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野鳥撮影会@館林

2024年02月04日 | 写真


今日は曇りときどき晴れ。今朝は平日と同じ時間に起床した。今朝の気温は4℃で、西よりの風が吹いている。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が広がっていて、空が真夜中のように暗く見える。日野と異なり、市街地の明かりが少ないせいか、空が濃藍色に染まっていた。
ホテルの窓からは館林の街並みが見渡せる。高い建物は無く、目の前には住宅地が広がっている。家の明かりは少なく、街灯の明かりが白くて、冷たく見えた。

今日はホテル前に6時に集合となっている。ホテルの正面玄関が解錠する6時にチェックアウトを済ませると、車で集合した参加者と合流し、車に同乗して館林市内にある沼に向かった。6時過ぎに野鳥の撮影を行う。
今日の撮影会で用意したカメラはミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」である。このカメラはファームウェアのアップデートで「インテリジェント被写体認識AF」に「鳥認識」を追加している。鳥の瞳まで自動で検出・追尾が可能ということなので、今日の撮影会にはその力を十二分に利用することにしている。

交換レンズは交換レンズ「OMシステム M ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を用意した。


日が昇ってきてしばらくすると、地元の方による餌やりが始まった。それを待っていたかのように白鳥やカモが餌やりの場所に集まってくる。


白鳥よりもカモが岸辺近くまで寄ってきて、激しいくらいに餌に群がっている。白鳥は警戒心が強いのか、岸辺までは近寄らず、カモの向こうで水面に流れてくる餌をついばんでいた。


中には白鳥の体によじ登ったり、水中に首を突っ込んで餌をついばむカモもいる。白鳥はカモに比べるとおとなしく、悠然と水面に浮かんでいるようにも見えた。


しばらくすると、沼の中ほどで5羽の白鳥が首を上下に振りながら風下側に移動していくのが見えた。白鳥は風下から風上に向かって風向とは反対側に飛ぶ。先ほどまでは弱い西よりの風が吹いていたと思ったが、気づくと東よりに変わっているようだ。


やがて、数羽の白鳥が飛び立っていった。白鳥は体が大きいこともあって、羽ばたきながら水面を走るようにして空に飛び出していく。


白鳥の一群が飛ぶと、しばらくして別の集団が飛び始める。


2時間弱写真を撮影した後、次に多々良沼公園に向かう。8時過ぎから写真撮影をしていると、次第に空の雲が切れて青空が見えてきた。


この沼は白鳥のほかにカモやカワウが羽を休めている。時折、水に潜ったカワウが羽を広げて、羽を乾かしているのが見えた。


ふと見上げると、白鳥が飛んでくるのが見えた。青空を舞う白鳥の姿は雄大に思われる。


飛来した白鳥は水面に降りてきた。手前には羽を休めている白鳥の姿が見える。


しばらくすると別の集団が飛び立っていくのが見えた。


撮影会は午前10時半に終了した。その後、車で最寄りの駅まで送ってもらうと、電車に乗って帰宅の途につく。
館林を出るときは青空も見えていたが、都心に入ると上空には厚い雲が広がっていた。今日は二十四節気の立春で、暦の上では春を迎える。しかし、電車の乗り換えで駅のホームで電車を待っていると、湿った寒風が吹いていて、凍えるように寒く感じられた。日中の最高気温は7℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。冷たい氷のような空気がシャキシャキと音を立てているように感じられた。

日野駅に到着したのは午後1時半である。電車を降りて改札を出ると、駅の外に出た。上空には厚い雲が広がっている。雨は降っていなかったが、歩道はしっとりと濡れていた。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空の雲は切れて、暗い空に星が瞬いている。路面は生乾き状態で、所々に雨で濡れた後が黒いシミのようになっていた。昼間よりも更に気温が下がっていて、吐く息が白く見える。湿っぽい風が身を切るように寒かった。


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