農家の嫌われ者の代表格は何と言ってもこのイヌビエ
手入れの悪い稲田では、稲穂を追い越してこのイヌビエが繁茂している・・・・もうこうなってしまったら稲刈りは大変。
ひえつき節と言う民謡が有るくらいだからその昔には食料にしたのだろうが、これはイヌビエという具体だかわ別種のはず。
イネ科花だから花は全くめだたない・・・・こうして見ると麦の穂によく似ている。
撮影2015.10.5
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イネ科ヒエ属:1年草
北海道~沖縄の畑地や空き地、水田の畦などに最も普通に生育し、群生する。
茎は高さ60~120cm、平たく、直立して叢生、葉は長さ20~40cm、幅10~18mm。
表裏とも無毛、葉舌を欠き、葉鞘は平滑・無毛、基部の葉鞘はやや赤みを帯びる。
葉舌はまったくない。花序は円錐形、長さ10~20cm、小穂は密につき卵形、長さ3~4mm、通常紫褐色を帯び、短い芒と剛毛がある。
芒は長さ1~5mm、第1包穎は長さ1.5~2mm、第2包穎および第3穎(第1小花の護穎)は小穂と同長。第2小花の護穎と内穎は堅く光沢がある。
花期は7~9月