Elevenses Laboratory

爬虫類・蟲系ぺっとぶろぐ

ポエキロ一族の表札

2007-12-19 | クモガタ類
いいかげん何が何だか判らなくなってきたので、テプラでポエキロ達のネームプレートを作ってみた。

こうしてみると、ポエキロだけで結構な数を飼っているんだなぁと実感する。グラモがメインだった頃が懐かしい…。いつの間に我が家はツリースパイダーばかりになってしまったのか。




テープだけじゃ流石に味気無いんで、ファッシアータ様を撮りおろしてみた。脚を広げたいつものポーズはスマートな印象だけど、脚を内側にたたんでいるとモッサリした雰囲気に。










あー、早くP.pederseniのテープも作りたいよ…。

ベビーはイズコ。





鞭と高枝切りバサミ

2007-11-15 | クモガタ類
こいつを飼育し始めて、もうすぐ半年が経とうとしている。
購入した当初は、ヒヨケムシ程ではないにせよ、すぐ死んじゃうかな…と不安に思っていたものだが、実際は何とまぁ丈夫な事。掛かる手間はタランチュラと殆ど変わらないと来たもんだ。








正直な感想を述べてしまうと、この蟲は見た目に反して地味なペットだと思う。餌を捕るとき以外は殆ど動かないし、いつもコルクの裏に隠れてるし…。

でも、そこがまた魅力なんだよな。ここらへんもタランチュラと同じ。

日々そこに存在するだけの生体を眺めて、変わらぬ姿に安心感を覚える…。ウデムシを飼育するなら、そんな付き合い方こそ理想だろう。








折れたままの右第一脚を見て判る通り、コイツはウチに来てからまだ一度も脱皮をしていない。というか、既にかなりの大きさに育っているので、もしかしたらこれ以上脱皮はしないのかもしれないなぁ。
両方の第一脚が揃った完品個体を手にしたいのもあるが、個人的には何より脱皮シーンそのものを観察したいと思っている。よく考えたら、ウデムシってどうやって脱いでいくのか知らないんだもの。勿論、抜け殻の形状や質感にも興味が湧いてくる。


あー…、一度で良いから脱皮しておくれ~。



充電完了

2007-11-04 | クモガタ類
久々の更新もやっぱりポエキロネタ。
先月脱皮したポーキー達を、つらつらと気の向くままに書き連ねて参りますよ。









レガリス2号が最終脱皮。

判りきっていた事だけど、やっぱりオスになった。
しかし、パワーフィーディングの甲斐あって、オスにしてはかなり巨大な個体に仕上がってくれた。やはり色彩の地味さは否めないが、迫力に関しては他のタラ達にも引けをとらないと思う。


…もちろん、だからといって嬉しいかと問われれば、決してそんなことは無いけど。





 

ファッシアータも脱皮。

実際、タランチュラがオスになっても私の心が折れないのは、オスが出る陰でメスも着実に出てくれているからなんだよなぁ。

コイツに関しては言う事無し!日に日に美しくなる御姿にメロメロでございます。
何と言うか…この世の全ての賛美歌が本種を讃える為だけにあってもいいんじゃないかと思えるくらい美しい。美の女神アフロディーテも、このクモの前では恐らく姿が霞んでしまう事だろう。もう仕方ないから、今日からこのファッシアータが美の女神って事でいいんじゃね?(←バカ)





 

オルナータ。

翅イエコを危なげなく食えるくらいのサイズになった。全身の黄色味も増し、脱皮する度にどんどんフリンジされていくのが判る。脚の裏の黄色もハッキリ出ているので、幼体にしては多種との見分けもつきやすい。

でもまぁ、まだまだ赤茶けた小蜘蛛の域だなー。
引き続き、今後の成長に期待しとこう。






 

サブフスカは、我が家に来て一度目の脱皮を無事済ませてくれた。

こちらはオルナータよりも脱皮一回分ほど小さいが、その佇まいは既に独特な雰囲気を醸し出している。ちょうど同時期のフォルモーサをクリーム色にして、紫色の光沢を無くしたような印象だろうか。






 

で、こちらは現在のフォルモーサ。

や ば い
か っ こ よ す ぎ !


