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ensemble マーケティングの視点

日常生活と趣味を綴る個人的散文です。タイトルに反し、仕事に関する話は書きません。

水曜日のアリスの行列は根強い

2016-01-11 00:22:49 | マーケティング

定期的に通る道があります。明治神宮前駅を降り、明治通りを渋谷方向へ。目的地までの10分弱の間で、たいてい2つの行列が見られました。

1つは『ASOKO』。ここは年末の日曜日でもすでに行列は消滅していましたが、なぜか行列客を仕切るパーテーションだけは残っていて哀愁を漂わせていました。運営会社の業績不振で閉鎖が決まっているというニュースを見ましたが、店内はわりと混雑していました。

出店当初は、FLYING TIGER COPENHAGENとも比較され、負けない行列を作っていたのですが、FTCは行列こそないですが、首都圏だけでも16店舗まで店舗数を増やしています。そもそもの企業力が違うといえば、それまでですが、本来雑貨店というのは企業力で勝負をするよりも、商品力と売り場演出力が勝ることが重要だと思うのです。そういう意味で、商品力もFTCかなと思うのです。どこがどうというと困るのですが、あくまで直感として。

絶対に欲しい商品は、いずれの店舗にもないのですが、「とりあえず買っておくか」「まあ、これでもいいか」と思える商品がFTCにはあり、その商品を見つけやすいと思います。あくまで表参道のFTCと原宿のASOKOの比較でしかないのですが、売り場面積はそれほど違いがなさそうで、価格帯も明確にどっちが高いとか言いきれないです。でもFTCで物を買ったことは2回くらいありますが、ASOKOは1度もない。

1つは店内動線です。ASOKOは2層、FTCは1層で。FTCは悪名高き逆進禁止で、くまなくすべての商品を見せる動線が設定されています。まったく顧客本位ではないので、評判はよろしくないですが、表参道・原宿あたりで行列をしてまで店に入ろうという人には、この程度のことは素直に受け入れられてもらえます。「たかが安物雑貨店であり得ない」と怒り出す人は、端からターゲットにしなきゃいいし、私のように勝手に逆進する客を店員がスルーしたところで、店内でトラブルを起こすような頑固な客はいません。電車の中ではないのです。

こう割り切って、このルールを最初に作ったなら、さすがのマネジメントと思います。百貨店(古くは呉服店)の接客マナー、顧客対応の常識が土台となり、その中にアメリカから輸入されたGMSやファストフードのオペレーションを取り入れてきた日本の小売店主の常識には、顧客の行動を店独自のルールに合わせてもらい、嫌なら来なきゃいいという発想はあまりない。あるとすれば、頑固おやじが店主の飲食店くらいでしょう。

しかし、この方式は今のところ功を奏しています。直感的に欲しいと思ったとき、買い物かごに入れる率は、逆進ができる(自由に見て回れる)店よりはるかに多くなります。多くの人はわざわざ表参道・原宿に来ている人たちです。近所に住むおじさん、おばさんではありません。何か一つくらい買って帰らなきゃと思うに違いないです。それで商品がまったくダメなら、リピーターを生まず、やがて撤退となるでしょうが、そこまでひどくない。奇をてらうカテゴリーではなく、ふだん何気なく使うものがほとんどなので、そのデザインが近所のスーパーのものより優れているように見えれば、買って後悔することもないし、深く後悔するほど高い物を売っているわけではありません。その点でも、ASOKOの方が少し奇をてらっている感があります。ふだん何気なく使う商品のラインナップがFTCより少ないのです。

この2店舗とは異なるコンセプトで、いまだ明治通り沿いに行列が絶えないのが『水曜日のアリス』です。「不思議の国のアリス」のキャラクター雑貨ショップですが、開店して1年くらい(?)経つはずですが、いまだに朝には入店整理券を配っているそうです。ところが奇跡的にまったく行列がない時間帯に遭遇し、中に入ってみました。

