脱皮から何十時間か経過し、そろそろ体も固まった頃合かなと判断したので、改めてブラジリアンブラックを観察してみる事にした。
う~む、流石は脱皮直後!惚れ惚れするほど見事な毛並みだ。
前回の脱皮はあまりサイズは変わっていない印象だったが、今回の脱皮ではかなりサイズアップしたように窺える。
特に、歩脚がスラリと細長くなったので、全体の雰囲気がガラリと変わった。やはり人間が感じるクモの大きさは、体長よりもレッグスパンに左右されるという事だろうか。
…………。
変わったのは脚の長さだけではない。
触脚の先端や、第一脚の脛節にもカッコいいパーツがくっついたよ!
………………。
うん…間違いないね。
コイツ雄になりやがった(つД`)
全体的な雰囲気を見たときは「ハハ、まさかな…」と思ったが、移精針とセックスフックを見つけたときは流石に現実を受け入れるしかなかった。
小さいサイズから手塩を掛けて育てた個体が雄になるってのは、やっぱり凹みますな…。