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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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撮影会@いたばし花火大会

2024年08月03日 | 写真


今日は晴れ。今朝は8時半に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には青空が広がっていて大きな雲がいくつも浮かんでいる。雲に太陽が隠れて、日が陰っていた。
ベランダに出てみると、ぬるい風が吹いていて、外はムシッとしていた。団地の前庭の草むらから虫が鳴いているのが聞こえる。木々の枝が風に吹かれて微かに揺れていた。

昼近くになって日が射してきた。昼間の最高気温は35℃で、猛暑日となった。湿度が高く、東よりの風が吹いている。外に出てみると、上空には夏空が広がっていて、厳しいほどに強い日射しが照り付けていた。蒸し風呂に入ったようなうだるような蒸し暑さである。団地の前からセミがうるさいほどに鳴いているのが聞こえた。
今夜は写真部のいたばし花火大会の撮影会に行くことにしている。昨日は夏休をとるつもりだったが、予定が入って出勤したこともあり、準備を始めたのは昼前である。まず、押し入れからカメラリュック「シモダ アクション X50 バックパック」を取り出し、機材を詰め込む。

昨年の経験から今年もミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」交換レンズ「OMシステム M ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を装着して行くことにした。カメラの他に三脚レリーズ、マスキングテープといったカメラアクセサリー類とウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」スプレー式の冷感用品、レジャーシート、紙おしぼり、ゴミ袋、屋外用電池式携帯虫よけ折りたたみ携帯マットヘッドランプ懐中電灯、手拭い等を入れる。
また、今年の試みとして黒く塗りつぶした団扇を用意した他、花火大会の会場でのインターネット回線が繋がりにくくなることを想定して、事前にパンフレットをダウンロードしておいた。更に印刷したパンフレットも用意した。

事前に写真部の部長から「ビール片手に花火撮影を楽しもう」と言われていたので、ハイボール缶350mlを2本とスポーツドリンク1本、おつまみを3種類ほど用意し、これもカメラリュックに入れる。
カメラリュック「シモダ アクション X50 バックパック」はこれまで使用していたカメラリュック「エレコム GRAPH GEAR NEO」と比べて、カメラ以外の収納部がかなり大きい。あれもこれもと、カメラリュックに詰め込んでいくと、カメラリュックがかなり重くなってしまった。

午後3時前にカメラリュックを担いで家を出た。昼間に比べると少し太陽が傾いてきているものの、暴力的な日射しが照りつけていて、熱風のような風が吹いている。強い日射しを避けるように日陰を探しながら駅に向かう。駅に着くまでに全身から汗が噴き出してきて、額から汗が滴り落ちた。
駅で手拭いに「瞬間氷スプレー」を吹きかけ、首筋に当ててみた。思ったほど冷たく感じられない。カメラリュックの背当てにも「瞬間氷スプレー」を吹きかけて、カメラリュックを担いでみたのだが、あまり変わらない気がした。結局ウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」をうなじに装着して電車に乗り込んだ。

新宿駅で埼京線に乗り換え、集合場所の浮間舟渡駅に向かった。浮間舟渡駅は快速電車は停車しない。新宿駅始発の各駅停車電車に乗った。新宿駅から座っていけるので、かなり楽である。新宿駅から浮間舟渡駅までは20分ほどで到着した。
集合場所としていた駅前ロータリーのマクドナルド前でメンバーと合流した後、30分ほど歩いて荒川の河川敷に向かう。既に一般席にはかなりのレジャーシートが張られていたが、何とか場所を見つけてレジャーシートを広げた。ここに荷物を置き、カメラをセットして花火大会が始まるのを待つ。

今回、カメラのセッティングについては、以下のようにセットした。
1.モードは「Bライブコンポジット撮影」
2.マニュアルフォーカス(MF)にして、ピントは無限遠に固定
3.ホワイトバランスは電球色
4.絞りはF14又はF16にセット

太陽はだいぶ傾いてきたが、強烈な日射しに風がムシムシと感じられる。ハイボール缶を飲み、おつまみを食べながら、カメラのセッティングをする。日が沈むと、空が次第に暗くなってきて、夜風が涼しく感じられた。
花火の打ち上げは19時10分に始まった。


