円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

永代経法要・降誕会 最終日

2008年05月03日 | 日記
本日当山の永代経法要ならびに降誕会の最終日を迎えました。


地に足を付けず、過去に後ろ髪を引かれながら、そしてまだ来ぬ未来をたぐり寄せようとばかりして、今のいのちを見失っているこの私。

しかしナモアミダブツに出あうと、今ここに生きる私として、いのちが輝き出す。阿弥陀様は今の私をそのまま見つめ、摂めとろうとされるのであります。阿弥陀様の側よりよびかけてくださるのです、「われにまかせよ、そのまますくう親だよ」、と。

さて、こうして本日朝席をもってご法話がおわりました。

そして引き続き正午より幼児初参式を執り行い、参拝の方と共にほとけの子の誕生をお祝いしたのです。


今年は4組のご家庭がご参加くださいました。本堂全体が暖かい空気に包まれました。ご講師の松月先生には、初参式の最後に初参式についてのご法話をお願いし、仏縁を結ぶことの尊さをお取り次ぎくださいました。


その後、午後1時よりお楽しみ抽選会、ビンゴゲームで盛り上がり、午後1時45分からは、宗像落語会の粗忽家酔書さんの落語と紙切り芸を堪能し、午後3時に今年の永代経・降誕会を無事終了することが出来たのです。