円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

キズ○ワーパッド

2008年07月18日 | 日記
昨日は当山にて鞍手組同朋教学部主催の教学研修会が開かれ、教行信証信巻の三重出体からの講義。ご講師は前回に引き続き渓宏道先生。
夜7時からは鞍手組連研部の会合。

本日午後8時より小竹町E照寺様にて安心論題学習会。テーマは必具名号。急な担当変更にも関わらず快く引き受けてくださったTくん、ありがとう。


さて、この前自転車で転倒した際の傷口にキズ○ワーパッドなる高機能な絆創膏を貼っているが、これは面白い。

かさぶたを作らないように患部を保ち自然治癒力を高めるという。絆創膏の下の皮膚が今どのような状態になっているか、見たくてたまらないのだが、絆創膏を剥いだりすると効果が低下しそうなのでグッと我慢。

見るなと言われるほど見たくなる、この感情。紛らわせるのが大変だ(笑)




イテテ

2008年07月16日 | 日記
本日当山の定例法座「十六日講」を午後一時よりおつとめ。
猛暑の中、お参りくださった皆様、誠にありがとうございました。

さて、法座終了後、夕方より久しぶりに自転車に乗り、30㎞弱のサイクリング。
心地よい疲労感とともに何事もなく家に着くなあと考えつつ、あと200メートルのところで転倒!

車体に付けていたドリンクのボトルが振動で落ちてしまい、それを取ろうとして思わず足をつこうとしたところが、私の自転車(ロードバイク)はシューズとペダルがビンディングと呼ばれる器具で結合されており、足がペダルから離れずにそのまま身体と自転車が一体となって転倒してしまったのであった。
(※通常はシューズを一定角度ひねると、パチンと音がしてペダルから外れるようになっているのだが、とっさの時はそんなこと考える余裕もなく、そのまま転倒してしまうのだ・・・)

自転車には特に損傷はなかったが、結果、左足の膝とすねに傷を負ってしまい、最後の200メートルは左足から血を流しながらの帰宅となってしまった。

しかしながら、転倒時は自動車の往来もない状態で、周囲に迷惑をかけることもなく済んで、よかったと思う。


でもホントに最後まで何が起こるか分からんです。

ふしぎなご縁であるなあ

2008年07月14日 | 日記
本日午前11時過ぎ、山口県のお寺のご住職が円覚寺の本堂内陣の彩色荘厳を見学にお越しになった。
特に当山本堂の彩色で、何かのきっかけで円覚寺の彩色の仕様を耳にされ、内陣の柱を擦り漆で仕上げてあるところを興味深く、また重点的にご覧になった。

さて、お越しになったご住職、実は私の坊守の弟(私からいえば義理の弟)と大阪の行信教校で同期で、今も弟と親しくお付き合いをさせていただいており、それがご縁で4年後の円覚寺の彼岸法要にご講師としてお招きすることとなっている方であったと昨日(!)気づいた。

「まさかお約束いただいたご講師だったとは!」、という驚きにも似た感情であった。

ご住職も同じような気持ちであったそうで、しかしながらお互いに不思議なご縁ですね、と喜ばせていただいた。


さて、かわって夜7時半からは納骨堂委員会。納骨堂改修の件の話し合い。
平日の夜でお忙しい中にもかかわらず委員さん全員お越しくださり、ただ感謝であった。


何もないように見えて、そうでもない。

2008年07月12日 | 日記
今日は午後3時からのお寺の本堂での法事一件のみであったので、午前中気合いを入れて庭掃除。

それが響いたのか、すこし熱中症気味なのか頭痛がする。早く休もう。


さて、上にも述べたが、本日一件のご法事だけであったが、お寺にいれば今日でもご来寺の方の応対や電話の応対など結構な件数になっていた。

こうして振り返ると、何もないようでも実はとても多くの方との出あいがあるのだとしみじみと実感する。

また反対側から見れば、普段いかに多くの出あいを見逃しているか、とも言える。

大切にしなければ。


如来は 我々の苦しみの中にしか 住むところがない

2008年07月11日 | 日記
前回の日記にて、スズメの件ですが無事脱出していきました。ヨカッタ。


本日お葬儀。出棺時、「悲しみの中から、また家族手を取り合い、歩みを進めて行きたい」とのご挨拶。

その悲しみの中に何時も離れることなく阿弥陀様が寄り添ってくださっている。



「如来は 我々の苦しみの中にしか 住むところがない」(大峯顕)


気になる

2008年07月09日 | 日記
一昨日の夜は、家の中をコウモリが飛び回っていた。

・・・、

で、

今日の昼は、家の中をスズメが飛び回っていた。


戸締まりをちゃんとしろよ!、と聞こえてきそうですが、

まあ、それはそれとして、



「両者とも、ちゃんと外に出ることが出来たであろうか?」



これが今一番の気がかりなこと。

7月8日

2008年07月08日 | 日記
午後2時より直方市のS徳寺様にて、部員として所属している鞍手組同朋教学部会議に出席。
8月26日開催予定の半日研修会の案内状作成を中心とした会議。
案内状を受け取った方が、その文面を見て思わず参加したくなる、そんなお知らせを部長さんと相談しながら作成したつもりです。

さて午後7時半からは当山仏壮の役員会。議題は7月27日に行われる盆前大掃除についての打ち合わせ。
仏壮・仏婦・世話人合わせて130名を越える参加者が一同に集う、今や円覚寺の年間行事においても一・二を争うほどとても賑やかな行事となっており、その分ある程度緻密な事前の計画や打ち合わせ(安全確認・役割分担など)が必要となっている。

しかし同じ目標に向かって一丸となり前進を始める、その動きを感じることは大変心地よいものだ。

法話学習会

2008年07月07日 | 日記
本日午後7時半より、私も以前所属していた鞍手組青少年部の、法話学習会にお招きを受け出席。会場は直方市のS光寺様。

若手僧侶の育成をも目的とする青少年部では今年より部員さん同士の研鑽として、法話実習をされておられるが、私を含め青少年部OB3人も参加させていただいている。過去2回開かれ、それらにも招かれていたのだが都合によりいずれも欠席しており、今回が初めてのご縁であった。

担当された部員さんの、み教えを伝えたいという熱き思いがひしひしとこちらにも伝わってくる、大変ありがたいご縁であった。

こうして、ともに学ぶ仲間に恵まれている今の鞍手組のなんとすばらしいことか。

7月6日

2008年07月06日 | 日記
日中はご法事。午後のご法事は参り合いのZ行寺前住職様3回忌ならびに前々坊守様50回忌のおつとめ。

法事で法話は常にさせていただいているのだが、聞き手に法衣のかたがいらっしゃると、やはり緊張するものである。

このたびは、円融至徳の嘉号である名号を喚び声と讃嘆させていただいた。

間違いないお念仏のみこころをそのままお伝えすればなんの心配事もないはずであるのだが、やはりどこかで自分の手垢を付けようとしているのだろうか。

さて、そのようなことを考え反省しつつ、夜6時からのご門徒様の通夜勤行ではご法話させていただいた。梅雨明けの暑さの中、多くのお参りにこちらも気合いが入ります。

午後7時、法務が終わり自坊に帰るとすでに午後7時半からの納骨堂委員会の委員長がお見えになって、会議の準備をなさっておられた。
常に先頭に立ち、熱心でかつ冷静にこのいたらぬ若造を引っ張ってくださる。
ホントにお育ていただいている身であるなあと、ナンマンダブツ。