円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

7月6日

2008年07月06日 | 日記
日中はご法事。午後のご法事は参り合いのZ行寺前住職様3回忌ならびに前々坊守様50回忌のおつとめ。

法事で法話は常にさせていただいているのだが、聞き手に法衣のかたがいらっしゃると、やはり緊張するものである。

このたびは、円融至徳の嘉号である名号を喚び声と讃嘆させていただいた。

間違いないお念仏のみこころをそのままお伝えすればなんの心配事もないはずであるのだが、やはりどこかで自分の手垢を付けようとしているのだろうか。

さて、そのようなことを考え反省しつつ、夜6時からのご門徒様の通夜勤行ではご法話させていただいた。梅雨明けの暑さの中、多くのお参りにこちらも気合いが入ります。

午後7時、法務が終わり自坊に帰るとすでに午後7時半からの納骨堂委員会の委員長がお見えになって、会議の準備をなさっておられた。
常に先頭に立ち、熱心でかつ冷静にこのいたらぬ若造を引っ張ってくださる。
ホントにお育ていただいている身であるなあと、ナンマンダブツ。