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遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ブラッドリー・クーパー監督『アリー/ スター誕生』

2019-02-01 01:00:09 | 映画を見てきた

映画『アリー/ スター誕生』予告【HD】2018年12月21日(金)公開

2019/1/30

・「アリー」は4度目のリメイク。自分は初めて見る。

・なんとなく『フルハウス』みたいなホームコメディを想像していたら、かなり古典的なお話で面食らう。

・アリーが大物ミュージシャンであるジャクソンに見初められ、大スターになる話。

・こういう型は、『ピグマリオン』までさかのぼれる。最近だと『アーティスト』が思い浮かぶ。

・最初のうちは、白馬に乗った王子様と出会うことで成功する、一昔前のプリンセス物っぽい話。

・アリーを演じるのはレディー・ガガ。立場の強い男性が無名の女性をフックアップするような話は、彼女にはあわないんじゃないかなと心配しながら見る。

・とは言え、ただの成功譚ではなく、どちらかというと「シンデレラその後」が見どころ。

・『ボヘミアン・ラプソティー』が実在する人物を伝説として描いているのに対して、本作は実在しない人間を生身の人間として描いている。

・並べて語りたい人の気持ちはわかる。

・たぶん日本でやったら、たぶん妬み嫉みで枕営業だって揶揄されそう。

・アメリカでもあるんだろうけど、ポジティブなリアクションのほうが強そう。

・レディー・ガガとブラッドリー・クーパーの存在感がやたら強い。アップでもよしロングでもよし。いくらでも絵が持ってしまう。

・ダンディなひげのおじさんが、明らかに一目ぼれしていてかわいい。

・お菓子描写がさりげなくて好き。

・ジャクソンに舞台から誘われて、アリーが出る?出ない?出る!のくだりはベタでも楽しい。

・なにぶんレディー・ガガなので、場末のバーの歌い手で一生を終えるような人には、さすがに見えない。

・「私なんか私なんか」と恐縮しきりだった人がマイクを握った瞬間にノリノリで唄い出す、よくある感じのコントに見えてしまう。その豪華版。

・このくらいのランクになると、アカペラで唄い始めただけで見入ってしまう。強い。

・字幕は石田泰子さん。英語がわからないので元歌詞との比較はできないけど、訳詩が場面場面で絶妙。

・サントラ聴きこみたい。

コメント
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