エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

夢の街 大阪

2005年10月08日 | 地域

 人は皆自分の住む街を良く見られたいと思います。私の住む田舎町でも同様のことで色々とPRをしています。その昔あの竹村健一先生がTVで褒めてくださった事を自慢にしてる人もいるくらいです。ただ自己評価と他人の評価はえてして食い違うものです。

 私の出身地大阪もどうやらその食い違いに悩んでるようです。しかし他県に住む私から見ればあながち当っていないとは言えない評価だと思います。

海外の大阪案内に府が反論「ヤクザの街」などは誤解

 「醜い」「ヤクザの街」――。海外のインターネットサイトや観光ガイドブックで、大阪に関する誤解やマイナス面を誇張した記述が目立つことが、大阪府などでつくる「大阪ブランドコミッティ」の調査でわかった。

 府は「予備知識のない外国人が読めば大阪の実像だと信じてしまう」との危機感から、出版元に冊子を送るなどして、イメージアップ作戦に乗り出す。

 「大阪ブランド」のPRを進める同コミッティは、今夏、府の海外事務所などを通じ、22か国のサイトや観光案内書の一部を調べた。

 米国の大手検索サイトの旅行ガイドは、大阪コーナーで「街は醜いにもかかわらず、愛されることを切望している」「(大阪人は)仕事がなくなっても、人生の楽しみ方を知っている、のんきな市民」と記述。また、「もうかりまっか」があいさつだとし、「戎(えびす)橋では若者がミニスカートの女の子を捕まえるために網を張る」などとしている。

 大手百科事典サイトは「下品なユーモア感覚から、騒々しいと思われている」と大阪人を分析。英国の大手出版社の旅行ガイドブック(2003年版)は囲み記事「The Yakuza」で「大阪はヤクザの街」と指摘する。中国で出版されているガイドブックにも似た記述がある。

 府では、引き続き各国のガイドブックを収集して内容をチェックする一方、出版元などに「正しい」情報を盛り込んだ冊子などを送り、「名誉回復」に取り組むことにしている。

(読売新聞) - 10月8日13時24分更新