最初にワイドスターマインから始まり、4号玉、7号玉、10号玉が打ち上げられた。


続いてスターマインが打ち上げられると、19時30頃から芸術玉が打ち上げられた。


プログラムを見ながら写真を撮っているのだが、花火を眺めていると、時計を見ている余裕もなくなる。花火に見とれて、シャッターボタンを押すことすら忘れてしまうほどである。


19時40分頃から再び4号玉、7号玉、10号玉がそれぞれ単打で打ち上げられて、スターマインが打ち上げられる。


今年の花火大会は荒川放水路が通水されて100周年を迎えたとのことで、これを記念した特別プログラムによる花火が20時頃から打ち上げられた。


荒川を挟んで戸田橋花火大会との2大会合同花火も打ち上げられた。


花火大会は20時30分に終了した。最後の花火を見届けると、荷物を整理して後片付けを行い、荒川河川敷から浮間舟渡駅に向かう。駅周辺はかなり混み合っている。昨年の経験から、駅周辺の居酒屋に入るのは最初から諦めて、まっすぐ家に帰ることにした。
帰りの電車も混んでいた。新宿駅で中央線特別快速電車に乗り換える。途中、立川駅で下車し、駅前の飲食店で夕食を食べてから、帰宅の途につく。日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。

上空には暗く澄んだ空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。夜になって昼間に比べると気温が下がってきたこともあって、強い南よりの夜風が涼しく感じられた。しかし、湿度が高く、かなり蒸し暑い。家に着く頃には汗だくになってしまった。

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撮影会@昭和記念公園

2024年04月27日 | 写真


GW前半の3連休の初日の今日は曇りときどき雨。今日は朝7時に起床した。カーテンを開けると、上空には厚い雲が広がっている。日射しは無く、空が白く見えた。雨は降っていなかったが、自宅の前の路面が濡れていて、深夜から未明にかけて通り雨が降ったらしいことを物語っている。外に出てみると、空気が湿っぽく、西よりの風が涼しく感じられた。
今日は写真部の撮影会がある。今日の撮影会の撮影場所は昭和記念公園である。昭和記念公園では現在、ネモフィラが見頃になっている。昨年は園内の「ハーブの丘」に植えられていたネモフィラは、今年は「花の丘」に植えられているとのこと。GWに入れば、かなりの人出が予想される。

当初、ネモフィラの見頃になるのは来週以降になるとの予想を立てていた。そこで、見頃になる前に写真を撮りに行こうと考えていたのだが、今年は季節の進行が早く、急に気温が高くなってきたこともあって、見頃の時期が前倒しになってしまったらしい。
今日の撮影機材は昨年の経験を踏まえて、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」に加えて、マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」を持って行く。更に先日購入したフィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」も持っていくことにした。

機材をカメラリュックに詰め込んで準備を済ませると家を出た。外に出ると、傘を差すほどでは無いが、絹のような柔らかな雨がパラパラと降っているようにも思える。駅に着くと、中央線快速電車に乗って隣駅の立川駅で下車した。


立川駅からは青梅線に乗って西立川駅に到着する。GW初日ということもあるだろうが、思ったよりも人が多くて驚いた。改札を抜けた正面のスポットが今日の撮影会のメンバーの集合場所である。10時に全員が集まると、昭和記念公園の西立川口に進んだ。


園内は平日よりは混んでいたが、休日にしては幾分、空いているような気がしないでも無い。西立川口ゲートから水鳥の池を時計回りに歩いて行く。昨年、満開のネモフィラを見ることができた「ハーブの丘」は草地に白い花を点けていた。
園内の周遊道路を挟んで反対側の渓流広場には見頃を過ぎたチューリップが植えられている。


既に花を落とした花や、少し花びらが変色した様々なチューリップが植えられていたが、遠目に見ると色とりどりの花畑に見える。フィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」カメラに装着して撮ってみた。


レンズの周囲はフォーカスが甘くて、少しボケ気味だが、初めての魚眼レンズとしてはなかなか面白い。
水辺にはツツジの花が咲いていて、水面にその姿を映していた。


雨が降ってしっとりと見える花の花びらには、水滴が付いている。


「みんなの原っぱ」を時計回りに廻るようにして昭和記念公園北側にある「花の丘」に出た。道路を歩いて行くと、正面に青く染まった「花の丘」がまるで青い壁のように見える。近くに寄ると、可憐な小さな花が斜面を青く染め上げていた。


