今、『世界ふしぎ発見!』を見ていたらラフター・ヨガ(笑いヨガ)が出てきた。
“笑い”は身体に良い!
今日は劇団☆新感線2012年越冬興行 SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門 ロックⅢ』を見に行ってきた。
大笑い!面白い!
1幕目はずっと笑ってた気がする。
公式HP http://www.goemon3.com/
ゲスト出演者は
麿赤兒・村井國夫・三浦春馬・蒼井優・高橋由美子・浦井健治・天海祐希(敬称略)
浦井君は前回『薔薇とサムライ』から続いてのご出演、ゆりちゃん(天海)は映像のみでのご出演。
お話は五右衛門(古田新太)が、黄金目玉像という古い仏像を盗んだことから、空海の財宝の謎解きに挑むというもの。
最後の謎を解かれた財宝の話にはグッとくるものがあった。
明智光秀の遺児、明智心九郎(三浦春馬)の豊臣秀吉(麿赤兒)への仇討ち?に、堺商人、蜂ヶ屋善兵衛(村井國夫)やら『薔薇とサムライ』のマローネ(高田聖子)にシャルル(浦井健治)まで加わってのスピード感あふれる舞台。
台詞にもあったが「若手に任している」の三浦春馬くんが素晴らしい。
舞台の立ち方、眼力、目の輝き
それに何より色ぽ~~い
キラリ~ン
蒼井優ちゃんは真摯な舞台だし、余裕の麿さん、村井さん、高橋さんは舞台を締めておられた。
浦井君はあの“男前”の浦井君?っていうくらい弾けて自由自在で面白い!←目から鱗
カーテンコールで麿さんの感性の若さには驚いた。
でも、やっぱり私には、粟根まこと(石田三成)さんや橋本じゅん(前田慶次郎)さんも良いけれど、
“おっさん新太が兎に角、カッコイイ”←おっさん好き
麿さんも良いな~
最近は宝塚より新感線の舞台にテンションが上がってしまう……
今日、宝塚雪組『ブラックジャック 許されざる者への挽歌』を見てきました。
ヤンさん(安寿ミラ)の前でクールまっつ(未涼亜希)がファンモード、下級生モードなのに驚き。
感想はまた……。
帰りの電車でチョコレートの包みを抱えたおじさまが多数おられました。
今日がバレンタインデーだということを痛感しました。
日曜日11時公演、そして月曜日の宝塚月組『ベルサイユのばら』の千秋楽に行ってきた。
一昨日はお買い物に出かけたので昨日はダウンしていた。
2公演ともまさき君(龍真咲)のオスカル、みりお君(明日海りお)のアンドレだ。
感想よりまず、千秋楽の様子を忘れないうちに書いておきたい。
退団者は花瀬 みずか・華央 あみり・愛風 ゆめ・天翔 りいら(敬称略)。
あーちゃん(花瀬みずか)はまみちゃん(真琴つばさ)時代からとても可愛い娘役さんだな~って思ってきた。
まみちゃんが退団後初めて大阪でイベントをなさった時、来てくださった。
トップ娘役さんになられるか?と思っていたが、副組長さんとして長く拝見させていただいたことは月組好きとしては嬉しかった。
お疲れ様でした。お幸せに
あちょう(華央 あみり)は勿体無い男役さん。
今回のロベスピエール役は目を引く大きさで見せてくださった。
大階段を降りられる歩き方は男役そのもので萬けいさん(萬あきら)さんを彷彿させた。
月組は大事な脇の男役を失った。勿体無い
「宝塚男役 華央 あみり」とおっしゃたのには泣けてきた。
ゆうひちゃんが花組組み替えの時、バウホール公演千秋楽で「月組男役 大空祐飛」とおっしゃったのに大泣きした記憶が思い出された。
愛風ゆめさんは芝居が上手な娘役さんなのに、これまた勿体無いと思った。
でも、ご本人のお気持ちと違ったのかもわからないと退団挨拶を聞きながらつらつらと思った。
ごめんなさい。天翔 りいらさんは知らない。とても綺麗な方で男役より娘役さんの方が良かったのでは?と感じた。
カーテンコールは3回だったと思う。
退団者からの一言はなし。
銀橋渡りもなし。(銀橋を渡り切れるのはほんの一部の人。退団者もトップと一緒じゃなきゃ渡れないと記憶しているけれど……違ったかな?)
退団者のファンの方はどう感じられたかしら?
