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第24回 衛生通信

2016-08-22 10:21:19 | 衛生通信
今回は食中毒とカビについてお知らせします。
食中毒が一年の内で一番多い月は6月と言われています。気温、湿度共に高く、お弁当作りにはとても気を使いますね。ヘルパーさんのなかには、お弁当を持ってお仕事に行く人もいると思います。今回は「食中毒にならないためのお弁当の作り方」をお伝えします。

食中毒を回避する基本は、
「菌をつけない」「菌を増やさない」「菌をやっつける」です!
きちんと手を洗ってから調理し、食材は冷蔵保存、お肉やお魚や卵などは中まで充分に火を通してからお弁当箱に詰めましょう。
おかずが傷む原因は水分です。水分が菌を生み増やします。熱いうちにお弁当箱に詰めるとフタに水分がついてしまいます。きちんと冷ましてから詰めましょう。
また、梅干、生姜、わさびやカレー粉などのスパイスも抗菌効果がありますので大いに下準備などに取り入れていきましょう。
今はお弁当グッズも多いです。蓋を冷凍して保冷機能をもたせたお弁当箱や抗菌シート、保冷バッグも色々なものがあるので、ぜひ活用してみてください。

◆梅雨時期のカビ対策 キッチン編◆
気温も湿度も上がってくる梅雨時期から夏にかけて、環境はカビにとって最適となります。特にキッチンは常に水気があり、さらに調理時には加熱中の鍋などから水蒸気がるのでカビが繁殖するための条件を備えている要注意の場所です。
・調理中や気づいたときに換気扇を回して、キッチンに湿気をこもらせない
・シンク周りなどに飛び散った水気は、放置しないですぐにふきとる
・シンク下収納スペースの除湿・通気をする
などの対策を行い、キッチンを清潔に保つことでカビを繁殖させにくい環境を作りましょう。
また、「冷蔵庫に入れておけば安心!」と思っている人が多いかもしれませんが、冷蔵庫は意外とカビの巣窟になりがちです。冷蔵庫のなかは無菌ではありません。冷蔵庫の中で食品からこぼれた汚れなどは拭き取り、キッチン用除菌スプレーで除菌するなどして清潔に保ち、冷蔵庫のなかのものもこまめに整理するようにしましょう。

どんな場所でも「温度・湿度・酸素・栄養」があれば繁殖するカビ。
すごい生命力ですが、逆に言うと「温度・湿度・栄養」を調整することでカビの繁殖を抑えることができます。
まずは、風通しを良くし、こまめな掃除を心がけてみてくださ

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