ある夏の日の午後、20代の主婦が、夫と子供とともに湖畔に遊びに出掛けます。
その時、隣にいたカップルのうち男性だけを、この主婦は刺し殺してしまいます。
逮捕された彼女は取調べを受けるのですが、その供述は妄想と現実(…と、彼女による故意の嘘)が交じり合い、真相を究明しようとする警部や弁護士を混乱させてゆきます。
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後書きに、
冒頭でショッキングな無差別殺人事件が発生するが、…客観的事実と登場人物たちの心理(特にヒロインの妄想、虚偽)が並列されている為、読み手はどれが真相なのかわからず翻弄されてしまう。
…とあるように、私のように、空いた時間を見つけて細切れに読むと、意味が分からず頭の中がゴチャゴチャになってしまいます。
いろいろな登場人物の心の中身が、「一人称」で突然出てきたり、彼女は、という形で「三人称」で出てきたり、また、時間の流れを無視して物語が昔のことに戻ったり今に戻ってきたりするので、正直私には読みにくい本でした。
それでも、主人公の生い立ちはなかなかひどく、「これではたまらない気持ちになるのも無理はない」と共感しました。
かなり分厚い本ですが、出来れば1日か二日で、しかも「ものすごく集中して」一気に読んだ方が理解できる本だと思います…といいますか、何かの学問を研究するかのように一つ一つの文章を熟読していかないと、理解不能な感じの本です。
その時、隣にいたカップルのうち男性だけを、この主婦は刺し殺してしまいます。
逮捕された彼女は取調べを受けるのですが、その供述は妄想と現実(…と、彼女による故意の嘘)が交じり合い、真相を究明しようとする警部や弁護士を混乱させてゆきます。
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後書きに、
冒頭でショッキングな無差別殺人事件が発生するが、…客観的事実と登場人物たちの心理(特にヒロインの妄想、虚偽)が並列されている為、読み手はどれが真相なのかわからず翻弄されてしまう。
…とあるように、私のように、空いた時間を見つけて細切れに読むと、意味が分からず頭の中がゴチャゴチャになってしまいます。
いろいろな登場人物の心の中身が、「一人称」で突然出てきたり、彼女は、という形で「三人称」で出てきたり、また、時間の流れを無視して物語が昔のことに戻ったり今に戻ってきたりするので、正直私には読みにくい本でした。
それでも、主人公の生い立ちはなかなかひどく、「これではたまらない気持ちになるのも無理はない」と共感しました。
かなり分厚い本ですが、出来れば1日か二日で、しかも「ものすごく集中して」一気に読んだ方が理解できる本だと思います…といいますか、何かの学問を研究するかのように一つ一つの文章を熟読していかないと、理解不能な感じの本です。
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