2回目は前方センター(5列目くらい?)の方がスタンディング。
パラパラ帰宅される方も有り。
3回目は私(10列目)の前の方はスタンディング。
これだけ盛り上がった公演『ベルサイユのばら』の千秋楽とは思えなかった。
組長(越乃リュウ)がみりお君の組替え紹介もなさらなかった。
もし、東京公演千秋楽でみりお君の挨拶があれば宝塚大劇場に通う(大劇場しか行けない)月組好きの客は偉く馬鹿にされたものだと感じる。
どのような事情があるにせよ、歌劇団は『組』のファンをどのように考えておられるのだろうか?とつくづく思った。
みりお君は感慨深そう(少し涙目?)に大劇場を見渡しておられたように感じた。
なんか変
前回『ロミオとジュリエット』の千秋楽の時も感じたが大劇場の雰囲気と舞台の雰囲気が一致しない。
前回、恒例月組ジャンプをなさらなかったのに今回はなさった。
あんまり大騒ぎする千秋楽も好きではないがなんか一貫性がなく違和感……。
チケット出しの時は雨が降っていてチケットカウンター前だったが、お見送り時は雨が上がって良かった。
この文でご気分を害された方がおられましたらお許しくださいませ。
今日は生徒さんに感じたこと。
またまた偉そうに言いたい放題ですのでファンの方に先に誤っておきます。
アンドレ=まさき君(龍真咲)
昨日までオスカルを演じていて初めてのアンドレ。
包容力があり、素敵なアンドレだった。
オスカルの影、辛抱役である。
細かな感情の流れは所作を進めてゆかなくてはいけないからこれからの楽しみとしておこう。
〝今宵一夜〟の手の使い方が色っぽく、おばちゃんは「オッ」と思った。
ロザリー=ちゃぴちゃん(愛希れいか)
可愛い。きちんと大変な膝折をされていた。
あまり出番がなくトップ娘役としては可哀想な役付きだが、オスカルへの想い、ベルナールへの愛は表現されていた。
オスカル=みりお君(明日海りお)
オープニングは緊張なさっていたが芝居が始まるとキラキラ輝くオスカルだった。
オスカル初日なのでメリハリが感じられなかったが人物の造詣は正しいと感じた。
アンドレを愛する乙女であった。
フェルゼンと対峙しておられる時は泣いておられた気がした。
ベルナール=美弥るりか
やはり、この人の芝居の持ち味は月組だった。
馴染んでこられた。
カッコ良い黒の騎士の場面も見たかったな。
アラン=マギー(星条 海斗)
マギーのアラン、期待してたのだけど……
ダメー
アランはゴロツキじゃない
屈折した貴族だよ
ある意味、とても難しい役と思う。
基本から考え直して欲しいと思った。
ジェローデル=珠城 りょう君
体格が良いから見栄えがするかと思ったがやはり、佇まい・歩き方・マントの扱い方など課題が多かったように思う。
去り際はあくまでも颯爽
としていなくては
フェルゼン=紫門 ゆりや君あはっ
もう、可愛い
フェルゼンじゃな~~い
何処をどう変えたらわからないくらいフェルゼンじゃな~い。(ゴメンネ)
ジェローデルと代わった方がよくないかしら?
バウ初主演、珠城くん上げだからこうなったのかしら?
正副組長。
ブイエ将軍=越リュウ(越乃リュウ)
一番目立つブイエ将軍ではないだろうか?
最前列で踊ってる。
ジャルジェ夫人=あーちゃん(花瀬 みずか)
子供が5人もいるように見えない若いジャルジェ夫人だわ~
可愛いエトワールに涙
寿かしら?幸あれと願うわ。
衛兵隊員さんとその家族がバラバラに立っておられるから組み合わせがわからなかった。
その分、情愛が薄く感じられた。
それに、台詞を言われる方が上手くない……
月組の若さがでたかな?
舞台の上はあくまでも役で立っていて欲しい。
みなさん、お疲れぎみなのか?つらつらと考えるとパワーが不足していた気がする。
これからが月組総力をあげての公演になると思う。
オープニングの幕は薄幕だけでよかったのではないかな~~?
フィナーレのボレロも突っ込み所いっぱい。
何か文句の方が多い気がするけれど、キラキラ
の宝塚の公演だし、ドキドキできるし、まさき君のオスカルも見に行かなくちゃ
- 昨日、2013年月組『ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編~』(龍真咲・明日海りお/蘭寿とむ・壮一帆・龍真咲・明日海りお)を見に行ってきた。
~オスカルとアンドレ編~となっているがフェルゼンとアントワネットの恋が登場いしないバージョンだ。
オスカルはみりお君(明日海りお)、アンドレはまさき君(龍真咲)。
みりお君がオスカルを演じる初日だったらしい。
最初の客席降りから緊張なさっているのがわかった。(プレッシャーは凄いものなのだろう)
とても美しいオスカルだ。
アンドレのまさき君もとても凛々しく美しい。
これがないと宝塚!『ベルサイユのばら』は成り立たない。
この作品は今回、植田紳爾先生だけでなく鈴木圭さんも演出を担当なさった。
どこをどう担当されたかわからないが植田先生演出よりサラッとした感じを受けた。(1部)
植田先生の作品群、いろいろ言われるが情を感じられるところがあって私は結構好きなの。
セリフに突っ込みどころがあって「とても申し訳ないな~」と思いつつ一人突っ込み笑いを何度かしてしまった。
‘皇帝陛下、御出座~~~’←遠山の金さんか?暴れん坊将軍か??
締めなきゃいけない1部ラストにあれはダメだろう?