デザートカラーにハッキリと入る漆黒のストライプ!
その上にほんのりと乗るメタリックパープル!
これが興奮せずにおられようか!

もともとコイツを飼う前から、本種はポエキロの中でも私好みな感じがしていたのだが、これは予想以上のブツかもしれない。なんかもう、ここまで私好みなカラーリングだと、このカッコ良さを保つ為ならオスでもメスでもどっちでもいいやという気持ちになってくるw


…あ、いや、やっぱメスの方向でお願いします。








以上5匹が先月脱皮したポエ。
本属は飼育数が多いと、毎週何かが脱皮する状況になるので、飼育する側としては飽きの来ないペットライフが楽しめる。気の短い私にとっては打ってつけだ。

それと、今回は紹介種類数が多かったので前後編に分けようかなとも思ったが、画像サイズを小さくする事で対処してみた。大きいサイズが見たい場合は、画像をクリックして下され。
というか、是非大きいサイズで見て下さいw




ポエキロばっかで申し訳ない気持ち

2007-10-20 | クモガタ類
愛とは、躊躇わない事。
かつて一人の宇宙刑事が、私にそう教えてくれた…。



グーティサファイアオーナメンタル
Poecilotheria metallica

なんと二匹目を購入。こいつは一匹目の半分以下の価格で入手出来た。
飼育を始めて一週間ほどが経過したが、どうもこっちの個体の方が餌食いがいい気がする。大きさや色彩も一匹目と変わらないんで、この追加購入は結構正解だったかも。


二匹の中のどちらか片方、若しくは両方ともメスになる確率は75%…。
この勝負…勝てる!!








ベンガルフォースポッテッドオーナメンタル
Poecilotheria miranda

カメラみたいな学名のポーキー。
マイナー種である事に変わりないが、それでも最近は少しずつ見掛けるようになってきたように感じる。だが、それでも成体の姿を生で見る機会は皆無といっていいかもしれない。
ならば、私がこの手で育て切ってみせようぞ。

今のところの外見的特長としては、他の同時期のポエキロと比べて淡い色彩だという事くらいだろうか。これから成長するにあたり、体色がどのように変化していくのか…非常に楽しみだ。










…とまぁ、以上二匹を購入しましたよという報告。

とりあえず国内で手に入りそうな種類は結構揃ってきたんで、一連のポエキロ購入ラッシュもそろそろ打ち止めになる見込み。残った課題はペデルセニくらいだろうか。まぁ、あの種の雰囲気は個人的に好みなので、ベビーを見掛けたら結局即買いするんだろうけどw


走る身代金

2007-10-11 | クモガタ類
HBMをスルーしつつ、中野の某ショップへ行ってきた。あのイベントも毎回気にはなっているんだけど、蟲系がいないとの事なので、これは私にとって当然の流れとなる。



んで、相変わらずクモとか買いましたよ。













アイボリーオーナメンタル。

この種は本属の中でも一際高温に弱いと聞くので、ずっと導入を躊躇っていたのだが、いつまでも避けて通るような道でもないだろうと思い立ち購入した。要は夏場にクーラー掛けっぱなしにすれば失敗しないんだろうよ。
店に入荷してからまだ一月も経っていないような個体との事なので、結構良い時期に買えたかな。今がパワーフィーディングの掛け時でしょう。


それにしても、このクモまだまだ高いのね…。
こりゃ本気で落とせないわ。








メタリカ大明神様。

ああ…ついにやっちまったよ…。
でも、これで私もようやくポーキーマニアを名乗れるくらいになれるだろうか。



コイツは最近の相場から見ると比較的値が張っていたのだが、育て始めるには丁度良い大きさである点と、このサイズで既に全身が青みをおびている点を鑑みて購入に踏み切った。

まぁ…ここまで高い蟲を買うときは、一万や二万なんて金額差より、生体の質を重視した方が賢いってモンなのですよ。
多分ね。









うーむ。
なんか、今回の買い物で色々と吹っ切れてしまったかもしれないw

こりゃあ流通するポエキロ全種集めるまで止まらないかな。