nursling,

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鏡をみてはいけません (読み終わりました)

2004年12月28日 | ’04年12月読書日記
主人公の彼女の出した結論には、一応納得しましたが。

大事なところですぐ逃げる彼女の愛人!

なんでもなあなあがいい、って言うのもまぁ、彼の心情なんでしょうが。

私はついていけないかも…。

*心に残った文章*

”「家族は無理したらあかん、思てる」

この無理はただの無理ではなく、律に言わせると、もっと大きなもの、いろんな意味を含めたものであるらしい。
エゴがあるのになさそうに見せる無理、優しくないのに優しそうにみせる虚栄、人を傷つけるまいと思って本当のことをかくす無理、…そんなものを暗示しているらしい。”(p273)





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