曇り空の下のネモフィラの花は花びらの上半分が青く染まっていて、花の中央は白く見える。花の間をハチが飛び回っているのが見えた。


丘の上には白いブランコが見える。沢山の人が丘の通路や丘の上に鈴なりになっていて、花を愛でたり、撮影をしたりしていた。


今年は40周年特別企画として、ネモフィラ×シャボンフォトタイムという企画が実施されている。今日と明日の2日間、①10:30~11:00と②12:00~12:30の2回に分けて、ネモフィラの花畑にシャボン玉を飛ばすという企画である。
時間になってシャボン玉が飛び始めた。青い花畑に無数の小さなシャボン玉がふわふわと飛んでいく。


風向きが変わると斜面の上を登ったり、下ったりして、無秩序な動きをするシャボン玉が飛ぶネモフィラの花畑は幻想的な桃源郷を思わせた。


ネモフィラの花畑をバックに参加者で集合写真を撮り、その後は流れ解散となった。とりあえず、園内の売店でソフトクリームを食べて涼を取ると、園内の各所を歩きながら花を撮りつつ、西立川ゲートに向かう。
日中は曇りで、時折薄日が射すものの、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は23℃で、南よりの風が吹いている。湿度が高くて、空気がムシムシとする。タオルで汗を拭きながら、写真を撮った。

西立川駅から青梅線で立川駅に出ると、一旦下車。有志で遅いお昼を食べて帰宅した。
立川駅から電車に乗って日野駅に向かう。日が傾いてくると、薄日が射して来た。午後になって次第に湿度が高くなってきて、蒸し暑く感じられる。家に帰って風呂に入り、汗を流すとスッキリとした気分になった。

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野鳥撮影会@葛西臨海公園

2024年02月10日 | 写真


今日は晴れ時々曇り。今朝は6時に起床した。今朝の気温は-1℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には薄藍色の空が広がっていていて、薄い雲が所々に浮かんでいた。ガラス窓から外の冷気が室内に伝わってくるかのように感じられて、カーテンを閉める。
今日は先週に引き続き、写真部の野鳥撮影会がある。今日の撮影会の撮影場所は葛西臨海公園である。今日の撮影会で使用するカメラは先週に引き続き、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」を使うことにした。前にも一人で葛西臨海公園で写真を撮った時の経験をもとに、交換レンズは交換レンズ「OMシステム M ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を用意する。

カメラリュックカメラとレンズ、カイロやタオル、レンズ清掃用具等を詰め、身支度を済ませると家を出た。
東の空に朝日が昇ってくると、上空の空が次第に青みを増してきて、街がオレンジ色に染まってくる。朝日に吐く息が白く見えた。氷のように冷たいアスファルトの路面を渡ってくる風が身を切るように冷たい。日野駅から東京行きの電車に乗って、窓から西の方角を見渡すと、雲の下に関東山地の山々が横たわっているのが見えた。

東京駅で京葉線に乗り換えて葛西臨海公園駅に向かう。


葛西臨海公園に入ると、鳥類園に向かう。上の池と下の池の間の遊歩道を歩きながら下の池を望む観察窓を覗いた。目の前にはコサギが小魚をついばんでいるのが見えた。


上の池の杭の上にはサギやカワウが羽を休めている。


上空にはカモが飛んでいるのが見えた。


園内は梅がほころんでいて、白い花をつけている。


隣にはロウバイの黄色い花が青空に鮮やかに映えていた。


海岸の脇の遊歩道を歩いていると、木の中からウグイスだろうか、黄色い鳥が飛び出してきた。


下の池を望む観察窓を覗きこむ。池には鳥がほとんどいない。葦の茂みの中にアオサギがゆっくりと歩いているのが見えた。


せっかく野鳥を撮りに来たのに肝心の鳥がいない。自然のことであるので仕方ないが、ちょっと荷物が重く感じられた。
渚橋を渡って西なぎさに出た。目の前の池でサギが飛び立っていくのが見えた。


その先を見ると、波打ち際を1羽のカモメが浮かんでいる。


日中は雲が多いものの、晴れて青空も見えている。燦々と降り注ぐ日射しがポカポカと暖かく感じられた。日中の最高気温は12℃で、南よりの風が吹いている。湿度が低く、乾いた風が涼しく感じられるものの、塵ひとつ無い空気が心地よく感じられて、過ごしやすい陽気となった。西から東に雲がゆっくりと流れている。
西なぎさからゆっくりと歩いて葛西臨海公園駅前のロータリーに出た。ロータリーにある噴水には虹がかかっている。