店内が狭いから、たくさん人を入れられないということは入ったらすぐにわかります。不思議の国のアリスの物語風内装は、よく見ると安っぽいですが、演出としてはありです。入口が洞穴に入るように小さい(かがまないと入れない)のも、物語の世界観の体現という意味ではいいのでしょう。どうせなら、入場制限のために前に立っている警備員さんの制服も警備会社のものではなく、白うさぎのコスプレなら面白いのですが、そこはディズニーランドではあるまいし、というところなのでしょうか。

ワンコンセプトショップの成功には、そこでしか買えない、体験できないという気持ちにさせる希少性の仕掛けをいくつ作れるかといったところだと思います。それにしても、ここのところムーミンといい、ピーターラビットといい、懐かしいおとぎ話や絵本の世界が注目を集め、ビジネスに生かされています。新しいキャラクターもどんどん生まれているはずなのですが、嗜好が多様化しているのでしょうか。一言で「かわいい」と表現する先に描かれている絵は様々なようです。


年末のひと仕事――ipad機種変更

2016-01-08 00:59:06 | デジタル・インターネット

年末年始、いくつか買ったものがありますが、「物」として一番高く、一番悩ましかったのは、ipad mini4です。

テニスラケットの買い替えもそれなりに悩みましたが、何を買ったところでたいして上達するわけでもないので、最後は勢いで選んでしまいました。WilsonとBabolatの各1ブランドまで絞り込み、Babolatを買った決め手は店員の一言「Wilsonの方は錦織モデルです」。「ミーハーっぽくて恥ずかしいので、Babolatにします。錦織ファンだと思われるのも心外だし」と、ブランドの思惑とは反対の行動をとりました。ピュアドライブを買った時点で、ミーハーには違いないのですが……。

で、問題のipadの方ですが、以前ノートパソコンのモバイル契約をしたときに、うっかり口車に乗り、ついでに持って帰ってしまった(要するに通信料に含まれて、割賦になっている。スマホ本体で多くの人がやっている契約と同じ理屈です)ipad miniの16GBでは、最近何かアプリやコンテンツをダウンロードするたびに、ほかのデータを消して使うというトコロ天状態になっていました。何ともアナログなうえ、機能限定商品と化していましたので、ここは容量を一気に増やしたいと、どうすればいいのか悩んでいました。パソコンのメモリ増設のようなことはできないので、USBのような外付けを付ける以外は、買い替えるしかなさそうです。

でもほかの家電を買い替えるように簡単でないのが通信端末。まず元の16GB_ipadの契約会社に聞くと、まだ1年縛りが残っているといいます。通信解約をしても、端末の残債を含めると、結構な金額になります。機種変更だけして、通信契約をそのままで使えば、少しは割安になりそうなプランがありましたが、相変わらずルーターを持ち歩かないと使えないうえ、驚くほど安くなるわけでもないようです。それでまた契約期間で縛られるより、どうせスマホで契約しているキャリアで買った方がよいだろうと、docomoに相談。すると「今度はいっそスマホも機種変更をして、自宅のNTTフレッツ光もdocomo光に変えてしまえば、一番お得です」と、本当にそうなのかどうかは別として、けむに巻くようなセールストークにたじろぐばかり。

幸い、あまり時間がなかったので、「明日出直す」と逃げ出し、しばし考えました。

いかに年末でふだんより時間があるにしても、スマホの機種変更は面倒くさすぎる。さらに固定のフレッツまでいじるのかと……コストとは費用にだけかかるものではなく、時間も心もコストだと思うのです。

結論として、端末(ipad)は通信料に組み込まず一括で買い、通信だけdocomoか、もともとノートパソコンとipadで契約していた通信会社かどちらかと紐づけることにしました。アップルでWifiモデルを買うのが、端末料金としては安いですが、結局ルーターと切り離せなくなるので、docomoでスマホの通信と契約をシェアするプランに変更しました。

それでも数年前にdocomoと契約したプランより、ランニングコストは安くなるというのです。当時はdocomo同士の定額通話プランしかありませんでしたが、全キャリア定額が今はあるのが大きな理由だとか。スマホで通話をする人が減ったということでしょう。通話料金を従量制にして、値段が高いキャリアのイメージを引きずるより、横並びのカケホーダイにしてしまった方が、総合的にメリットがあります。そのうえで端末を通信料に組み込んで囲い込むことが固定のビジネスモデルとなっています。

