もうイタリアも最後の日です
最後といってもまだ見たいものばかりです。朝食を取ってすぐに街に飛び出しました。見納めです、ヴェッキオ橋、ドゥオーモを見て、そして歩きサン・ロレンツォ教会に入りました。中の庭は整備され落ち着いた雰囲気が気に入りました。
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サン・ロレンツォ教会
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サン・ロレンツォ教会の庭
入り口を変え聖堂を見ました。そして急ぎ、最後の目的地のメディチ家礼拝堂に入りました。礼拝堂は、豪華そのものです。ミケランジェロによる白い大理石の彫刻の墓標により飾られ、金銀宝石の装飾品。ドゥオーモに比べれば小さいですが、その重厚さはピカイチですね。
皮製品市場が準備する姿を見ながらホテルに戻りチェックアウトして、フィレンツェ駅に移動。4Km郊外のフィレンツェ・ペレートラ空港に向かうバス停と思われる場所で待ちました。
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空港行きバス停と思われた場所
ガイドブックでの表示、トランクを持った人に確認して、ここだと確信して待ちました。40分経ってもバスは来ません。不安になったときに1台の大型バスが来ました。
トランクを持った人がキップを売る係員に向かって行きます。
私達もその係員の所へ行き、”このバスはフィレンツェ空港に行くかと”尋ねると”NO”と言われた。
そんな時、荷物を持った日本人女性が私達の困った姿を見て通訳に入ってくれました。おかげで、係員から空港行きのバス乗り場を教えてもらえました。係員は、言葉と指で、”もっとあっちだ。”これだけで私も家内もピンと来ました。
昨日シエナ行きのバスに乗ったバスセンターです。急いでバスセンターに向かい、日本語に堪能な職員から空港行きのキップ、2人で9ユーロを払い10:30の発車まで待つことにしました。飛行機に乗る時は早めに移動しているので今回の時間ロスも問題ありません。
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民間バス会社SITAのバスセンター
バスは15分足らずで空港到着。私達の後ろの席におられた旅慣れた埼玉の親子の後について空港の中に入り、エール・フランスのカウンターで名古屋セントレアまでの航空券を入手、トランクを預け、手荷物チェックを受けて空港待合室に入りました。ヨーロッパからの出国手続きは、乗り継ぎのパリ国際空港で行われることに。
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フィレンツェ空港内
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フィレンツェ空港 滑走路
飛行機に乗るまでの待機の時間、埼玉の親子とイタリアでのお話、海外旅行の話など楽しいお話をさせて頂きました。お子さんは小学5年生で、フィレンツェの本物の美術品を観賞の為に、学校も休み親子でフィレンツェだけの海外旅行に来られたようです。お父さんは仕事でお留守番だそうです。
お母さんは英語も堪能ですし、海外で仕事をされておられるようで、どの国際空港も熟知されておられました。頼もしいお母さんです。
お嬢さんも、小さくても旅慣れて、”あのホテルはねー”などと厳しい意見。学校の友達へのおみやげは、個別に渡すのではなく皆で食べれるもの持って帰るんだといってたのが、差別しない現代学校事情だと感じました。
飛行機への搭乗時間となり、バスで飛行機まで進み、タラップを登り乗り込みました。
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タラップを上がり機内へ
満員の飛行機の為、大きな手荷物を持ち込んだ人の荷物は搭乗前に預けることになり、その場で取り上げられ機体の貨物室に直行。我が家も1個のバックが取り上げられました。(機体を降りる時にすぐに戻してもらいホットしました。)
さあ定刻に機体は乗り継ぎのパリ国際空港に向かい離陸です。フィレンツェともお別れです。