撮影会は午前中に終わり、正午過ぎに解散した。お昼は有志で食べることにして、隣駅の新木場駅に移動すると、高架下にあるメトロセンター新木場にある寿司屋「杉玉 新木場」に入った。「ラーメン・寿司セット」にメガハイボールを付けて、お昼を済ませる。昼間から酒を飲んで、ちょっとリッチな気分である。
新木場駅からはJR線を乗り継いで日野駅に向かった。日野駅に到着する頃には雲が多くなってきて、青空は見えているものの、日射しが無くなっている。風が冷たく感じられた。

家に着くと、快い疲れと軽い酔いが全身を覆って、瞼が重くなってきた。少し昼寝をするつもりで、毛布をかぶって目を瞑る。気が付くと既に窓の外は夜になっていた。

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野鳥撮影会@館林

2024年02月04日 | 写真


今日は曇りときどき晴れ。今朝は平日と同じ時間に起床した。今朝の気温は4℃で、西よりの風が吹いている。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が広がっていて、空が真夜中のように暗く見える。日野と異なり、市街地の明かりが少ないせいか、空が濃藍色に染まっていた。
ホテルの窓からは館林の街並みが見渡せる。高い建物は無く、目の前には住宅地が広がっている。家の明かりは少なく、街灯の明かりが白くて、冷たく見えた。

今日はホテル前に6時に集合となっている。ホテルの正面玄関が解錠する6時にチェックアウトを済ませると、車で集合した参加者と合流し、車に同乗して館林市内にある沼に向かった。6時過ぎに野鳥の撮影を行う。
今日の撮影会で用意したカメラはミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」である。このカメラはファームウェアのアップデートで「インテリジェント被写体認識AF」に「鳥認識」を追加している。鳥の瞳まで自動で検出・追尾が可能ということなので、今日の撮影会にはその力を十二分に利用することにしている。

交換レンズは交換レンズ「OMシステム M ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を用意した。


日が昇ってきてしばらくすると、地元の方による餌やりが始まった。それを待っていたかのように白鳥やカモが餌やりの場所に集まってくる。


白鳥よりもカモが岸辺近くまで寄ってきて、激しいくらいに餌に群がっている。白鳥は警戒心が強いのか、岸辺までは近寄らず、カモの向こうで水面に流れてくる餌をついばんでいた。


中には白鳥の体によじ登ったり、水中に首を突っ込んで餌をついばむカモもいる。白鳥はカモに比べるとおとなしく、悠然と水面に浮かんでいるようにも見えた。


しばらくすると、沼の中ほどで5羽の白鳥が首を上下に振りながら風下側に移動していくのが見えた。白鳥は風下から風上に向かって風向とは反対側に飛ぶ。先ほどまでは弱い西よりの風が吹いていたと思ったが、気づくと東よりに変わっているようだ。


やがて、数羽の白鳥が飛び立っていった。白鳥は体が大きいこともあって、羽ばたきながら水面を走るようにして空に飛び出していく。


白鳥の一群が飛ぶと、しばらくして別の集団が飛び始める。


2時間弱写真を撮影した後、次に多々良沼公園に向かう。8時過ぎから写真撮影をしていると、次第に空の雲が切れて青空が見えてきた。


この沼は白鳥のほかにカモやカワウが羽を休めている。時折、水に潜ったカワウが羽を広げて、羽を乾かしているのが見えた。


ふと見上げると、白鳥が飛んでくるのが見えた。青空を舞う白鳥の姿は雄大に思われる。


飛来した白鳥は水面に降りてきた。手前には羽を休めている白鳥の姿が見える。


しばらくすると別の集団が飛び立っていくのが見えた。


撮影会は午前10時半に終了した。その後、車で最寄りの駅まで送ってもらうと、電車に乗って帰宅の途につく。
館林を出るときは青空も見えていたが、都心に入ると上空には厚い雲が広がっていた。今日は二十四節気の立春で、暦の上では春を迎える。しかし、電車の乗り換えで駅のホームで電車を待っていると、湿った寒風が吹いていて、凍えるように寒く感じられた。日中の最高気温は7℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。冷たい氷のような空気がシャキシャキと音を立てているように感じられた。

