エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

パブロフの・・・

2005年10月13日 | 妄想

 中学生か高校生の頃学校で教わりましたね。パブロフ博士が犬を使って行った実験で、条件反射という生理現象を知りました。食事を与える度に音を聞かせると、今度は食事が出なくても音を聞いただけで涎が出てくるという意地悪な実験です。犬の立場になったら腹が立つと思いますよ。

 私も会社勤めを辞めてもう随分になりますが意外なところでこの条件反射を経験します。日曜日の夕方、あの笑点のオープニングのチャンチャラチャラララの曲やザエさの曲を聴くと不思議と気持ちが重くなります。楽しかった休日が終り、明日からはまた職場に戻らなければならない事実を確認するからです。ネットの投稿欄を見ていても同様の記事が見られます。多くのサラリーマンが日曜日の夕方の憂鬱さを共有しているんですね。

 映画ロッキーで流れるテーマ曲、パカパーンパカパパパーンがありますね。あれを聞くとどんなに疲れていても力が再び湧いてくる人がいるそうです。以前TVの探偵ナイトスクープでも取り上げられていました。腹筋運動をして力尽きた人にこの曲を聞かせると再び頑張りだしました。この曲にもなにか魔力があるのかもしれません。

 条件反射は音に対しての反応だけではありません。なにかをしていると別の何かをしたくなるとか。私はここ数年前からですが、朝起きて歯を磨いてると便意をもよおします。おそらくはこのパターンが何十年も続いたからでしょう。すると時刻に関係なく歯を磨くと便意を感ずるようになりました。恐ろしい事に私の中で歯磨きとウ○コが繋がってしまったんです。

 今回は下品なネタですみません。ただ単純な繰り返しは人間形成に多大な影響を与えるのは衆知の事実です。良い事も悪い事もこの繰り返しによってなる事を思うと子供に対する接し方もよくよく思案した方がよろしいかと存じます。