松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

和ろうそくを灯す時 その8

2009-06-01 21:07:29 | 和ろうそくを灯す時
ずっと袋入りで和ろうそくを販売してきた私ですが、ついに箱が必要になりました。

和ろうそくを、ちょっと畏まって先方にお渡しする時に、パリパリと音のするPP袋を無造作にバッグから取り出すよりは、上の画像のように、箱入りにした方がちっとはサマになるというものです。

外箱は眞櫨きゃんどると同じ色の和紙を貼り、中箱は櫨蝋のうぐいす色を際だたせるためにえんじ色を選びました。和ろうそくを固定させる蛇腹の中敷きを考案したのは弓道のT先生です。感謝感謝。意外なところで智恵が出てくるもんです。

この箱なら、和ろうそくを1本ずつ丁寧に使ってもらえるでしょう。

これで立派な贈り物用の和ろうそくが出来上がりました。

「これでお供え用に持って行けるのができたよ。」
「うん…。でも、やっぱりこれ、持って行きたくない。」
「なんで!?これを包装して、のしを貼って名前書けば使えるじゃん!」
「使えるけど、香典も一緒に差し出す時はどうする?香典とろうそくがバラバラになったらいかん。」

……このろうそくの箱と一緒に御香典も一緒に差し出す?

確かにろうそくだけだったら、この箱でも良いけれど、御香典も一緒に差し出すのだったら、少々厄介です。他の人の御香典と一緒くたに盆に入れられるから、名前を書いておかないとバラバラになります。かといって二つも名前書くってのはくどい感じだし…。

どうやって、この箱と御香典の袋を合体させる?

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