日野駅に到着したのは午後1時半である。電車を降りて改札を出ると、駅の外に出た。上空には厚い雲が広がっている。雨は降っていなかったが、歩道はしっとりと濡れていた。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空の雲は切れて、暗い空に星が瞬いている。路面は生乾き状態で、所々に雨で濡れた後が黒いシミのようになっていた。昼間よりも更に気温が下がっていて、吐く息が白く見える。湿っぽい風が身を切るように寒かった。

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撮影会@二宮

2024年01月13日 | 写真


今日は晴れのち曇りときどき雨または雪。今朝は上空に暗い空が広がっていて、東の空に薄い雲がかかっているのが見えた。凍てついたような冷たい空に星が瞬いている。今朝の気温は-2℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。外に出ると吐く息が白く、まるで冷凍庫の中に入った気分である。風が吹くと、耳の先が痛いほどに感じられた。
今日は先日行った二宮の吾妻山公園で写真部の撮影会があり、これに参加することにしている。平日出勤する時間に家を出て、電車を乗り継いで二宮駅に到着したのは、午前7時32分である。


二宮駅のホームからはこれから上る吾妻山が見える。


集合は二宮駅改札前に9時ということになっているので、集合までに1時間半ほどある。駅前のコンビニで朝食を食べることも考えたが、その前に吾妻山公園に行ってみることにした。往復の時間を考えても山頂付近で30分くらいは写真を撮れそうだ。


吾妻山山頂の芝生公園には8時前に到着した。展望台西側に広がる菜の花畑の向こうには白く冠雪した富士山が鎮座しているのが見える。


まだ日の出から1時間も経っていないこともあって、菜の花畑に日が射していない場所もあるが、日なたに出ると、黄色い菜の花に白く冠雪した富士山の組み合わせがとても見事に思える。もう少し日が高くなれば、太陽の光をたっぷりと浴びて、菜の花が鮮やかに見えるだろう。


撮影会の集合場所に向かうため、一旦、吾妻山から下りて二宮駅に戻る。途中、駅前のコンビニに寄って、冷たいスポーツドリンクと中華まんを1つ買った。既に汗だくになっているということもあって、冷たいドリンクが体に染み入るように美味しい。中華まんで簡単に朝食を済ませると、写真部の撮影会に合流した。
再び吾妻山の山頂にある芝生広場に到着して驚いた。上空には青空が広がっているのだが、富士山にだけ雲がかかっている。しかも富士山を包むように雲がかかっていて、その輪郭すら分からないほどである。


芝生広場には多くの客がいて、富士山にかかった雲が流れていくのを待っていた。写真部のメンバーも1時間ほど粘ってみたが、富士山の姿を見ることができなかった。むしろ次第に雲が多くなってきて、状況が悪くなっていくように見えた。


南側を見ると、黄色い菜の花畑の向こうに青い海が見えた。


青い海に黄色い菜の花が映えて見える。


状況が好転しないとみて、吾妻山を下りる。その後、国道を歩いて六所神社に向かった。六所神社で写真を撮った後、近くのファミレスでお昼を食べて二宮駅に戻る。
日中は晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は14℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。日射しがたっぷりと降り注いでいて、気温以上に暑いくらいである。乾いた風が身を切るように冷たく感じられるものの、汗をかいた身には心地よく感じられた。

お昼を食べて二宮駅に到着する頃には西の方から雲が広がってきているのが見えた。二宮駅から東海道線の電車に乗って帰宅の途につく。藤沢で乗り換えて小田急線で町田に着く頃には上空をどんよりとした雲が覆っていた。日射しが無くなり、急に凍えるような寒さを感じた。
町田駅から横浜線の電車に乗る。横浜線は菊名~大口駅間での異音の確認の影響でダイヤが乱れていた。ようやく乗った電車の窓に水滴が付いていて、その水滴が増えていくのを見て、雨が降っていると知った。

八王子に着く頃には、上空は一面雲に覆われていて、雪交じりの雨が降っていた。日が沈んで空は真夜中のように暗くなっている。強い北よりの風が吹いていて、濡れた空気がシャーベットのように冷たく感じられた。
日野駅に着くと電車を降りて、改札を抜けて駅の外に出た。雨は止んでいたが、路面がしっとりと濡れていて、所々に水たまりが出来ている。上空を覆っている雲の西側は雲が切れていて暗い空が見えていた。濡れた風がシャキシャキと音を立てて吹いているように思える。昼間の暖かさが嘘だったかのように感じられた。

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