1部は近衛隊から衛兵隊に移ってきたオスカルが衛兵隊員と信頼を深めてゆく場面だが少しダレている気がした。
2部のお決まりの名場面(今宵一夜とワイン毒殺)はお二人の無理な態勢への努力に驚くと共にドキドキさせていただいた。
最後のワクワクドキドキする見せ場ふたご座のカストルとポルックスが映し出され、銀河を馬車に乗ったアンドレが迎えに来る場面だが、2006年にも使用したクレーンを使い客席までせり出してきた。
涙するのを忘れて嬉しくなってしまった。
私が『ベルばら』で一番好きな曲は〝我が名はオスカル〟
1991年月組公演~オスカル編~でかなめちゃん(涼風真世)が初めて歌われたと記憶している。
The Rose of Versailles 91 - Wa ga na wa Oscar ベルサイユのばら」-オスカル編
その曲を心待ちにしていたが歌われなかった。
何故か?と記憶をたどり、オスカルの解釈が昭和の『ベルばら』に近いのではないか?と思った。
今回の作品のオスカルは人間としての葛藤が薄かった気がする。
まさき君のオスカルも見てみないとわからないが……
みりお君オスカルのせいか、どうしても一番近い作品2006年雪組~オスカル編~コムちゃん(朝海ひかる)のアンドレを愛しながらも頼らない一人の人間として苦悩し闘ったオスカルを思い出してしまった。
まだ1回しか見ていないので何とも言えないが群衆芝居が上手いはずの月組がそれをできていなかったと思う。
長くなってしまった。
生徒さんについてはまた書きたいと思う。
高校時代、毎週雑誌‘マーガレット’が発売されるのを心待ちにし、授業中回し読みをした池田理代子先生原作の『ベルサイユのばら』
私の宝塚観劇歴と重なる我が宝塚の看板作品‘腐っても『ベルばら(ベルサイユのばら)』
’
今までの作品で生で見たのは
昭和 (フェルゼン/アントワネット/オスカル/アンドレ 学年順)
1974年月組(大滝子/初風淳/榛名由梨/麻生薫)
1975年花組~アンドレとオスカル~(松あきら/上原まり/安奈淳/榛名由梨)
1975年雪組 〃 (みさとけい/高宮沙千/汀夏子/麻美れい)
1976年星組(鳳 蘭/初風淳/榛名由梨・安奈淳・汀夏子・順みつき/但馬久美)
平成
1991年月組~オスカル編~(涼風真世/杜けあき・日向薫・天海祐希・大浦みずき)
フェルゼンとマリー・アントワネットが登場しないヴァージョン
2001年星組~オスカルとアンドレ編~(安蘭けい/星奈優里/稔 幸/香寿たつき・湖月わたる・樹里咲穂)
2001年宙組~フェルゼンとマリー・アントワネット編~(和央ようか/花總まり/彩輝直・水夏希)
2006年星組~フェルゼンとマリー・アントワネット編~(湖月わたる/白羽ゆり/安蘭けい・朝海ひかる・貴城けい・大空祐飛・水夏希・霧矢大夢/安蘭けい・立樹遥・柚希礼音)
2006年雪組~オスカル編~(朝海ひかる/湖月わたる・春野寿美礼・瀬奈じゅん・貴城けい・水夏希)
見ていないのは
1989年雪組~アンドレとオスカル編~(朝香じゅん・紫苑ゆう・麻路さき/仁科有里/一路真輝/杜けあき)
1989年星組~フェルゼンとマリー・アントワネット編~(日向薫/毬藻えり/紫苑ゆう・安寿ミラ・涼風真世・一路真輝・大輝ゆう/麻路さき)
1990年花組~フェルゼン編~大浦みずき/ひびき美都/紫苑ゆう・安寿ミラ・涼風真世・真矢みき/朝香じゅん)
備忘録です。
2012年1月からの観劇履歴
1.9 ドラマティックライブ 「AHENA-アテナ-」 大阪城ホール
1.15 宝塚雪組 「インフィ二ティ」 宝塚バウホール
1.17 宝塚星組 「オーシャンズ11」 東京宝塚劇場
1.18 劇団AUN 「十二夜」 赤坂RED/THEATER
1.24 宝塚花組 「復活/カノン」 宝塚大劇場
2.5 宝塚宙組 「ロバート・キャパ 魂の記録」 宝塚バウホール
2.15 宝塚宙組 「仮面のロマネスク/Apasionado!!Ⅱ」 中日劇場
2.18 音楽劇 「カラミティ・ジェーン」 シアタードラマシティ
3.4 宝塚月組 「エドワード8世/Misty Station」 宝塚大劇場
3.17 DANCIN`CRAZY 2 梅田芸術劇場メインホール
3.22 宝塚雪組 「ドン・カルロス/Shining Rhythm!」 宝塚大劇場
4.5 宝塚月組 「エドワード8世/Misty Station」 東京宝塚劇場
4.5 DANCE ACT 「ニジンスキー」 天王洲 銀河劇場
4.13 宝塚宙組 「華やかなりし日々/クライマックス」 宝塚大劇場
4.22 同上 〃
4.28 いのうえ歌舞伎 「シレンとラギ」 梅田芸術劇場メインホール
5.5 宝塚花組 「近松・恋の道行」 宝塚バウホール
5.7 宝塚宙組 「華やかなりし日々/クライマックス」 宝塚大劇場
5.13 同上 〃
5.14 同上 〃
6.22 宝塚月組 「ロミオとジュリエット」 〃
