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すべての雲は銀の… 村山由佳 講談社

2005年05月09日 | ’05年読書日記
失恋した大学生(男の子)が、その痛手を忘れようと東京から逃げるようにして、信州の山奥の旅館へバイトをしに出掛けます。
そこでいろいろな人達と出会い、…というお話しです。

まあ、よろしいんじゃないんでしょうか。(…って、何が…)

その旅館の仕事の詳細などが書いてあり(野沢菜の作り方とか、畑仕事の様子とか)興味深かったです。

随所に、心に残る言葉なんかも散りばめられてましたし。

主人公のお兄さんが、彼に、ある頼み事をしに信州までやってくるのですが。
ひどいようですが、私はこのお兄さんの言っている事がどうも、虫が良すぎるように感じました。

それによって彼(主人公)は成長していくようなので、それはそれでいいとは思いますが。








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2 コメント

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TBコメントありがとうございます (zattchi)
2005-08-22 01:21:41
さなぎさん、こちらこそよろしくです

僕も、あのお兄さんの要求は・・・「えっ?」でした

でも、だからこそあの後が面白いんでしょうね

信州によく行くので、そういう意味でも楽しかったです

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こんにちは (さなぎ)
2005-08-22 14:23:00
zattchiさん、こんにちは(^_^)



信州へよくいかれるんですか、それではこの本に対しても、思い入れというものが出てきますよね。

私も10年以上前ですが、スキーで長野県によく行ってました。

この本は、特に前半の方に結構心に残る言葉が沢山おさめられていました。





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