しかし、よくわからないまま契約し、通信料を滞納したことで、端末の残債までがこげつき、個人の信用情報に傷つけてしまう問題が顕在化したこともありました。SIMロック解除義務化で、ビジネスモデルが変わるともいわれていますが、まあ確かに今の状態が必ずしもユーザー利益にかなったものとは言えません。

いずれにしても、もっと誰にとってもわかりやすくなってほしいです。高い、安いではなく、わかりにくいから無駄に高いプランを選んでいたり、結果的に高いものがついたりするのです。自分の責任で料金を払える大人はいいですが、学校に通う子どもが何人もいる家庭は大変だろうなと思います。


『図書館戦争』の現実味

2016-01-07 01:20:39 | カルチャー

昨日のニュースは、見出しがポイントカードなので、そっちが強調されていますが、中身を読むと「図書館カード」というものが含まれています。

総務省、ポイントカード一本化を検討へ

地域の図書館を利用したことがないので、いまどきは図書館カードがあるのかという程度の認識ですが、まさかポイントはつかないですよね。それをマイナンバーカードと一本化する目的は、貸し出し図書のデータを一元化し政府が分析する?かなり気持ち悪いです。

個人的にはスーパーやデパートで何を買っているかを知られることはどうでもいいです。だから各種ポイントカードを持っていますし、抵抗もないです。でも何を読んで観ているのかというのは、金融・資産情報や健康情報に匹敵するプライバシーだと思っています。

以前、うちを訪ねてきた友人が、本棚を見て「これは見せ本ですね」と言いました。確かに表に出ている仕事に絡む本のほかに、クローズされたユニット収納の一つを本棚として使っています。別にエロチックな本を隠しているわけではなく、プライベートで読んでいる本というだけです。本をよく買い、読んでいる方の部類に入るであろう私ですら、地域の図書館に行ったことはないのですから、図書館カードに埋め込まれるデータは限定的です。

しかし、うちは15分歩けば紀伊國屋があり、3分歩けば雑誌や新刊くらいは何でも買える書店があります。amazonへのアクセスも容易ですし、仕事柄、本にお金を出すことにも抵抗はありません。あるとまずいでしょう。

でも家の近くに書店がないとか、小遣い制の家計で本にお金を出すのはもったいないとか、通信費にお金がかかるので本にまで回らないとか、そういう人の方がマジョリティです。だから本は売れなくなり、図書館がむしろ増えているのでしょう。

本は基本的に買うものです。なぜなら出版社や書き手をつぶさないことが、良質なコンテンツを生む力になり、自由を守ることに繋がるからです。でも買わないことより、読まないことの方が問題だから、図書館は増えていいと思います。でもその図書館で何を借りたかの情報をマイナンバーと紐づけられ吸い上げられるなら、私は今後も図書館には行かないと思います。

そもそも私に限らず、勤労世代の人はあまり図書館に縁がないでしょう。仮に仕事で必要な本を図書館で借りていたとしても、それはその人個人の思考で選んでいるわけではないので、プライバシーとまでは言えません。そうではなく、無防備な高齢者や主婦層、子どもや若年層の個人情報(あるいは思考情報)を狙い撃ちしていることにこの国の危うさを感じます。

『図書館戦争』で描かれているのは、フィクションの世界であり、未来永劫そうであって欲しいですが、書籍そのものを検閲されなくても、誰が何を読んでいるのかを検閲されるのも形を変えた図書館戦争の世界です。

現実的には、ポイントカードより図書館カードをマイナンバーカードと一本化する方が政府としては容易なはずです。多くの図書館は自治体が運営していますし、ややこしいポイントや金融情報が絡みません。反対する人もほかのカードと比べれば少なそうですし……。でも検閲されたり、貸し出し情報が流出したりしないまでも、地域別、年代、所得別に、読書傾向の分析なんかされたら、結構いろいろなことに使われそうで嫌ですけどね。


