今回は再びヘビの抜け殻をピックアップしてゆく。
まずはボルネオブラッド。
ブラッドパイソンは大体水入れの中で脱皮を済ますので、採取できる抜け殻も当然水に濡れている状態となる。このヘビの場合、本体の特徴的な模様とは裏腹に、抜け殻の方にはあまり模様が残らないようだ。
頭部の抜け殻。
びしょ濡れでデローンとした状態でも、注意深く探る事で部位の見当も付いてくる。
抜け殻を持ち上げた状態でのアップ。
こうして背景色が暗い場所で見てみると、上唇板の形や目の位置などがしっかりと見て取れる。このように、抜け殻は個体の模様や色に惑わされる事無くウロコの入り方を確認できるので、亜種を同定する際などで非常に重宝する。
次はロイヤルディアデムスネーク。
ヘビ本体も頭部付近に鮮やかな虹彩を放つが、抜け殻はまた一味違った光を放っている。全体的に白濁しており、まるで真珠のような輝きだ。なかなか美しい。
更によく見ると、ウロコや腹板の一枚一枚が大きいヘビである事が分かる。
コイツは乾燥系のヘビなので、さして湿度に気を遣うことも無く脱皮を済ませてくれた。そういえば私は、脱ぎ残しがこのヘビの体に貼り付いている所を一度も見たことが無い。
抜け殻は軽量で乾いており、クシャッと丸めた油取り紙のような感触だった。
最後にグロッシースネーク。
どうやら床材のパインチップに潜りながら脱皮をしたようなので、抜け殻がバラバラになって床材に紛れてしまっていた。普段ならこのまま床材を交換してしまうところなのだが、今回は撮影の為に出来る限りサルベージした。
このヘビの抜け殻は、ロイヤルディアデムとは一転して非常に透明度が高い。このように千切れた状態だと、まるでビニールの切れ端のようにも見える。
頭部周辺の抜け殻を発見。
頭部のウロコは大きく、首筋から急にウロコが細かくなっていく様がよく分かる。
抜け殻は薄く、見た目よりも柔らかい感触だった。薄手のビニール袋を更に手で伸ばし、それを細切れにしたような感じに近いだろうか。
まずはボルネオブラッド。
ブラッドパイソンは大体水入れの中で脱皮を済ますので、採取できる抜け殻も当然水に濡れている状態となる。このヘビの場合、本体の特徴的な模様とは裏腹に、抜け殻の方にはあまり模様が残らないようだ。
頭部の抜け殻。
びしょ濡れでデローンとした状態でも、注意深く探る事で部位の見当も付いてくる。
抜け殻を持ち上げた状態でのアップ。
こうして背景色が暗い場所で見てみると、上唇板の形や目の位置などがしっかりと見て取れる。このように、抜け殻は個体の模様や色に惑わされる事無くウロコの入り方を確認できるので、亜種を同定する際などで非常に重宝する。
次はロイヤルディアデムスネーク。
ヘビ本体も頭部付近に鮮やかな虹彩を放つが、抜け殻はまた一味違った光を放っている。全体的に白濁しており、まるで真珠のような輝きだ。なかなか美しい。
更によく見ると、ウロコや腹板の一枚一枚が大きいヘビである事が分かる。
コイツは乾燥系のヘビなので、さして湿度に気を遣うことも無く脱皮を済ませてくれた。そういえば私は、脱ぎ残しがこのヘビの体に貼り付いている所を一度も見たことが無い。
抜け殻は軽量で乾いており、クシャッと丸めた油取り紙のような感触だった。
最後にグロッシースネーク。
どうやら床材のパインチップに潜りながら脱皮をしたようなので、抜け殻がバラバラになって床材に紛れてしまっていた。普段ならこのまま床材を交換してしまうところなのだが、今回は撮影の為に出来る限りサルベージした。
このヘビの抜け殻は、ロイヤルディアデムとは一転して非常に透明度が高い。このように千切れた状態だと、まるでビニールの切れ端のようにも見える。
頭部周辺の抜け殻を発見。
頭部のウロコは大きく、首筋から急にウロコが細かくなっていく様がよく分かる。
抜け殻は薄く、見た目よりも柔らかい感触だった。薄手のビニール袋を更に手で伸ばし、それを細切れにしたような感じに近いだろうか。