ
パダム パダム パダム
わたしの後を追いかけてくる音
パダム パダム パダム
わたしに何かを思い出させる
パダム パダム パダム
わたしに何かを指差しながら
おどけた調子でこういうのよ
何もかも分かっていると
それはいうの 忘れるなと
なぜならお前の番が来たから
お前には悲しむべき理由があるから
手のひらに思い出を抱えなよと
わたしには思い出がよみがえり
20年の歳月が音を立てながら
目の前でくるめいたわ
かつての愛の思い出が
この音と溶け合ったの
パダム パダム パダム
二人で楽しんだ巴里祭
パダム パダム パダム
お店では値切ったものだわ
パダム パダム パダム
買ったものを袋に包ませ
街角を歩き続けた
この音を聞くと思い出すの
あの馬鹿騒ぎの数々
でもそれらはみな消え去って
いまわたしに聞こえるのは
おもちゃの心臓の音だけ
エディット・ピアフが晩年に歌った名曲。パダム パダム とは運命の音をさす。