マイナンバーは買い物ではなく医療への活用を

2016-01-06 02:08:55 | マーケティング

見過ごせないニュースが飛び込んできました。

総務省、ポイントカード一本化を検討へ

思いのほか、マイナンバーカードを作る人が少ないので、総務大臣はその利権を持つ団体や企業から、何とかしてほしいと言われてしまったのでしょうか。ポイントに税金をかけるつもりではないか、と訝しる人もいるようですが、それは法的裏付けも含めて簡単ではないでしょう。

たぶん考えついた人は自分で買い物をしない人だと思います。世の中にTポイントカードとPONTAカードと、せいぜい各航空会社のマイレージカードしかなければ、制度設計上何とかなるかもしれません。主要カードだけで何社もが発行し、それぞれのカードがポイント単体、クレジット機能付き、プリペイド機能付き、会社によっては顧客の購入額に応じたステージ別に付与率が違うものがあるのです。

また、民間企業は個人情報に敏感で、名前とせいぜい電話番号だけでクレジット機能なしのポイントカードを発行してくれる店も多いのが実情です。顧客利便性ということもあるでしょうが、個人情報漏えいリスクを企業は負いきれないのです。ポイントの管理窓口を政府直轄機関に一本化すれば理論上可能かもしれませんが、そうなればポイントカードを要らないという人が増えるでしょうし、そんな政策に乗っかる企業はブランドイメージ低下を招きます。細かいことをいえば、個々のカードのデザインも、ブランドイメージに繋がる重要な要素なのです。

個人的にいえば、今持っているカードでなくなって困るカードは、キャッシュカードを除けば、交通系カードと汎用性の高いクレジットカード1枚で、TポイントカードとPONTAカードはやめても支障はありません。ふだん持ち歩く交通系プリペイドカードがマイナンバーカードと一体化したら、怖くてしょうがないという人も多いのではないでしょうか。私はそうではありませんが、毎日満員通勤電車に乗るので、紛失が怖くて定期券を1カ月ずつ買っているという人の話を聞いたことがあります。これがマイナンバーカードと一体化したら、おちおち酔っぱらっては帰れませんね。

もともとポイントカードというのは、企業が顧客にロイヤリティーを持ってもらい、囲い込むためのものでした。今でも百貨店カードなどは一部その目的で活用されているでしょう。やがて購買データを取ることの方が目的化しましたが、結局うまく活用しきれないまま、ビッグデータ時代に入りました。1企業グループレベルでは、オムニチャネル時代といっていいかもしれません。

ここにマイナンバー制度というそもそも性質の異なるものが入ってくると、コンシューマー市場におけるデータ活用は、時代と逆行し、マーケティング効果は期待できなくなると思います。グループ内オムニチャネル戦略で囲い込みを図ろうとしているセブン&アイなどは、どう対応するのでしょうか。

例えば、タバコ自販機の成人認証用にtaspo使用が義務化され、7年が経ちますが、マーケティングという意味で認められた効果は、taspo不要なコンビニでのタバコ販売が増加し定着したこと。半面、喫煙者も自販機も減り続けています。仮に喫煙者の傾向をデータ分析して何かに活用したいと思ったとしても、自販機で買っている人のデータしかとれないのです。タバコだからそれでいいかもしれませんが、ポイントカード所持率を減らしても、誰も喜びません。

いや、逆説的には、ポイントカード依存になりつつあった小売り・サービス業のマーケティングの形を変えるチャンスともいえるかもしれませんね。

ローソングループに入ったことで今後はわかりませんが、スーパーの成城石井にはポイントカードはありません。しかし業績は良く、私も結構利用します。本質的なサービスや品ぞろえ、人間味のある接客やプロモーションで勝負する中小の店が元気になれば、それはそれでいいかもしれません。

政府にはそんなことより、マイナンバー制度の医療活用を真剣に考えてほしいと思います。電子カルテと医療連携、おくすり手帳の電子化など、命を守り、無限ではない医療保障費や人材の効率活用を目指すために使われる分には、健康情報も重要な個人情報とはいえ、高齢社会においては必要なことと支持を得られるのではないでしょうか。


