道すがら

私の歩む道すがら出合った
“これいいなー”を
アップしてみました

敬老の日

2007年09月17日 | Weblog

 いつもコメントを頂く「若鮎さん」がエッセイ集を発行され 今年も届きました
 文章も 間歇明瞭 ユーモアもあり 挿絵の「野の花」も奥ゆかしいので
 楽しみにしていました
   
  投稿はお父さんの事を書かれたものが多いです
  家族皆さんが90歳のお父さんを敬い 暖かく見守り
 また お父さんもみなに感謝して いい家族関係を保っておられます 
 ご本人の了解を得ましたので一部記載( 文字数の関係)させていただきます
 親を疎ましく思う時代にあって ほんとにほのぼのとした家庭がうかがえます

  「父と軍歌」
♪ ここはお国を何百里、離れて遠き満州の・・・・」
最近の父は朝からずっとこの軍歌うたってる。
 若鮎さんは  “モット明るく”と合いの手入れては大笑い
 このお父さんが病気で この歌が聴かれなくなり ご心配
20日ばかりした或る日 障子の向こうから 
また軍歌が聞こえ お父さんの快復を喜ばれ 健康のバロメーターになり  
おかげさんでみなにあんばいしてもろうて こないになりましたわ」
デイケアーに行かれます
お父さんも日ごろから ありがたい ありがたい と言って感謝の念をお持ちです


 「父の言葉」
「こないに元気で 何もせえへなんだら罰が当たる。今までみんなに
ずっと手伝ってもらったさかいな。 
仕事は御輿と同じで何人にも分けたらしんどないし、
はよ済むから」と手を休めず 「こないしてみなの役に立つ事うれしいやで。 
しかしなー、 一つだけ分けたらあかんもんがある。  それはお金や。
お金分ける時は、私を外してええで。せやないと若くして頑張ってるあんたらに
分け前が減るからな。 年寄りにはもう金はいらんで」
と欲を排し
 絶えず周りへの気遣いを忘れない 私はまるで宮沢賢治の精神を感じます
    “この親にしてこの子あり”
若鮎さんの親孝行と お父さんの様なお年寄りに尊敬の念を抱きました
    ( 文中の緑の文字は若鮎さんn文章です)

老人週間の始まり・・・・・ 私も紛れもなく老いの入り口
 日々 エィジング現象とやらと仲良く 苦笑でかわして過ごしています
   息子夫婦からの贈り物 孫からのFAXが届き 電話で孫の声も聞けました
  
   みなさんありがとう 毎日元気でご機嫌です

     
  
 


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恐れ入ります (若鮎)
2007-09-17 14:18:04
まあ、ほんまにでました。嬉しいけど恐縮です
父に出ていることを伝えると
「私、なんかそんなところに載るようなことしてしもたん」と悪いことを案じている様子。
違う違うと説明し、パソコンの前に座らせ、説明しながら全文を読み聞かせると、もう涙の洪水・・・手を合わせて拝んでいます。
何よりの敬老の日のプレゼントです。
家族は残された日々を父がちよっとでも楽しくすごせたらいちばんいいなと考えています。
本日は思わぬご配慮に感謝いたします。
返信する
Unknown (Q)
2007-09-17 15:45:59

お父さんの謙虚さが 指月堂さんの繁栄に
家族の発展に繋がっているとおもいます
いつまでも お元気で吉田家の大黒柱で
いらしてください
返信する
Unknown (wildgrass)
2007-09-18 23:14:05
若鮎さんのエッセイ、心温まりますね。
筋の通った生活をされている方の文章は素晴らしいです。そのままがお人柄ですね。
返信する