対話練習帳

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知らず知らず役立っている

2007-09-08 07:12:51 | Weblog
それが陰徳の本来の意味ですよね。
上記の文章で挙げてた「MOON」というゲームは、困っている人を助けたりするとラブ(という名の経験値)がもらえるというシステムでした。だから基本的には「よーし人を助けちゃうぞ」と思って、助けて、ラブを得るものなんだけど、たまに、こっちが別に困っている人を助けたつもりはなくてもラブ認定されることがあって、それがすごく新鮮だったのです。で、それも「人のお説教を きく」とか、わりとしょーもないことだったりして、でもそれがラブですよといわれると妙に納得してしまう。で、あ、なんかこれすげえな、と思ったのです。 行為の主体である自分がラブかどうかを決めるんじゃなくて、関係性の中から遡及的に見いだされたもの、それがラブ。ラブは演じるものじゃない、関係性の中 から見いだされるもの! それはどう考えても人生真実のひとつで、しかもそれを言葉で説明されるのではなく、ゲームというメディアを通して伝えられたというのが、ひじょうにエポックな体験であり、その感覚は、いまだラブというわかったよーなわからんよーなものを考えるときに、たしかな礎となるべくわたしの中に横たわっておるのです。

見出されることを待っているすべてのラブと優しさへ



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