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凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

揚げてみました。新しい紙の江戸角凧!

2012年09月28日 | 凧の制作

 

天気・・・あまり良くない!

・・・が、風が吹いている。

 

早速・・・

新作の江戸角凧 「隈取」を 

我が家の近く、

白子古所海岸で

試し揚げ。

 

凧の大きさ 縦 1.3m × 横 78 cm。

糸目の長さ 約26m。 14本。

長い糸目の 江戸角凧は揚げながら糸目を合わせる。

 

風・・・やや強い!

 

糸目・・・まだ ばらばら。

 

糸目の元で調節。

 

だいたい 合ってきた。

 

新しい糸は 凧に引っ張られて 伸びる。

しばらく 強風で 伸ばす。

 

ほぼ そろった。

「うなり」 の つりをとらなかったため、

強風で 「うなり」 が 少し ねてしまった・・・

 

動画を撮った。

 

EDO KITE "KUMADORI"

 

 

海から 吹く 強い風に あおられる。

 

今度は 青い空で・・・。

 

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江戸角凧を新しい紙で作ってみた

2012年09月25日 | 凧の制作

 

 

 

『メッシュ強力凧用和紙』 と言う紙がある。

ポリオレフィン・メッシュを和紙でサンドイッチしてあると言う紙だ。

一般的な障子紙の約6倍の強度だそうだ。

●破れにくい。

●墨、染料、顔料のノリも良い。

●普通の糊で接着可能。

●伸び縮みが少ない。

●そして、軽い。


だいぶ前から見て知っていて、使ってみようと、手元にもある。

 

この紙を使って作った和凧を見せてもらった。

色はとてもきれい。

遠目には、普通の和紙に描いてあるように見える。

問題は、強度の為にサンドイッチしてあるメッシュだ。

この3mm間隔程の正方形の凸凹が、少し気になる。

凸凹が、絵を、線を、邪魔しないだろうか??? 

 

しかし、使ってみなければ、何もわからない。

 

とりあえず、この凸凹を生かした絵を描いてみることに・・・。

 

凸凹は、こんな感じ! ・・・あえてやってみた。

 

色は、墨、染料、そして顔料を使用。

この紙・・・いろいろに使えるかも知れない!!!

 

おもしろい感じで、できあがり、角凧にした。

 

我が家の前で、糸目を付ける。

 

糸目を付ける方法はいくつかあるが、凧を逆さまにして付けると糸を無駄にしない。

 

 

そして、脚立に取り付けると、凧に角度が出來、糸目合わせが楽になる。

 

凧の大きさ: 縦1m30cm × 横78cm

 

 

糸目の長さ 約26m 14本。

 

 

 

取り付け終了。

早速 車で5分の海岸へ行って見る。

・・・弱風!!!

 

何度か挑戦・・・

 

・・・今日は諦める。

また、天気で風の良い日に。

 

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ナイロン生地に達磨を描く

2012年08月16日 | 凧の制作

蜘蛛の巣にかかった 昨日の 『ギンヤンマ』

元気だ。

昨夜は アジサイの葉にやっとつかまっていたのに

 

上の方の葉に しっかり つかまっている。

触ると 羽を震わし、足を動かす。

 

だいじょうぶか???

頑張れ!

元気になって 飛んで行け!!!

 

 

さて、今年の2月にオファーがあって、アメリカの大きな凧揚げ大会に招待されている。

アメリカはワシントン州の大会。

"The Washington State International Kite Festival in Long Beach” 

通称 "WSIKF"。

毎年8月に一週刊開催される大会だ。

一週間、毎日凧揚げ三昧。

まだ先だと思っていたが、あっという間に出発日が近づいてきた。

以前より アメリカ人に頼まれていた凧絵を描いて持参しなければならない。

凧は 3mの六角凧

リップストップナイロンでアメリカ人が縫ったもの。

リップストップナイロンはパラシュートなどに使われる強いナイロン生地だ。

絵を描くにはコーティングしていない生地を使う。

以前にもリップに描いたことがあるが、その時はアクリル絵の具を使った。

アクリル絵の具はいろいろ問題もあって、気に入っていない。

ナイロンに描ける絵の具を以前から探しているが、なかなか気に入ったものが無い。

 

以前、知人から聞いて取り寄せた “樹脂顔料” を使って描くことにした。

 