6.29 同上 〃
7.19 同上 〃
7.23 同上 〃
8.11 「クランドルクラックス」 サンケイホールブリーゼ
8.11 姿月あさとディナートーク「音楽と私」 太閤園ダイヤモンドホール
8.12 宝塚花組 「サン=テグジュペリ/CONGA!!」 宝塚大劇場
9.23 「ラヴ・レターズ 中村獅童×真琴つばさ」 パルコ劇場
9.30 宝塚宙組 「銀河英雄伝説@TAKARATUKA」 宝塚大劇場
10.4 同上 〃
10.16 「デュエット They‘re Playing Our Song」 シアタードラマシティ
10.18 宝塚雪組 「JIN-仁-/GOLD SPARK!」 宝塚大劇場
10.18 宝塚月組 「春の雪」 宝塚バウホール
10.22 ウィーン版ミュージカル「エリザベート20周年記念コンサート」 梅田芸術劇場メインホール
11.2 フランス版ミュージカル「ロメオとジュリエット」 〃
11.8 宝塚雪組 「JIN-仁-/GOLD SPARK!」 宝塚大劇場
11.14 宝塚月組 「愛するには短すぎる/ヒート オン ビート」 梅田芸術劇場メインホール
11.17 「デートリッヒ」 森ノ宮ピロティホール
11.25 宝塚花組 「Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)」 宝塚バウホール
11.26 「エリザベート スペシャル ガラ コンサート」 梅田芸術劇場メインホール
11.29 「エリザベート スペシャル ガラ コンサート」 〃
12.11 「ぼくに炎の戦車を」 〃
1年は早いな~
この間、未涼さんの「インフィ二ティ」で喜んでいたと思ったのに…
アハハチャ・スンウォンさんで始まり終わったわ。
これだけ行かせてくれた病気の主人に感謝~~
女優陣。
何役もなさっている方まで、下品な方がおられなかった。
テレビ、映画、CMでお馴染みの広末涼子さん。
しっかりと芝居をなさり、アドリブにも対応できる自然体の女優さんだなって感じた。
クールな方かな?って思っていたら、おキャンで真摯な方だった。
カーテンコールの最後で上手から下手まで走り抜け 、その後、端におられたジョン・テファさんのお隣に位置されてた。
馬渕 英俚可さん、この方は安心して見ていられる。
芯がとってもしっかりした女優さんのように思う。
ちょっと情念を感じさせる青木さんとのラブシーンだった。
とっても空気を和ませ台詞の間が上手く面白く可愛かったラブちゃん(福ちゃん)、星野園美さん。
舞台は主役だけでないと思わせてくださる上手い方だった。
そしてそしてヤンさん(安寿ミラ)
パンフレットの後ろにスタッフの名前が載っていた。
振付 ANJU(アンジュ)
女優さんだけでなくスタッフさんとしても参加されていることが何かとても嬉しかった。
ダンスも歌も上手く、綺麗で粋で力持ち、酸いも甘いも噛み分けた感が漂っているみすずさん。
直樹の同僚で朴先生の片思いにほだされる。
障子の開け閉めのパフォーマンスは手を詰められないかとドキドキした。
先生の頬にキスするみすずさんはとても可愛かった。(ヤンさんが可愛かった。)
最後の直樹が詩を朗読する場面では涙を浮かべておられた。
ヤンさんが舞台で涙を流されるのを初めて見た。
そしてカーテンコールでも泣いておられるのを初めて見た。
そしてとても嬉しそうだった。それを見てやっぱり嬉しかった。
この舞台に出てくださったことに感謝~
もうお一方、韓国映画では超有名な根本理恵さんのお名前がスタッフの中にあった。
今日は“なんじゃこりゃー!”って思った俳優さん。
(ご不快に思われる方がおられましたらお許しくださいませ。)
やっぱり、香川照之さん。
なんと形容してよいかわからない。
今まで色々な芝居を見てきた。
天才だと思ったのは好き嫌いは別として作家としても俳優としても野田秀樹さん。
香川さんの場合は天才なんだけど、なんか泥くさ~い天才。
足の悪い清彦さんを身体で演じることがどれだけ大変かということと同時にその大切さを存在感と共に表現してくださった。(あれだけ叩いて痛いだろうな)
セリフだけでなく舞台は身体で演じることだと思っている私を感動させてくださった。
つばきシャワーは時々見かけるが今回涙、よだれシャワーで大奮闘(でも、それが汚く感じない!
)
韓国人と日本人のハーフという難しい役のアイデンティティを全身全霊で演じておられた。
韓国語も上手かった。
合言葉“山” “川”と字幕には出ていたが“ペクトゥサン” “ハルラサン”とおっしゃっていたような…
最後、松代さんに後ろから抱きつかれ、その手を握っておられたのは宝塚だった!
カーテンコール1回目、客席に対し歌舞伎の“見栄”を切っておられた。
香川さんは韓国映画にも造詣が深いようだ。
ソン・ガンホssiと共演してみたいとか!実現すれば楽しみな映画が!
