イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

ギーシェ家の大罪

2014年08月18日 16時23分34秒 | 秋田書店

15年前、リンハルト家とギーシェ家の和解の象徴たりえた筈の若い夫婦。リンハルト家の若き当主であるルドルフとギーシェ家から嫁いだ妻イレーネを両親として生を受けた父と同名の息子ルドルフが、事件の真相を求めてファルコらの助けを得て生家である湖上の廃墟を目指す。私闘(フェーデ)を繰り広げたリンハルト家とギーシェ家の確執は簡単には消えないとはいえ、疫病による死亡をリンハルト家が罠に嵌めて宴に招かれたギーシェ家の領民を虐殺したと捏造し、リンハルト家を滅ぼす口実にしたことを遺体にかけられた消石灰の粉によりオドはギーシェ家の陰謀を看破した。死者達に消石灰を振りかけ、自身は炎で身を処し外界に被害が拡大するのを防いだルドルフの死に息子は涙した。死の直前、ルドルフは妻イレーネとまだ見ぬ我が子を救おうと扉越しに逃げろと叫んだため、侍女ラウラ・ヘルツェルは奥方と共に凍りついた湖を渡って逃がし、夫の死後、罪なき夫の一族を自身の実家であるギーシェ家が滅ぼしたという罪に苦しみながらもイレーネは出産した息子に夫の名を命名して他界した。


『アルカサル -王城-』が宝塚歌劇団 星組にて舞台化が決定!!

2014年08月18日 09時43分12秒 | 秋田書店

宝塚
『アルカサル -王城-』
公演期間:2014年12月4日(木) - 12月14日(日)

【宝塚バウホール
星組

主な配役
エンリケ・デ・トラスタマラ:十碧れいや
ドン・ペドロ:麻央侑希
マリア・デ・パデリア:妃海風

エンリケの名前が一番上にあるのが気に入らない。ドン・ペドロにもムカつく欠陥はあるが、マリア第一の私には主人公ではなかったとしてもドン・ペドロの方が上であって欲しかった。