梅漬けの土用干し

　　　　　　　

ようやく暑さにも慣れてきたら　はや立秋
　　　　　　　　漬け梅のことを忘れていた～～～　　ごめんなさい　こんな時期に土用干しとは・・・

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　私と同じだ～　　すっかり干からびて・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　皺くちゃーず・・・


　　　　　　　　一粒一粒　裏返していたら　あの詩を思い出して　暑さにいら立っていた自分を反省

　　　　　　　　二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日の楽しい時も夢のうち。
　　　　　　　　 五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され
　　　　　　　　 何升何合はかり売。
　　　　　　　　 もとよりすっぱいこのからだ、
　　　　　　 塩につかってからくなり、紫蘇に染まって赤くなり、
　　　　　　　　　 七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、
　　　　　　　　　 思へばつらいことばかり、
　　　　　　　　　　それもよのため、人のため。 しわはよっても若い気で、
　　　　　　　　　 小さい君らの仲間入り、運動会にもついて行く。
　　　　　　　 　　 まして戦のその時は、なくてはならぬこのわたし。