二人目は青木崇高さん。
初めての舞台らしい。
それなのにあの存在感。
客席に対する間。上手い
発声がしっかりしておられるのか?喉が強いのか滑舌も良かった。
役に対する解釈も嫌味な奴になりがちな所を孤独で愛嬌のある人物に作っておられた。
映画、テレビだけでなく舞台でも先が楽しみな俳優さんだ。
韓国の俳優さんには触れていないがやはり舞台歴が長い長老役ジョン・テファssi。
生きている悲しみ、綱渡りの芸に憧れた若い南星を事故で失った時の悲しみが身体から感じられた。
2幕目幕開きに綱渡りを演じてくださる清水恒雄さん。
本当の男寺党の伝統芸を受け継ぐ方だと思ったらパフォーマーだった。
驚き!凄い身体能力だわ
お尻も痛いし、〇〇〇も痛いだろうな~
とても楽しませてもらった。
ここからはちょっとごめんなさい。(剛君のファンの、ジャニーズファンの皆様ごめんなさい。)
草 剛くん。
声があれだけ枯れていたら、ご本人はとても辛いし大変だろうな~と思った。
やはり、台詞を聞きやすく観客に伝えることが舞台は一番大事だと思う。
今回、マイクは何処に付いているのだろう?と探したがわからなかった。
最近よく見かける口元まで伸びているマイクではないので発声が大事になってくる。
基本の発声を勉強して欲しいと思った。
役柄上、怒鳴っていることが多いから枯れてしまったのだろうか?
怒り=怒鳴ることではないと思う。
最後の大事な詩の朗読がとても残念だった。
鄭さんの言う通り演じておられる感があり、もっと挫折を味わった直樹の悲しみが伝わればよいな~と思った。
悲しみが伝われば“一人ではない”と感じた時の感動が増す。
許しを得た(与えるではなく得る)時の喜びが増すと思う。
静かに台詞を言っている直樹のとてもピュアな部分は草くんの持ち味と相まってとても良かった。
高田 翔くん。
高田くんも怒鳴っていることが多いから声が枯れて…その上、ただ、台詞を言っているだけ感が…
段取り通りに動いて台詞のキャッチボールができていないように感じた。
ただ、香川さんと和解して抱き合う場面では心が動いたような芝居をなさっていたように思った。
相手役が香川さんなんてとっても嬉しいことを経験できたのだから、若いし、これから心から動く芝居を頑張って欲しいな~
と思った。
最後にチャ・スンウォンssi。
とってもキュートな方だった。
初舞台を楽しんでおられる気がした。
どちらかというと役柄もあるのか受けの芝居。
台詞の字幕を読まなくてはいけないから芝居を見るのとが半々になってしまう。
何を言っておられるのかわからないが、スンウォンssiの芝居だけを見ている方が感情が動かされる。
身体が黒板に当たって外れた時は律儀に「ごめんなさい」って日本語であやまっておられた。
とっても笑い上戸な部分も見せてくださった。
広末さんの“アイーン”のアドリブに吹き出してしまわれ、台詞が言えなくなってしまわれた。
剛くんに写真を撮ってもらう時も照れながらも“アイーン顔”でニッコリ
一番の見せ場、日本最後の綱渡りでは深呼吸で息を整えておられた。
スンウォンssiにとっては初舞台、それも海外での公演。
よくこの舞台の出演を承諾してくださったと思う。
キム・ウンスssiはじめ男寺党を演じられたすべての韓国俳優陣にカムサハムニダ~
明日は色々ありながらもシャッキーンと生きている女性陣の感想を書きたいな……
『ぼくに炎の戦車を』の主題の他にもう一つ、 “情” が描かれていたように思う。
事情を背負った孤独な心が描かれていたと思う。
男寺党(ナムサダン)という最下層の芸能集団は何処も行き場のない人の集まり。
考え方や性格のせいで一人になってしまう直樹。
呵責から心を閉ざしている清彦に対する明彦と松代。
一人で生きてきた木下と紅子
そしてクラブのみすずと朴先生。
その情の通い合いに泣けた。
ちょっと相関図 成河(永井靖男、幼馴染)
↓ 片思い
草剛(柳原直輝) ←兄妹→ 広末涼子(大村松代)
(朝鮮地方都市の学校教師) (大村清彦の二度目の妻)
↑ ↑
友情 夫婦
↓ ↓
チャ・スンウォン(李淳雨) 香川照之(大村清彦)
(放浪芸人・男寺党の一員から頭に) (元男寺党、クラブの経営者、
日本と韓国のハーフ)
↙ ↑
同志・親友・資金提供 親子
キム・ウンス(高大石) ↗ ↓
(男寺党の元頭領、反日活動家) 高田翔(大村明彦)
(清彦の別れた前妻の子・父を憎む)
↑
安寿ミラ(みすず) 胡散臭い商売の仲間に引き入れる
(清彦が経営しているクラブの女給さん) ↑
↑ 求愛 青木崇高(木下高史)
キム・ムンシク(朴 鐘茂) (一攫千金を狙い渡韓)
(直輝の同僚の教師、後にみすずと一緒に暮らす) ↓ 片思い→結婚?
馬渕 英俚可(紅子)
(清彦が経営しているクラブの女給さん)
直樹だけは最後、一人で旅立つのだが心は一人ではない。
一番、可哀想なのは靖男かな?(でも、明るいから大丈夫か)
芝居の中で直樹が語るもう一つのウィリアム・ブレイクの詩が好きだ。
「生まれた喜び」という詩のようだ。
“僕にはまだ名前がない
生まれてまだ二日なんだ“
どんな名前がいいかしら
“ぼくはとっても幸せだから
喜びの名がいいな“
いつまでも喜びが続きますように!
可愛い喜び
愛らしい喜びはまだ二日
あなたを喜びと呼びましょう
あなたは微笑み
私は歌う
いつまでも喜びがつづきますように!
昨日見てきた『ぼくに炎の戦車を』の感想です。
この感想にご不快を覚えられる方があった場合はお許しくださいませ。
俳優陣、渾身の舞台だった。
だが、凄い舞台なのだが凄い舞台を見たというより、それ以上に凄い場所に立ち会わせていただいたという感がとても強い。
今、この内容の舞台をする意味深さ、そしてよく上演なさったと拍手を送りたい。←偉そうですみません。
日本千秋楽、スタンディングオベーションの中で韓国の俳優陣と日本の俳優陣が舞台で抱き合う姿を見てこの姿が国と国の間でも起こればよいな~と感じ、とても感慨深く涙が溢れてきた。
(逆に言えば、起こり得ないだろうな~思うから涙が溢れ出たのかもわからない。)
両国の人が心に“炎の戦車”を持ち続ければ可能になるかもしれない……
何回かのカーテンコールの中、作・演出の鄭 義信(チョン・ウィシン)さんが客席から舞台に上がられ胴上げをされておられた。
主演の草 剛くんは本当におとなしい穏やかな人だな~って感じる場面もあった。
(感慨深く一人ポツンと客席を微笑みながら見ておられた時、隣におられた香川照之さんに2階3階のお客さまのも答えるように即されておられた。それがとても新鮮で可愛かった。
)
スンウォンssiは舞台を去られる時、トッコピース(横)を何度もなさっていた。
舞台を見る醍醐味、俳優陣と観客のキャッチボールを感じさせてくださった作品に感謝をしたい。
お一人お一人語りたいがまず、作品についてーー
日韓併合中の京城(ソウル)近郊が舞台。
そこに息づく日本人、韓国人、日韓ハーフの人達のそれぞれの人生のお話。
日韓併合中の韓国が舞台なのでテーマが少し重い分、笑いを随所に入れておられた。
ただ、(私は関西人だから慣れているが)3回繰り返される吉本新喜劇的笑い
、少し品のない笑い(ふんどし姿)
は時間を短縮できたかな?と思った。
ふんどし姿はじめ笑いを担当しておられた身体能力の高い成河(ソンハ)さんは大変だっただろうな~と感じた。
(ワォ11年第18回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞されている
)
映画『王の男』で描かれていた男寺党(ナムサダン)の素晴らしい芸、綱渡りが生で見れたのは感動した。
スンウォンさんの最後の綱渡り、息づかい、緊張感が役柄と相まって伝わってきて心が震えた。
明日また続きを書きたいです。
主題とも言える『ぼくに炎の戦車を』という題名の由来は?
(Wikipediaより)
18世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの預言詩『ミルトン』(Milton)の序詩に曲を付けた聖歌“エルサレム”の中の一節。
(原詩のタイトルは“And did those feet in ancient time”(古代あの足が)だが、一般に「エルサレム」の名で知られる。)
第一次世界大戦中、イギリス国民の愛国心を高揚させる音楽が必要と作られたが、ブレイクの詩が語っているものは、あらゆる権威や権力に屈することのない自由な精神活動を続けていくことの決意宣言である。
古代 あの足が
イングランドの山の草地を歩いたというのか
神の聖なる子羊が
イングランドの心地よい牧草地にいたなどと
神々しい顔が
雲に覆われた丘の上で輝き
ここに エルサレムが 建っていたというのか
こんな闇のサタンの工場のあいだに
ぼくの燃える黄金の弓を
希望の矢を
槍を ぼくに ああ 立ちこめる雲よ 消えろ
炎の戦車を ぼくに与えてくれ
精神の闘いから ぼくは一歩も引く気はない
この剣をぼくの手のなかで眠らせてもおかない
ぼくらがエルサレムを打ち建てるまで
イングランドの心地よいみどりの大地に
明日、梅田芸術劇場に『ぼくに炎の戦車を』を見に行ってきます。
ストーリーも知らず、全く真っ白な状態です。
『アテナ』の大阪城ホールイベントで生スンウォンssiは豆粒で見ているけれど、
舞台で見れるなんて思いもかけませんでした。
トッコ・ジン、どのような芝居をなさるのでしょう??
共演の香川照之さん。
先日テレビ中継の市川中車お披露目公演で『将軍 江戸を去る』を見たが
生で見るのは初めてです。
(馬渕 英俚可さん以外は初めて)
それより、ヤンさん(安寿ミラ)の役は??
とても楽しみです。
今年最後の観劇です。
29日夜公演、ずんちゃん(姿月あさと)と花ちゃん(花總まり)がトートとエリザベートを演ずる宙組バージョン。
宝塚で公演されていた時は立ち見をしてまで見た記憶がある。
本当に歌が好きで退団さなってからも音を楽しみながらご自分のペースで歩き続けておられるずんちゃん。
そのずんちゃんの歌を聴くときはいつも全身を耳にしている。(なんか、そうしなきゃいけないような気がして)
もう、凄かった。
多分、“最後のダンス”は聴かせてくれるだろうと期待していたが、想像以上のシャウト、席で乱舞狂気し、オペラを落としてしまった。
一路さんもテクニックが凄いな~って思ったけれど、ずんちゃんもまた違うテクニシャン。
天性の喉の強さ、声量の多さ、やはりずんちゃんは歌うために生まれてこられたと思ってしまった。
ずんちゃんは芝居が下手って言われているけれど、私はずんちゃんの芝居も好きだった。
昇天場面で何度泣いたことか……
その場面が目の前に広がった。
最後にトートがエリザベートを胸に抱きながら客席を見渡す所がとても好き←宝塚~
久々の〝ちが~~~う〟も聞けて懐かしかった。
順番に感想を書きたい。
花ちゃん……私は『雪之丞変化』の浪路からのファンである。
彼女の声質、立ち姿の美しさ、佇まい、台詞の言い方がとても好きだ。
初演のエリザベートで“私だけに”を聞いた時は本当に鳥肌が立った。
宝塚時代のエリザベートは硬質な魅力だったが、今回のガラコンサートでは柔らかさ(良質の色気)が出て一人の女性としてとても魅力的だった。
女性として人間としてとても柔和になられた姿を見てとても嬉しくなった。
少女期の無邪気さ、フランツ・ゾフィーとの葛藤を経て晩年期への声質の変化は〝あっぱれ〟だった。
ドレスの着こなし、歩くときの持ち上げ方、小道具(扇子など)の扱い、気品、などなどなど宝塚現役の娘役さんにも見習って欲しい点が多々あった。
スカイステージで蘭乃はなちゃんが花ちゃんと対談なさっていたのを見て思った。
蘭乃はなちゃんには申し訳ないがいっぱい一杯いっぱい一杯お勉強することがあると思う。
しょうちゃん(榛名由梨)と3月にバウで『永遠物語』の公演があると話しておられたが行きたいと思う。
フランツ役ゆきちゃん(高嶺ふぶき)……相変わらず美しい白い地化粧は雪組伝統か?
(ごめんなさい。)
やはり人の一生を演じる上で大事な変化をとても上手く表現なさっていた。
私は若々しい青年期が好きだ。
ラストの見せ場、「最後通告」ではトート閣下との対決に迫力があり説得力があった。
宝塚時代より少し歌に癖があって最初聞いたときは音符どおりに歌って欲しいな~って思った。
黒の軍服姿がとてもとても綺麗だった。
ルキーニ役 轟ちゃん(轟 悠)……唯一、現役男役としての参加。
キャハー初演時も狂気の男だったけれど(失礼
)今回もそれ以上の狂気、狂喜の男。
トート閣下の下僕、崇拝者ルキーニ。自由自在に舞台を楽しんでおられた。
そんな轟ちゃんを見て、なんて可愛いのだろうと思った。
(3番手気分で凄くのびのびなさっている。私は〝正統宝塚男役〟を演じておられる轟ちゃんより好きだ。)
トート閣下も見たいし、ルキーニも見たいオペラが右へ左へ…忙しいのなんのって
舞台上に居られる時は常に芝居をなさっていた。
ルキーニ役 わたちゃん(湖月わたる)……轟ちゃんと比較されるから大変だけれど違う役作りで見た目は男で濃いルキーニだった。
あまり動かず、ストーリーテラー(物語進行)に徹しておられたような気がする。
歌も宝塚時代より上手い
マダム・ヴォルフ役の絵理ちゃん(嘉月絵里)との場面は同期でとても楽しそうで色っぽい。
頬にキスされ、真っ赤な口紅が付いていた。
ここまで。少し長くなってしまった。
公演に行く時、梅田でガイチ(初風 緑)らしい方とすれ違った。
マスクをしておられたが細身にハットで見るからに一般人とは違うスタイルの良さ。
雪組初演を除き歴代の中で私はガイチのフランツ(月組)が好きだった。
抑制が聞いていて、低音部が響く。
今回のガラコンサートでは聞けなかったのが残念だった。
花組エリザベートではとても強いエリザベートだったみどりちゃん(大鳥れい)も見たかったお一人だ。
タータンのルドルフも見たかった。
帰りに友人と話したのだが、二人の感想は一致。
・ ガラコンサートだったけれど、宝塚の公演と一緒だった。
・ 2公演とも料金以上の見ごたえのある公演だった。
・ 花ちゃんはやっぱり凄い。
・ 両トートとも凄かったがトート閣下としてお迎えに来てもらうのだったら一路トートが良いな~~ と
風邪ひいてましたって、今もひいてます。
年を重ねると治りが遅いです。
お出かけしても電車の中でずっと寝てます。
家へ帰ってきたら用事をするのが精一杯。
ちょっとブログをお休みしてました。
今日、『エリザベートガラコンサート』雪組初演メンバーバージョンを見てきました。
といっても
トート閣下 いっちゃん(一路真輝)
フランツ ゆきちゃん(高嶺ふぶき)
ルキーニ 轟ちゃん(轟 悠)
エルマー ねったん(夢輝のあ)
そして、“エリザベート”は我が娘役 お花(花總まり) だけなんだけど…
〔東京ではルドルフがターちゃん(香寿たつき)とあっこちゃん(朱みちる)が参加〕
もう、素晴らしい、素晴らし過ぎます
宝塚初演で『エリザベート』好きになってから数多くの『エリザベート』を見てますが、いっちゃんの闇の帝王、トート閣下を上回る方はいないと思ってます。
無駄な動きがなく、あのゾーーとするような美しさと冷たさ。 “死”
目力が半端ないです。
そのトート閣下をこの目でもう一度見ることができるとは…。
カーテンコールは感無量でした。
ちょっとコムちゃん(朝海ひかる)の表情があまり変わらなくて残念だったけれど(現役時代と解釈を変えておられたような……)他の演者さんもとても素晴らしかったです。
お花のことは宙組バージョンも見るのでその後で書きたいです。神々しい美しさ
っていうのはお花のエリザベートの為にある言葉かと……
昨日だったか??スカイステージで春日野八千代さんの追悼番組をなさっていた。
春日野先生のお言葉、“品格、舞台上での行儀のよさ、謙虚さ”があった舞台だった。
追記:
ごめんなさい。
初演『エリザベート』にご出演なさっていた方を、もうお一人忘れてました。
ゾフィーの取巻きのお一人、最初から全く誰かわからなかった葛城七穂さん。
ずんちゃん(姿月あさと)やあっこちゃんの同期でゆきちゃんと退団同期、長身で脇で素敵な男役さんでした。
声優さんになられてからは外国ドラマでお名前を探したこともありました。
宙組感想はまた…
ずんちゃん、凄い歌唱だった
まだ、宝塚雪組『JIN-仁-/GOLD SPARK!』に行った感想を書いていなかった。
下級生の時から雪組生え抜きとして見てきた音ちゃん(音月 桂)と宝塚の娘役さんらしい舞羽美海ちゃんのさよなら公演。
『JIN-仁-』は人気漫画が原作でテレビドラマでも作られ人気がでた作品。
テレビとは少し設定が違った。
テレビでは仁の恋人と遊女・野風(愛加あゆ)が瓜二つだったが、舞台では橘 咲(舞羽美海)だった。
テレビではパラレルワールドを描いていたような記憶があるが、舞台ではタイムトラベル?として扱っておられたような気がする。
サヨナラ仕様もあり泣かせるが全体に明るい舞台だと思う。
もう十年くらい前になるか、同じ雪組公演、岩崎彌太郎を描いた『猛き黄金の国』と同じ感じを受けた。
あの公演も多くの人物を扱っておられ、組全体で作品を造っておられた。
この公演も雪組の総力を感じた。
ショー、『GOLD SPARK!』
とてもオードソックスな宝塚のショー
私は好きだドキドキした。
音ちゃんが本当に歌い踊ってらっしゃる。
『アルバトロス』を思い出して泣けてきた。
11日が前楽、12日が大楽。
明日、もう一度“雪組トップスター、音月 桂”と彼女が作った雪組を見に行く。
コムちゃん(朝海ひかる)がおられた頃、下級生だった生徒さんが大きく成長されていたことがとても嬉しかった。
今の雪組、いろんなカラーの男役さんがおられて面白い。
綺麗な内幕だわ
月曜日は“エリザベート”三昧。
朝はジェーアール京都伊勢丹7階【美術館「えき」KYOTO】で行われている
『輝ける皇妃 エリザベート展』に行った。。
ただ、公開が今週末10月28日まで。
紅葉もまだだが、興味のある方はお急ぎくださいませ。
↓ 日本初公開 《星の髪飾り》。 約4~5cmくらいの小さいもの。
最初、真ん中が真珠だったがダイヤモンドに変わったと記載があった。
8つの角?には意味がある。
↑ 結婚式に使用した飾り
アクセサリーに関しては金、銀、石が多く、キラキラした宝石は少なかった。
家具、衣服も地味な感じがした。
50cmウエストの細さには驚愕だ。
扇は8種類くらい展示されていたと思うが一つ一つに意味があり面白かった。
最後にデスマスクが展示されていたがリアルで且つ美しかった。(とても素晴らしい鼻梁だった。)
私は“エリザベート”好きで生涯を知っているがご存知ない方はとても興味のある展覧会だと思う。
昼からは梅田芸術劇場で大阪公演千秋楽《ウィーン版ミュージカル「エリザベート20周年記念コンサート」》
を見に行った。
東急シアターオーブで10月26日から31日まで公演される。
http://www.umegei.com/elisabeth20/
衣装も品があり、装置は今回持ってこられてなくシンプルな道が作られていたが上手く使っておられた。
この公演で最後のエリザベート役を演じられるマヤ・ハクフォートさんが素晴らしかった。
とても強い凛としたエリザベートだった。
主要メンバーは当然だが、色々な役をなさるアンサンブルの方々の力が舞台の質を上げていたと思う。
宝塚の舞台とは違い、タイトルロールどおり、“エリザベート”が主役だった。
アンコールでトート役のマテ・カマラス、ルドルフ役のルカス・ペルマンが「闇が広がる」をおちゃらけで歌われたが、最後はやはりマヤさんに「私だけに」を歌って欲しかった。
2007年くらいから日本でのファンが増えているマテに対してのサービスかな?とも感じた。
東宝版のマテのトートは見ていないが、私としてはもう少し“死”としての怖さがあればよいな~と思った。
素の可愛いマテを見ているから先入観が入ってしまった。
この公演が“エリザベート1000回目”になられた素晴らしいルキーニ役のブルーノ・グラッシーニさんがとても印象に残った。
ちょっと衣装がパッツンパッツンのマテ