ヨーロッパ浪漫

夢に見た夫婦での海外旅行の準備から、珍道中の様子を記録しようと書き始めました。私たちの珍道中ぶりをご覧下さい。

新しい観光都市 シエナ(8日目その1)

2008-12-19 14:24:09 | シエナ
いま整備されつつある街 シエナ

広い旧市街地は、古い石の街並みが残り、古いもの好きの観光客好みの街です。街の中も現在街並が整備されつつあります。中心には、高い塔を持つ市長舎と広い広場、近くには大聖堂、古い美術群、馬を使う奇祭もあり観光都市としては十分ですね。日本の観光会社も力を入れているところですね。

さて私達は、フィレンツェ駅隣の民間バスセンターから直通バスでシエナに向かいます。シエナには、数多くの本数が行き来しており非常に便利です。さてこの民間バスセンターで往復の切符を買おうと話掛けると、流暢な日本語で"往復か?”、How much と運賃を聞くと、滑らかな日本語で”27ユーロ”の言葉が返って来ました。耳を疑いましたね。さすがに日本人が沢山来る街、日本語が通じます、ありがたいことです。キップを買い、待ち時間ゼロのバスに乗り込みました。そして1時間後にシエナ到着。天気は曇りで観光には十分でした。

シエナの古い街並み

カンポ広場に面した市庁舎(ブッブリコ宮)


歩いてカンポ広場に、広場を歩き回り、ここの1つのレストランで軽い昼食を取りました。最後に来て、イタリアで一番美味しい味に巡りあいました。前菜はドミノチーズ生ハム撒きバルコミコ酢ソース、カルボナーラを食べました。スパは細い麺で日本人好みです。まだ、時間が早いのと、季節外れの平日ですお客は私達夫婦だけです。対応のお姉さんも親切でした。外で食べようと思っていたら、寒いので中でどうぞと言って中に入れてくれ、暖房もつけてくれました。

シエナの昼食をとったレストラン

レストラン内部


ドミノチーズ生ハム撒きバルコミコ酢ソース

スパゲティー・カルボナーラ


店を出てドォオーモ付属美術館で昔のフレスコ画を見、建物屋上からシエナの街を見て楽しみました。日本語のカタログもあり日本人観光客へも力が入っています。隣のシエナドゥオーモにも入りました。いまクリーニング改装中のミケランジェロの彫刻もガラス越しに見て来ました。綺麗なフレスコ画も沢山有りました。

シエナ・ドゥオーモ正面

ドゥオーモ側面

ドゥオーモ内のフレスコ画

ドゥオーモ付属美術館の屋上からの眺め


これでフィレンツェに帰るベくバス停に向かいましたが、またもや道を間違え、古い街並み沢山見ることになりました。まあいつものことですね。

無事バス停に着き、直通バスでフィレンツェに戻りました。シエナにいるときは雨も降らなかったのに、フィレンツェの街に近づくと雨が降り出しました。何てことでしょう。