ユーロスペースとタコベル

2016-01-05 01:46:07 | カルチャー

スターウォーズもハリポタもコンプリートどころか、一つも目に触れることなく、『ワンピース』は1巻だけ買ってみたものの、1ページも読まないまま、正月休暇は終了しました。

外でみた映画は唯一、渋谷ユーロスペースで先行上映されている『禁じられた歌声』だけです。休暇に入る直前に観た夕刊の映画評と、立ち寄った店で流れてきたFMラジオでの紹介が決め手でした。アフリカ・マリ共和国の美しい村がイスラム原理主義の圧政で、自由が奪われていく、簡単にまとめればそんな話です。残酷なシーンも皆無ではないですが、全体に抑制が利いたタッチで、映像も美しく、支配する側の人間らしい部分も表現しています。

村を抑圧するイスラム過激派は、TOYOTAで砂漠地帯を疾走し、お父さんの連絡を待ちわびる少女は、携帯電話の電波が届く場所を探し求める。スポーツを禁止された少年たちはエア・サッカーに興じる……フィクション作品でありながら、現代が丁寧に描かれていることから、歴史でも絵空事でも、遠いかなたの話でもないと思い知らされます。

日本で、ISに限らず、イスラム過激派が大きなニュースになるのは、日本人を含め政治体制的な意味での西側諸国の人が処刑されたときや、欧米で関連テロが起きたときがほとんどで、関連諸国や支配地域で日常を送るふつうの人々の生活や苦悩が伝わることはあまりありません。難民となり、ようやく難民という記号で認知されますが、あくまで記号として、です。それはマスメディアの伝え方、見よう・知ろうとしない側、両方の問題かもしれません。

知ったからといって、何ができるわけでもないでしょうが、自分と同じ人が自分や家族の責任範ちゅうではない理不尽な抑圧を強いられていると、広く知られるだけでもいいと思うのです。

生まれてくる国はだれにも選ぶことはできないのに、信仰であっても国によっては自分で選ぶことはできないのに、異なる国籍や価値観の人を排除するだけではなく、抑圧され難民となった人さえも忌み嫌う論調があふれています。そんなネットの世界に触れたとしても、あるいは共和党の大統領候補トランプ氏の演説を聞いたとしても、彼らこそ恥ずべき人だと感じることができる。まずはそれだけでもいいと思います。

ポリティカル・コレクトネスを追求するあまり、経済的にも精神的にも余裕がなく、アメリカ、しかも自分の地元から一歩も外に出られない(旅ができないという意味ではない)白人層がトランプ氏を支持する様子をみても、表現の抑制はむしろマイナス効果が大きいことがわかります。映画でも書籍でも旅行でも手段は何でもいいですが、戦争をするかしないか決めることができない一般人の私たちは、異文化圏の人の暮らしに触れることで、何が本当に愚かなことなのか知ることにも意味があると思うのです。

ちなみに、タコベルはユーロスペースの前に行きました。年末も空いてはいませんでしたが、さすがに店内にしか列がなく、オペレーションもスムーズで、頼んで時間をそれほど置かずに出てきました。日本でタコスのファストフードは、なかなか成功しないのですが、なぜでしょうね。ハンバーガーよりヘルシーで、客単価も上がりやすいので、ビジネスとして悪くないと思うのですが、客単価が上がってしまうのが良くないのでしょうか。

でも高いハンバーガーブランドもそれなりに繁盛しています。道玄坂店は立地がわかりにくい難点があり、来店客も若い人か外国人という感じでした。中年層が入りづらいのは、立地的な問題なのでしょうか。あるいはタコスとコーヒー(またはソフトドリンク)に違和感があり、ビールを飲みたくなってしまうからなのかもしれません。

ユーロスペースとタコベルはわりとご近所です。渋谷でもミニシアターは少しずつ減ってきているようですが、日本初上陸の吸引力とともに、こういうものも残しておいてほしい気がします。