えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

六本木→銀座

2007年05月25日 | Study Abroad
今日は六本木の東京ミッドタウンに入居する
Y!社さんの訪問から始まります。
そうなんですよーDr.Cのプログラムに引き続き
Dr.Liのプログラムでも訪問を受け入れてくださいました。
(→5/11のブログ「六本木→中目黒→渋谷」

今回は前回とは違う趣向でひと通り会社概要をご説明頂いた後は
学生が数人のグループになって配布資料に目を通し、
質問していくという形になりました。
なかなか興味深い質問も多かったのですが、
学生が質問するに任せているうちに段々横道に逸れ。。
最後には何だか「日本で働くこと」「社会に出て働く際のアドバイス」
のようなコーナーになってました(苦笑)
「日本」みたいな大きなくくりでの質問の答えを
たったひとりに求めるのは酷ってものです。偏っちゃうからね。
私も社会人として東京でそれなりの経験を積んできた自負があるので、
ちょっと発言させてもらいました。
まあ、またなんか質問あれば遠慮なく聞いてほしいな。


前回時間がなくて慌しく辞去するままに撮りそびれた集合写真を今度は忘れずに。。
学生達がだっこしてるキャラはチョボットというオリジナルキャラだそうです。
かわいい、と皆お気に入り。残念ながら非売品。。


Y!社さん訪問の後は午後の予定まで自由時間としました。
ミッドタウンは学生には敷居が高かったみたいで、
皆ランチは結局近くのファーストフードで済ませたみたい。
私とDr.Liは折角だからミッドタウンで。。と思ったけど、
どこもかしこも混んでいて。。
でもやっとフードコートに入ることができました。
ここは席数も多いし、いろいろ選べるしお値段も手ごろ。
なかなか気に入りました


私達がいただいたのはこれ。9品おかずを選んで1500円。選ぶのが楽しい。

ランチ後、少しミッドタウンをうろうろして、
またホテルに戻って少し休憩してから
次の目的地の銀座に向かいました。

午後の目的地は本当は早稲田の予定だったんですよ。。
例のT大の准教授のH氏とその師匠格に当たる
早稲田大学のS教授(♀)に早稲田大学で講義してもらうはずが、
麻疹の流行によって大学が休校になってしまって
立ち入れなくなり、急遽銀座に会議室を借りて開催となったのでした。
学生達にとっては残念なことでしたねえ
折角日本の大学を見学するいいチャンスだったのに。。
S教授は急用が出来てしまって講義はH氏によって行われました。
「メディアとしての携帯電話というような内容で、
やっぱり携帯電話ってどこのフィールドでもなんだなあ
って思っていました。

この講義にはS教授のゼミ生も同席していて、
講義の後はMSUの学生達の面倒を引き受けてくれました。
なんとありがたいこと
そしてDr.Liと私のことはS教授がディナーにご招待下さいました
(H氏とS教授のゼミの大学院生の中国人、Wさんも一緒です。)
予約されていたお店も銀座だったのですが、
早稲田から来るつもりの時間で予約していたので、
時間までにはまだまだ余裕がある。。
そこで会場の後片付け等のあるH氏とS教授と別れて
WさんとDr.Liと3人で銀座をウロウロすることにしました。

でもこれが。。なかなかおかしかった
まず、Wさん。彼は中国人でもちろん母国語は中国語。
日本には4年住んでいるので日本語は超ペラペラ。
しかし、英語はとっても苦手。
そしてDr.Li。彼も中国人で中国語が第一言語。
アメリカの大学の教授だからして英語は(発音はともかく)完璧。
日本語は挨拶程度ならわかる、、という初歩の初歩。
最後に私。母語は日本語の日本人、
アメリカの大学院生なので英語なら問題なく理解する。
私の中国語はDr.Liの日本語よかマシだけど、
もうほとんど忘れてる。。
(大学時代割と真剣にやってたんですけどねえ。)
・・・お分かりですか?3人の共通言語がないのです。。
3人のうち2人で話した内容をもうひとりに
他の言語で伝えるという伝言ゲーム状態。。
それを打破しようつたない中国語で話してみましたが、
Dr.Liはそんな私を哀れに思ったか(もしくは聞くに耐えなかったか。。
英語で話してくれる。でもそうするとWさんが入ってこられない。。
というわけでちょっと疲れたけどでもおかしかった

やっと時間になってホっとしてレストランへ向かう。
S教授が選んでくださったのは鯛めしのお店でした。
仲居さんの挙措はキビキビと、でも優雅で美しく、
器も盛り付けも芸術的、お味ももちろん素晴らしかったです。
外国人が好きそうなお店かも
(内装とかは殺風景でしたけどね。。。
隣のブースからはフランス語(らしき音)が聞こえてきたよ。


すごーい。今までは我慢していた私も耐え切れずに写真を撮ってしまった。
そしたらS教授が「私も。。」って携帯で撮影してた(笑)


黄色い山は卵の黄身、白いのが卵の白身
もうひとつの白いのが鯛をそぼろにしたもの。
これをご飯にかけて鯛でとったダシ汁をかけて
薬味と一緒にいただきます。
このダシがおいしかったですね
そぼろ達はちょっと粉っぽくて噎せそうになった



とてもおいしうございました。
S教授、お招きホントにありがとうございます。
いろいろなお話も楽しかったです。


ところで、帰り際に私「だけ」S教授からお土産を頂いてしまいました。
この鯛めしのお店で売っているふりかけを。
ナゼ私にだけ???いいんでしょうか??
多分、、、今日のお礼に、Dr.Liが購入したスイーツ
彼は自分でS教授に渡さずに「選んだのはエミチなんだから」、
と私から差し上げる格好になったんですね。
なので、私からの個人的なギフトだと思われたのでは。
もしそうならDr.Liに申し訳ないっす。。
だって私一銭も払ってないんだもん。

でもそれにしてもS教授の心配りには感動です。
年を重ねたり地位が高くなるにつれ傲慢になる人もいますが、
S教授のように常に気を使える人になりたいと思いました

<後日談>
S教授から頂いたふりかけは真空パックだったから、
開封せずにミシガンに持って帰ろう、ルン!と思っていたのに、
えみちパパに開けられてしまった。。。
超怒ったのは言うまでもありません。

まあ、ミシガンで食べるか日本で食べるかの違いだけど。。
ありがたみと感動がさ、違うじゃない、全然。