今月の初め、下書きからやり始めた。

大きさが 縦3m なので、下書きの紙も大きい。

模造紙を9枚貼り合わせて、縦3.3m × 横2.4m を作って

凧の原寸を測る事からスタート。

原寸が出来上がったら、鉛筆で絵を描く。

 

アメリカ人 二人に頼まれた。

一枚は達磨を黒の濃淡で、

もう一枚は色を入れて、描いて欲しいと言われている。

同じ絵を二枚描く。

下絵に墨を入れてみる。

 

 

 

 

まずは 墨絵の達磨から。

本番には “樹脂顔料” の黒を使う。

一度試したことがあるので、要領は ほぼわかっている。

さっそく 墨線から始めたが・・・

描くことに集中していて、この間の写真を撮り忘れてしまった。

気が付いたら・・・こんなところまで・・・

墨を使って和紙に描いても同じだが、

黒の濃淡で描く絵は黒の濃さが大事。

濃すぎると真っ黒になってしまう。

問題はナイロン生地だ。

和紙と違い、厚みが無い。

和紙ならば 一回の墨で、紙の厚みも手伝って、真っ黒に仕上がる。

ナイロンは薄いため、黒も透けてしまい、

グレーになってしまう。

 

描きあがって、これで良し と思っても、

日にかざすと、全体的に薄く、グレーの凧になってしまう。

以前、アクリルカラーで経験済みだ。

 

そんな訳で、髭の薄墨をもう一度 塗り重ねて もっと濃くする。

こうして 光を通さずに見ていると、真っ黒のようだが、

ちゃんと計算の上です。

一度、外へ持って行き、光を通して見たところ、

まだ、墨線が弱い。

そこで、もっと濃く解いた黒の絵の具を使って、上に塗り重ねる。

墨線の勢いが欲しいので、なぞる事はしないのが普通だが、

墨線の薄い凧は、絵がぼやけていけない。

前の線より太く、勢いをつけて描き直す。

 

細かった線は、もっと、もっと太く。

このくらいの太さで、良いだろうと、外で広げてみると、たいていは細いのだ。

凧の線は太い方が迫力を増す。

あと一息!

最後のグレーを塗って仕上げる。

仮に組んで、外で見てみる。

まだ、線が細い部分がある。

気に入らないので、もう一度上から描く予定。 

 

 

もう一枚は色で、仕上げる。

黒の線を入れる。

墨達磨の経験を生かして、今度は、もっと太い線で・・・

 

墨線が乾いたら、薄い黒で、髭を仕上げる。

鬚は刷毛を使うと、細かすぎるため、筆の線で描いた。

何と言っても、凧が大きいので・・・

 

黄色を塗り、オレンジでぼかす。

顔の色を塗って、茶色でぼかす。

いずれも 濃い目の絵の具を使用。

光を通すと薄くなるからだ。

グレーの汚れのようなものは、下に敷いてある布の汚れが透けて見えている。

 

 

目の青を入れ、

ピンクを塗る。

 

あとは、バックの紫と、

最後の 赤。

 

すべて塗り終わって・・・

仮組して外で、見てみる。

紫色が、思ったように出て無い・・・!

その他の色の具合は、良さそう。

墨絵の達磨も仕上げた。

 

もう少し乾く時間が欲しいので、

現在、二枚とも仕事場のロープに

洗濯物のように掛けられて、

アメリカ行きを待っているところだ。

リップストップナイロンに描くのは、勝手が違って、やりにくい。

 

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工房で体験凧づくり

2012年02月01日 | 凧の制作

 

凧を作りたい と 工房を訪ねて来た。

本格的に作った事は無いと言う。

まずは絵を描くことから始める。

いろいろな方法があるが、今回はすべて自分で描いてみることに。

 

直接和紙に木炭で下描きをするのは少し難しいので、

同じ大きさの模造紙に鉛筆で描いてみることにする。

題材で一番面白いのは人の顔。 

人それぞれ、全く違うものが出来上がる。

 

達磨の凧を見ながら描くことに・・・。

 

 

鉛筆で描けたら、筆になれるように、鉛筆線を筆で描いてみる。

出来上がった絵がこれ!

力強い 達磨ができた。 ほんとに初めて???

あまり良くないなあ・・・と ご本人。

 

 

今度は、本番の和紙に描く。

自分で気にいらない部分を直しながら一気に描く。

 

 

髭。 ここは腕の見せ所!  う~む・・・なかなか!

 

 

墨が乾いたら、刷毛で上から薄墨を入れる。

 

 

薄墨は普通はもっと濃いものを使うが、黒くなりすