ヨーロッパ浪漫

夢に見た夫婦での海外旅行の準備から、珍道中の様子を記録しようと書き始めました。私たちの珍道中ぶりをご覧下さい。

ホテル パリス(フィレンツェの4泊)

2008-12-21 22:46:10 | フィレンツェ
フィレンツェの ホテル”パリス”

フィレンツェのホテルは、フィレンツェは駅付近が観光の中心ですし、ピサ、シエナへの移動が楽であることからホテルパリスのデラックスの部屋を選び、インターネットで部屋を確保。デラックスだから、部屋にはお風呂が付いていると言うことで決定しました。

実際に部屋に入ると、3人分のベットがあり部屋は広かったです。洗面所は2つありましたし、バスは大きく、ジャグジーの付いたお風呂でした。家内は大喜びで疲れが取れると言ってました。


ホテル全景と正面

ホテルの部屋

部屋の洗面等の水廻り

ホテル階段付近

朝のバイキング1

朝のバイキング2

朝のバイキング3

ホテルで朝食を取ったレストラン

これが私のある1日の朝食


ホテルは、フィレンツェの旧市街地の中にあり建物は非常に古いのですが、宿泊するのには十分過ぎました。広くてゆったり。満足満足。

イタリアを飛び立ち 名古屋へ(9日目その2・10日目)

2008-12-20 23:57:51 | フィレンツェ
鬼門の乗り継ぎは埼玉親子のお母さんに助けられました


飛行機は満員で、パリまで直行です。時間通りの離陸。雲も多く景色には期待もしなかったのですが、素晴らしいものが待っていたらしいのです。

エールフランス機のエンジン


飛行コースは、イタリアから海に出てパリに入ると思っていましたが。実は、イタリアの海岸沿いを飛んでそのまま、ヨーロッパアルプスの上を越えたと言うのです。
この中にマッターホルンあるの?? 拡大可能






確かに多くの雪山・アルプスは見ました。ただ山の名前を特定出来るものでは有りません。普通は天気も悪い日が多いので山は見られないらしいのですが、この日は一部天気が良く、マッターホルン、ユングフラウ、モンブランも全て見えたと、後から埼玉親子のお母さんから教えられました。私達夫婦は特定出来なく残念でたまりませんでした。沢山撮った写真の中に特定出来る山があればと思います。

短い飛行の中、美味しいサンドイッチも出してもらい、無事に乗り継ぎのパリ国際空港に到着。また、バスで飛行場2Gブロックに入りました。今回は、埼玉親子のお母さんについて、搭乗ゲートのある2Fブロックまでを空港内の循環バスに乗り込みました。

フランスの地を歩く


そして、すぐ2Fブロックに到着。ヨーロッパ出国手続きの列に並びました。長い列だったので時間がかかり、日本への搭乗ゲート前に着いたのは離陸40分前でした。乗り継ぎまで2時間はギリギリですね。

クリスマスバージョンのパリ国際空港


埼玉親子とはここでお別れです。親子は成田。私達は少し前に名古屋に向けて飛び立ちます。楽しいおしゃべりと空港内の案内ありがとうございました。

ゲートも開き名古屋行き飛行機に乗り込み、時間通りパリ国際空港(シャルル・ド・ゴール空港)を飛び立ちセントレア国際空港に向かいました。

飛行機は、JALです。機内は行きと同じで、日本語がメインの言葉として設定されていますので、日本人の私達にしては楽な飛行です。飛行機は空きが多く、私達の座席も3座席を2人を使え少し楽でした。少しは寝ましたが、ほとんど起きていましたね。機内の楽しみは、機内食、飲み物類、私はお酒飲めなく残念。

JAL機内食 夕食

軽食 朝食


映画、ゲーム(囲碁でコンピューターに3子置かせて戦いましたが大勝で勝ちました)で時間を潰しました。そうしているうちに名古屋セントレア国際空港に到着、入国手続きを済ませ、荷物引き取り自宅へ急ぎました。

イタリア旅行も無事終わりました。今回は円高下のうえ冬の旅でしたので割安の旅となりました。

フィレンツェよ さようなら(9日目)

2008-12-20 23:23:51 | フィレンツェ
もうイタリアも最後の日です

最後といってもまだ見たいものばかりです。朝食を取ってすぐに街に飛び出しました。見納めです、ヴェッキオ橋、ドゥオーモを見て、そして歩きサン・ロレンツォ教会に入りました。中の庭は整備され落ち着いた雰囲気が気に入りました。

サン・ロレンツォ教会


サン・ロレンツォ教会の庭


入り口を変え聖堂を見ました。そして急ぎ、最後の目的地のメディチ家礼拝堂に入りました。礼拝堂は、豪華そのものです。ミケランジェロによる白い大理石の彫刻の墓標により飾られ、金銀宝石の装飾品。ドゥオーモに比べれば小さいですが、その重厚さはピカイチですね。

皮製品市場が準備する姿を見ながらホテルに戻りチェックアウトして、フィレンツェ駅に移動。4Km郊外のフィレンツェ・ペレートラ空港に向かうバス停と思われる場所で待ちました。

空港行きバス停と思われた場所


ガイドブックでの表示、トランクを持った人に確認して、ここだと確信して待ちました。40分経ってもバスは来ません。不安になったときに1台の大型バスが来ました。

トランクを持った人がキップを売る係員に向かって行きます。

私達もその係員の所へ行き、”このバスはフィレンツェ空港に行くかと”尋ねると”NO”と言われた。

そんな時、荷物を持った日本人女性が私達の困った姿を見て通訳に入ってくれました。おかげで、係員から空港行きのバス乗り場を教えてもらえました。係員は、言葉と指で、”もっとあっちだ。”これだけで私も家内もピンと来ました。

昨日シエナ行きのバスに乗ったバスセンターです。急いでバスセンターに向かい、日本語に堪能な職員から空港行きのキップ、2人で9ユーロを払い10:30の発車まで待つことにしました。飛行機に乗る時は早めに移動しているので今回の時間ロスも問題ありません。

民間バス会社SITAのバスセンター


バスは15分足らずで空港到着。私達の後ろの席におられた旅慣れた埼玉の親子の後について空港の中に入り、エール・フランスのカウンターで名古屋セントレアまでの航空券を入手、トランクを預け、手荷物チェックを受けて空港待合室に入りました。ヨーロッパからの出国手続きは、乗り継ぎのパリ国際空港で行われることに。

フィレンツェ空港内

フィレンツェ空港 滑走路


飛行機に乗るまでの待機の時間、埼玉の親子とイタリアでのお話、海外旅行の話など楽しいお話をさせて頂きました。お子さんは小学5年生で、フィレンツェの本物の美術品を観賞の為に、学校も休み親子でフィレンツェだけの海外旅行に来られたようです。お父さんは仕事でお留守番だそうです。

お母さんは英語も堪能ですし、海外で仕事をされておられるようで、どの国際空港も熟知されておられました。頼もしいお母さんです。

お嬢さんも、小さくても旅慣れて、”あのホテルはねー”などと厳しい意見。学校の友達へのおみやげは、個別に渡すのではなく皆で食べれるもの持って帰るんだといってたのが、差別しない現代学校事情だと感じました。

飛行機への搭乗時間となり、バスで飛行機まで進み、タラップを登り乗り込みました。

タラップを上がり機内へ


満員の飛行機の為、大きな手荷物を持ち込んだ人の荷物は搭乗前に預けることになり、その場で取り上げられ機体の貨物室に直行。我が家も1個のバックが取り上げられました。(機体を降りる時にすぐに戻してもらいホットしました。)

さあ定刻に機体は乗り継ぎのパリ国際空港に向かい離陸です。フィレンツェともお別れです。

バスに乗りフィレンツェ観光(8日目その2)

2008-12-19 15:47:32 | フィレンツェ
最後のあがき

朝一番、食事前に散歩、シエナに行く前にフィレンツェの中央市場に出かけてきました。どの街にでもある市民の買い物市場で、朝7:00前より準備に入っていて、フィレンツェ市民の食が覗ける市場です。

1階は肉類、ハム類、乾物などのお店が、観光客も多いようで、お土産用の商品も。また、ここで働く日本人の方にもお会いして、買い物は日本語でもOKのお店も。数人の日本人の方がおられるようです。

肉、ハム、チーズを売るお店

一部お土産も売っています このお店には日本人が2人働いてられます


2階は野菜、果物が中心の市場です。日本では見かけないような野菜も少しありました。


野菜と果物のお店


市場からホテルに帰り朝食を取ったあと、駅からシエナに向かいました。

<<シエナ編は 昨日のブログを 見て下さい>>

シエナから帰って、まず前回入れなかったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に入りました。教会の中には、沢山のフレスコ画がありますが、注意していないと見落としてしまいます。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会


次は、前もって購入しておいた市内1日フリー券、マラソン大会の為に使えなかったので最後に使うチャンスと思い、小型バスのDコースに乗り郊外の終点まで乗車、そのバスで駅まで戻って来ました。

次はAコースでヴェッキオ橋の近くで降り、地味なサント・スピリト教会へたどり着き中に、ガイドブックにはミケランジェロの珍しい木製の”十字架像”があるとのことで探しましたが有りません。仕方なく、教会の関係者にガイドブックの写真を見せて、この像はどこですかと尋ねたら、ついて来いと、まず1つ目のドアの奥に案内してくれ、そのまた奥のカギの掛かった部屋のカギを開けて中のミケランジェロの”十字架像”を私達夫婦と案内して頂いた方の3人でミケランジェロの木製のキリスト像を観賞させて頂き、その上ノーフラッシュで写真まで撮らせてもらいました。本当に、あの像を見ていて毛が逆立つ思いでした。お礼を言い教会を出ました。

ミケランジェロの木製”十字架の像”


近くの市庁舎(ヴェッキオ宮)に入りました。市庁舎では、午後7時より五百人広間を使いオーケストラ演奏会とパーティーが開催される準備が進行中で、オーケストラも最後の音合わせをしていました。そのオーケストラの音合わせを高い場所からしばらく聞いていました。ヴェッキオ宮は、無料音楽付きの入場となりました。

オーケストラと市庁舎(五百人広間)


本日も美味しくない夕食を済ませてホテルに戻りました。今回の旅行は、イタリアは食事は美味しいという言葉に油断して調査不足でした。反省しきりです。

新しい観光都市 シエナ(8日目その1)

2008-12-19 14:24:09 | シエナ
いま整備されつつある街 シエナ

広い旧市街地は、古い石の街並みが残り、古いもの好きの観光客好みの街です。街の中も現在街並が整備されつつあります。中心には、高い塔を持つ市長舎と広い広場、近くには大聖堂、古い美術群、馬を使う奇祭もあり観光都市としては十分ですね。日本の観光会社も力を入れているところですね。

さて私達は、フィレンツェ駅隣の民間バスセンターから直通バスでシエナに向かいます。シエナには、数多くの本数が行き来しており非常に便利です。さてこの民間バスセンターで往復の切符を買おうと話掛けると、流暢な日本語で"往復か?”、How much と運賃を聞くと、滑らかな日本語で”27ユーロ”の言葉が返って来ました。耳を疑いましたね。さすがに日本人が沢山来る街、日本語が通じます、ありがたいことです。キップを買い、待ち時間ゼロのバスに乗り込みました。そして1時間後にシエナ到着。天気は曇りで観光には十分でした。

シエナの古い街並み

カンポ広場に面した市庁舎(ブッブリコ宮)


歩いてカンポ広場に、広場を歩き回り、ここの1つのレストランで軽い昼食を取りました。最後に来て、イタリアで一番美味しい味に巡りあいました。前菜はドミノチーズ生ハム撒きバルコミコ酢ソース、カルボナーラを食べました。スパは細い麺で日本人好みです。まだ、時間が早いのと、季節外れの平日ですお客は私達夫婦だけです。対応のお姉さんも親切でした。外で食べようと思っていたら、寒いので中でどうぞと言って中に入れてくれ、暖房もつけてくれました。

シエナの昼食をとったレストラン

レストラン内部


ドミノチーズ生ハム撒きバルコミコ酢ソース

スパゲティー・カルボナーラ


店を出てドォオーモ付属美術館で昔のフレスコ画を見、建物屋上からシエナの街を見て楽しみました。日本語のカタログもあり日本人観光客へも力が入っています。隣のシエナドゥオーモにも入りました。いまクリーニング改装中のミケランジェロの彫刻もガラス越しに見て来ました。綺麗なフレスコ画も沢山有りました。

シエナ・ドゥオーモ正面

ドゥオーモ側面

ドゥオーモ内のフレスコ画

ドゥオーモ付属美術館の屋上からの眺め


これでフィレンツェに帰るベくバス停に向かいましたが、またもや道を間違え、古い街並み沢山見ることになりました。まあいつものことですね。

無事バス停に着き、直通バスでフィレンツェに戻りました。シエナにいるときは雨も降らなかったのに、フィレンツェの街に近づくと雨が降り出しました。何てことでしょう。

フィレンツェでは、大市民マラソン大会(7日目)

2008-12-19 11:23:43 | フィレンツェ
観光地の一部の交通機関が停止状態

朝ホテルでトレーニング姿の泊り客がおられ、旅先でもトレーニングするんだ、ランナーは大変だなーと思って観光の為に街に飛び出しました。

ドゥオーモ広場を通り、ヴェッキオ橋を渡り、ピッティ宮殿のパラティーナ美術館をゆっくり見て歩くことにしました。ここも、有名な絵画が一杯。ラファエロ、フィリッポ・リッピ、ルーベンス、ティツィアーノ、などなどの美術の教科書に出てくる絵画の本物が目の前に。

ピッティ宮殿


美術館の中から見えた庭に行こうとしましたが、最初に買ったチケットでは入場できないとのことで諦め、次の市街地全体が展望できるミケランジェロ広場へ向かいました。昨日買っておいた市内バス1日フリー券を使うべき、バス乗り場を探しましたが、バスは来ません。途中の橋では交通規制。何ごとかと周りを見渡すと、市内で大市民マラソン大会が開かれています。ようやく見つけたバス停には、バスの運行停止らしい張り紙が。仕方なく徒歩で公園まで歩くことになりました。こんなはずでなかっです。歩いた街並みも記憶に残るとは言え、歩かなくてバスに乗れるなら・・・。

坂道を歩いてミケランジェロ広場に着きました。着いたら快晴とは行きませんが雨だけは上がり、フィレンツェの眺望を眺めて来ました。旧市街地が一望出来る場所です。

ミケランジェロ広場よりの眺め


今日はバスが走っていません、徒歩で市街地の教会へ向かいます。丘を降り、橋を渡ると、ゴールに向かうマラソン大会の沢山の人人人です。このマラソンの主催はアシックス、ゴール付近にはヤクルトのテントも。

市民大マラソン大会

マラソン大会のゴール


そんな人の波の中、マラソンのゴールの広場の一角に サンタ・クローチェ教会はあります。大財閥家のお墓が沢山ある変わった教会です。中には、メディチ家の礼拝堂もあります。


次は、皮製品市場へ買い物です。まず下調べの為、一つのお店で価格調査。次に前回家内の財布を購入したお店へ移動購入交渉。出された品も出来具合をチェック、出来の悪い品は排除、購入。ホテルに戻ってから夕食に出直しました。

いままで満足な夕食を食べていないので、満足出来る中華料理店の北京飯店に入り少しホットしました。日本人観光客が一杯で日本語の飛び交う中の夕食でした。おかげで水を頼んだだけで、日本人好みのガスなしの水が出てきました。ここでは焼き餃子、ワンタンスープ、チンジャオロース、ライスを食べました。美味しかったです。価格も手頃です。 本日も終了。


雨の中のフィレンツェ (6日目の夕方)

2008-12-18 21:45:19 | フィレンツェ
もう夕方に

意外とピサで時間を取ってしまいました。5時前なので駅前の、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に入ろうとしましたが、5時に教会を閉めるのでしょう、中に入れていただけませんでした。また後日拝観させて頂きます。

時間もあり夕食を食べるところを探しに街を歩くことに、歩いて行く途中の教会にも入りました。

サン・ガエターノ教会


高級ブティック街を歩き、皮製品市場で家内の財布を購入。作りも良く、対応もしっかりしていていました。夕食も食べホテルに戻りました。

皮製品市場

ピサの斜塔の街へ(6日目 昼間)

2008-12-17 15:34:07 | ピサ
虹のピサの斜塔

フィレンツェからピサへは、イタリア国鉄のローカル電車で1時間で到着です。いつものことで、目的の電車に乗り込んでも乗客の方にピサに行くのかの確認を怠りませんでした。到着前にも確認は行いました。電車が遅れていたようで、私達が確認を繰り返すので、後ろの乗客が、”後10分ほどですよ”と親切に教えてくれました。

ピサの斜塔 天気は最高


駅に到着後、ピサ斜塔に向かうために、バスのキップを自動販売機で購入したのですが1ユーロで1枚購入したら、5セント分の紙キップのおつりが出てきました。この紙、旅行者の私達はどうしたらいいのか。2人で往復だから4枚、20セント分どうするの??そんなこと言ってる時間はないので、日本におみやげとして持って帰るしかありませんね。

ピサのバスキップ お釣りの5セントはどうするの


10分程度で斜塔のある教会地区へ、天気は良くなり青空が広がりました。良かったですね。青空の下、写真撮影も終え、ピサの斜塔の下まで来ても、行列を作っていません。本当は、ピサには登らない予定でしたが、行列がないのを見てキップ売り場へ、30分に1回40人の入場枠が一杯空いていて、2:30入場のキップをゲット。20分後に塔に私一人登ることに。家内は塔に階段で登るのはパスしました。

ピサの教会地区に入る入り口の門 バスを降りたら門

門を入ると大きな建物が ここがピサ

ピサのドゥオーモと斜塔


そうして、10分前に私一人塔の列に並びました。そんな頃か雨が突然降り出し、雨の中斜塔に登ることになりました。塔の屋上以外は屋根が有るので問題ありませんでした、屋根のない屋上は大変でした。屋上はすべるので危なかったですね。


塔を早めに降り始めたら虹が出ていました。ピサの斜塔に2重の虹が出ている珍しい風景を見れました。家内も塔の下で雨に降られ大変だったようです。

ピサの斜塔と虹 晴れから天気は激変


塔を見終えたのちピサのドゥオーモ内を見た後、フィレンツェの帰路に着きました。帰る時も、地元の人に聞きまくりました。聞いた上に運転手さんにも聞き確認を取ります。それくらいしないと反対の方向のバスに乗りかねません。このピサでももう少しで反対方向のバスに乗るところでした。

ピサの駅に着きフィレンツェ行きの電車に乗り帰りました。帰りは1時間の旅でした。

ピサ中央駅

雨の中 ドゥオーモの頂上へ(6日目朝)

2008-12-17 11:36:32 | フィレンツェ
ドゥオーモは大きい

朝から雨が降っています。雨の中ですが、大きなドォオーモに歩いて向かいました。ここフィレンツェは、駅から近い歩ける範囲に見るべきものが集中しており、散歩しながら見てあるけるよい街です。

傘をさしドゥオーモ・礼拝堂の写真を撮りながらドームの頂上に向かう入り口に。さすが雨、朝早いこともあり観光客はほとんどいません。クーポラの頂上に500段の階段を登って行きました。お客さんも少なくドンドン登っていけます。

ドゥオーモと礼拝堂

ドゥオーモの正面の一部


ついに頂上到着、雨が降っていて風景を楽しむのは半減しましたが、クーポラ頂上からの眺めは古い街並み、レンガ色の屋根の家々の眺めは落ちつきを感じる素晴らしい風景です。晴れていたらなー。日本人も多く、沢山の方と長い階段ですれ違いました。

クーポラの頂上より


階段を降り、ドゥオーモの教会の中を見て歩きました。ここはとてつもない高さと空間です。

ドゥオーモ教会の中


フィレンツェは雨ですので、急遽ピサに向かうことにしました。フィレンツェ駅を10時台のローカル電車でピサに向かいました。

さっそく フィレンツェで 美術鑑賞(5日目後半)

2008-12-15 16:17:56 | フィレンツェ
雨がフィレンツェでお出迎え

9:55にヴェネツィア行き高速列車ESでローマを出発、1時間35分でフィレンツェに到着です。2等車は、家族や友達とヴェネツィアに向かう人で一杯でした。列車はローマを離れると田園風景が続き、時には遠くに古城もある風景が、ぶどう酒を造るブドウ畑もありました。

そんな風景を見ているうちにフィレンツェのフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のホームに列車はすべり込んで行きました。この駅は、ヨーロッパのセントラル駅形式の終着駅です。また、この駅の名前は、駅前の教会名が付けられています。駅では、雨がお出迎えです。駅から5分のホテル”パリス”に向かいましたが、インターネットで取った予約書バウチャーの地図が見づらく、雨の中、荷物のトランクを引張って探しました。ようやくホテルを見つけホッとしました。

ホテルに入ったものの、まだ12:00ですが、ホテル側の配慮で泊まる部屋に通してもらい、荷物を解き一休み。デラックスタイプで申し込んでありましたので、部屋は広く、大きなジャグジー付きのお風呂、洗面器も2つもついていました。旧市街地内ですから建物が古いのは当然ですね。

さあ、世界的な美術品を鑑賞に出発です。ローマで14:00に予約を入れておいたウフィツィ美術館に、相変わらず雨の歓迎が続いています。15分ほどで美術館に到着、予約書を入場券に交換して頂、予約時間前ですが、誰も並んでいないのでそのまま入場。混むので予約すべきは何だったのか。

ウフィツィ美術館に通じる道


まあ、ゆっくり美術鑑賞です。この美術館は、写真撮影不可なのでしっかり頭に焼き付けて帰ることにします。頭に焼き付けるのは苦手な私です、数点頭に残ればいいか。昔学校の美術の教科書に乗っている作品が次々に目の前にでてきます。この雰囲気だけで十分です。当然、入場前には、荷物のX線透視で調べ、人間は金属探知機を通らされ、傘や荷物は預けさせられる厳重さです。

この美術館より見えるヴェッキオ橋の風景はいい。


そういえば、美術館のどの部屋だったか、私が怪しい人に見えたのか、その部屋の監視員のお姉さん、私がその部屋で移動するたびに動いて私の後ろにピタリと着いてきました。私は怪しい人だったようです。

確かにすごい作品ばかりです。ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、ボッティチェッリ、フィリッポ・リッピ、カラヴァッジョ、レオナルドダビンチ、この美術館を見ないでフィレンツェを見たことにならないぐらいのインパクトはあります。

ゆっくり見て歩き見たい絵をチェックしながら見てきました。素晴らしいの一言。

ウフィツィ美術館の隣は市庁舎


美術館を見たあとは、ミケランジェロのダビデ像があるアカデミア美術館に雨の中歩いて向かいました。アカデミアの場所にたどり着いたのに入り口がありません。おかげで美術館を1週してしまい、出口は見つかりましたが入り口が見つかりません。

アカデミア美術館の裏の捨て子養育院


仕方なく、出口から出てきた観光客に”入り口はどこ”と聞く始末です。入り口の表示もなく判らない美術館です。入り口を入ると厳しいセキュリティを通り中に。

4mのダビデ像を見に行くと、手前にダビデ像と同じ大きさの未完成の大理石の像が4体、これも圧巻です。そしてメインのミケランジェロのダビデ像前に進むと、真っ白な大理石の力強さ、細かいところまで彫られた躍動感、手の血管も浮き出ている筋肉質な体の彫刻は 驚きそのものです。一度見たインパクトは・・・・。見に来て良かったと思います。

アカデミア美術館を出て夕食を食べに街をさまよいました。美味しい店にはたどりつけませんでした。駅前の日本語を話すおじさんの店で食事。本日終了。