Elevenses Laboratory

爬虫類・蟲系ぺっとぶろぐ

生来、鼻フック

2007-09-20 | ナミヘビ科
の貢献もあり、シシバナはここ半年間でピンクマウスを積極的に食うようになってくれた。

もっと正確に言うと、これで大抵のものは食うようになってくれた。現在はピンクLとヒナウズラを毎週交互にあげている。




正直なところ、栄養バランス云々よりも、餌ヤモリの消費源が一つ減ってくれたのが嬉しい。最近はなんか感覚が麻痺してきて、「ヤモリ=餌」みたいに考えちゃってるからな…。その手の歪んだ観念は、マウスやラットだけで十分なんですよ。

まぁ何にせよ、再びマウス離れを引き起こさないためにも、この個体にヤモリやカエルを与える事は二度と無いだろう。




…無いはずだ。うん。





翠玉の晩餐

2007-09-16 | ナミヘビ科
タイリクスジオ、ごはんを食べる。
現在の階級はピンクLクラス。








JRSでこの個体を購入してから大体40日程度が経過した。当初は環境の変化からか吐き戻す事が度々あったのだが、給餌頻度を調節しつづける事で現在は快方へと向かっているようだ。食欲自体は旺盛なので、単に慣れの問題だと信じたい…。








それにしても、このヘビは妙に写真写りがいいなぁ。オリーブグリーンのウロコと、スレイトグレーの地肌が織り成すコントラストが実に美麗じゃないか。一緒に買った文子さんのほうは動きまくってまともな写真を撮らせてくれないので、この写りの良さは非常に有り難い。
まぁ、写真写りだけじゃなく、コイツは実際キレイなんですけどねっ!






土に眠る白磁

2007-08-21 | ナミヘビ科
エナメルの肌をもつ白銀の美蛇、
アリゾナエレガンス様のお食事風景で御座います。






ウチのネズミ喰いのヘビ達は、まだまだベビーのプエブランミルク、シシバナ、そして新入りのスジオを除いて皆そこそこ大きいので、結果的に与えるマウスのサイズも二極化してくる。
具体的に言うと、我が家にはアダルトL~リタイアくらいのマウスと、ベビー&肉食蟲用のピンクLの2サイズがストックされている。

そんな中、アダルトマウスを呑み込むほど大きくもなく、かといってピンクマウスだけで腹を満たせるほど小さくもない、中途半端且つやんごとなき身分のネズミ喰いが唯一匹。何を隠そう、それがこのお方なのであった。






んで、今回の写真で何が言いたいかというと、そんなエレガンス様がヒナウズラを食ってくれて本当に助かっている。まぁ、グロッシースネークはもともと食性の幅が広いヘビなんだけど、それでも飼育下でどんな物を食べるか…っていうと話が別だもんなぁ。勿論、その食性の幅と栄養バランスを考慮して、ピンクLも週に何匹か与えているけど。






もう何度でも書いちゃうけど、グロッシーは本当に良いヘビだと思う。美麗、強健、エサ喰い良好と、見事に三拍子揃っておりますよ。
恐らく唯一の欠点としてハンドリングに向かないってのがあるけど、そんなのは大抵のヘビに当て嵌まるわけだし、ある程度ヘビを扱ってきた人なら問題にもならないはずだ。正直言って、何でこのヘビが未だにマイナーなのか不思議に思ってしまう。

海外での人気はどうなんだろう…。






春の訪れ、青天の霹靂

2007-05-02 | ナミヘビ科




 ついでにもういっちょソウカダネタを。



 先月上旬の事だったのだが、何とソウカダが産卵した。卵の数は3つ。白く細長い形状の、典型的なヘビの卵である。


 脱皮も無事済んだのに、何故か餌食いが悪い…と感じてはいたのだが、まさかお腹に卵を抱えているとは夢にも思わなかった。この個体を購入した時、店主から「コイツはオス!」と断言されていたので、私はその言葉を素直に信じきっていたのだ。
どこかでメスを見かけたら購入しようと思っていた矢先にこの出来事…。これは早まらなくてよかったと喜ぶべきなのだろうか。


 因みに卵は無精卵なので、恐らく孵ることは無いだろう。しかし、折角苦労して産んでくれたであろう卵なので、現在これらは大切に保管しておいている。
そういえば、ジャワジャイアントセンティピードが無精卵を産んだ時も、私は同じことをしていたなぁ(´ー`)




ソウカダ浴場

2007-05-01 | ナミヘビ科



 先月下旬頃の写真。脱皮用プラケにて脱皮を済ませた直後のクロスジソウカダ。



 クロスジソウカダの脱皮が近づいてはきたものの、湿度が思うように上がらなかったので、急遽脱皮専用に用意したのがこのプラケである。

レイアウト自体は非常に簡素で、水を適度に張ったプラケの中に背の広いシェルターを一つ入れただけ。下手に色々入れるとそれだけ水場が狭くなるので、水浴びしなければならない時期にはこれで十分だろう。給餌も、小魚を水中に数匹泳がせておくだけで事足りる。



 このプラケに移してから数日後、ご覧の通りソウカダは無事脱皮を終えた。しかし、この脱皮用レイアウトはメンテも激しくラクな事が判明したので、結局現在に至ってもこのまま飼育してしまっている…(^^;)