Elevenses Laboratory

爬虫類・蟲系ぺっとぶろぐ

白翅地鼈虫

2007-07-31 | ローチ類
幾多ものデュビア幼虫の中に、羽の部分が白くなっている個体が何匹か混じっている事に気付いた。




これって何でしょ。パイボなのか?
私はデュビアを何世代か繁殖させ続けているけれど、こういう個体には初めて巡り合ったなぁ…。いや、今まで気付かなかっただけかもしれないけれどw
とりあえず、「アルゼンチンフォレストローチ“ホワイトスポッテッド”」って感じのカッコいい名前つけて可愛がってみますよ。




ポエキロ脱衣祭り

2007-07-22 | クモガタ類
他のポエキロどもも次々と脱皮。
一匹一匹分けるのも面倒なので、この際一気に紹介してみる。





まずはファッシアータ。
コイツは脱げば脱ぐほど美しくなるなぁ…。
模様に更なるメリハリが付いた事で、「これぞポエキロ!」と言わんばかりの貫禄が出てきたように思える。

前回脱皮したのがレガリス1号より後だったので、これで脱皮ペースがレガリス1号を越えた事になる。まぁ、コイツいっぱい食ってたしな。これがパワーフィーディングの実力か。










そんなレガリス1号も少し遅れて脱皮。
ん~、こっちはあんまり変わらないなぁ。確かに大きくはなっているけど。










お次はルフィラータ…


…ってオイ!!
コレどう見てもオスだろ!

うああああああああああああああマジかよ!!
確かにお腹の裏はメスっぽい感じだったのに!!









…というわけで、現在管理人は凹み中。

因みに、「コイツはメス」とか断言しちゃってる過去の恥ずかしい記事は、無意味に浮かれていた自分への自戒と自虐の意味を込めて残しておきますよ。
フッ…好きなだけ哂うがいいさ…。


ただ今は、泣かせておくれ(ノД`)



黒き虎の白き塒

2007-07-17 | クモガタ類
先週はタラ達の脱皮ラッシュだったのだが、その中でもサンタイガーは我が家に来て初の脱皮を無事終えてくれましたよ。





とは言っても、巣穴の奥に隠れちゃって見えないわけだけど。


とりあえず腹部が小さく萎んでいるのは確認できたが、体長やレッグスパンがどれだけ伸びたのかは不明。全体像を拝むにはプラケから追い出さなければならないのだが、このクモは動きがやたらトリッキーなので、滅多な事では出したくないんだよなぁ…。
それに、脱皮後に要らぬストレスを与えるのも避けたい所。やっぱり外に出すのは当分我慢しておこう。


少々解りづらいのだが、上の写真はデュビアを捕食しているシーンを撮ったものだ。このサイズからデュビアに喰らい付いてくれるのは大変助かる。コイツはなかなかアグレッシブなクモですな。







因みにこれがプラケ全景。蓋を開けなければ何を飼っているのか解りません。
それにしても、ほんの短期間でよくこんな立派な巣を作れるものだ。
テキトーな巣穴掘るだけのバーミーズアースタイガーに見習って欲しいよ。




ブラウンアッシュ・ゼブラとかに改名希望

2007-07-16 | クモガタ類
ピンクゼブラビューティーも脱皮。
……何やらサイズアップしているように見えるぞ。


この期に及んでまだデカくなるのかお前は…。




ちょっと測ってみた。
体長約7cmといったところだろうか。
今のところ脱皮頻度は年一回程度に落ち着いているが、脱皮するごとにまだ0.5cmほど成長しているようだ。コイツこのまま体長8cmに到達するんじゃね?
何か最近、ホントにこのクモがピンクゼブラビューティーなのか不安になってしまう時がある。最大体長は5cm前後と聞いていたのにな…。

まぁ、大きい事は良い事だ。
引き続きデュビアをムシャムシャ食べて、更なる高みを目指していただきましょう。




抜け殻もキレイにとれた。


手で持ってみるとこんな感じ。
う~む、いつ見てもこれはキモイね。
幼少期の私にトラウマを与えたフェイスハガーにそっくりではないか。






ここから余談。



このクモは、なまじ「ビューティー」などという分不相応な呼称が付いているが為に、世間一般では嘲笑の的となってしまっている感がある。現に私は、見た目がつまらないクモ、名前負けしているクモの例として本種の名が挙がるのを幾度となく耳にしている。
しかし思い出して欲しい。タランチュラの魅力というのは、単に色彩の美しさから来るものだっただろうか?


本種の彩りは確かに寂しいものだ。アヴィやブラキが持つようなカラフルさやメタリックさは、身体中のどこを探しても欠片すら見当たらない。正直、名前負けしていると言う点に関しては私も認めよう。コイツは確実に美しくない。
しかし私は、このクモは長きに渡り風雨に晒されてきた鑑賞石のような存在感と、乾燥した環境に身をおくことで研ぎ澄まされてきた機能美とも呼べる渋い体色を持っている…と、贔屓目ながらに考えているのだ。



見て欲しい。この砂漠に潜むゲリラ兵のような佇まいを。
彼らは荒野の狩猟者である。日の照りつける大地の真ん中で、薄汚れた茶色い迷彩シートを被り、獲物をひたすら待ち伏せるのだ。そんな孤高の戦士にキラキラファンシーな装飾品など必要だろうか?
答えは当然否。そんな物は必要ではないし、似つかわしくもない。つまり、このクモは『ビューティーじゃない事』こそが魅力なのである。





例えばモビルスーツとかでも、ドムトローペンのサンドカラーとかディザートザクとかは、カラフルじゃないけどそこがカッコイイでしょう?
要はそういう事なんよ。






ブルータス、てめぇもか

2007-07-15 | クモガタ類
レガリス2号、待望の脱皮。
他のポエキロ達と比較しても殆ど変わらない位にまでサイズアップしてくれた。






………………。





ぶっちゃけ私はクモ飼育歴がまだまだ浅く、ことポエキロに至っては今年の初めに手を出したばかりのヒヨッコだ。ドラクエⅢで言えば、まだアリアハンも抜け出してないくらいのヒヨッコ具合だろう。したがって、確かな事など一つとしてわからないし、何かを感じたとしてもそれは確信ではなく単なる予感に過ぎない。

だが、そんな私が敢えてその「何か」を口にしてみると……











コイツはオスになる気がする。






ハハ、まぁ…そんだけorz