千葉県木更津市 八剱八幡神社( やつるぎはちまんじんじゃ )
昔このあたり一帯の地を八剱の里と呼んでいたそうです。
日本武尊が東征の時、相模国より渡ろうとしましたが暴風雨により船が転覆寸前となり、
海の神の怒りを静めようとして、妃橘姫が入水し身代わりとなりました。
日本武尊は無事に着きましたが、姫の死を悼んでしばらく此の地に留まったそうです。
木更津と言う地名は「君去らず」から・・のようです。
御祭神
誉田別命 ほんだわけのみこと
息長足姫命 おきながたらしひめのみこと
足仲彦命 たらしなかつひこのみこと
素盞鳴命 すさのおのみこと
日本武尊 やまとたけるのみこと
誉田別命 ほんだわけのみこと
息長足姫命 おきながたらしひめのみこと
足仲彦命 たらしなかつひこのみこと
素盞鳴命 すさのおのみこと
日本武尊 やまとたけるのみこと
小さい池があり、小さな鳥居。水神様がおられました。
神社境内より湧く御神水は、神域地下150mの水脈より汲み上げられているそうです。
ご神水がいただけます。
ご神木 ヒマラヤスギ
本殿
たくさんの絵馬があります。
三社神社
御嶽神社、三峰神社、稲荷神社がありました。
境内にある大きな蘇鉄!
源頼朝、お手植えの蘇鉄です。
神社の説明によると、
大正15年、当時の木更津銀行頭取の露崎氏が森家から譲り受け奉納しました。
森家は君津市の山中にあり、山道を馬に乗って登る人も下って来た人もこの家の前で休憩しました。
頼朝もここで兵馬の疲れを癒し、森家に御礼として蘇鉄を植えたと言われています。
鎌倉幕府を創始した頼朝は、保元、平治の乱で大敗した源家再興の為
治承4年(1180年)安房国に渡り、平家討伐の根拠地としました。
頼朝は、八剣八幡神社に戦勝祈願に訪れたそうです。
これを知る露崎氏が、森家の蘇鉄を譲り受け奉納しました。
所在地 千葉県木更津市富士見1丁目6-15
此の地を去ることをしなかったから「君去らず」・・・
君去らずから「木更津」になった…何だかステキなお話でした。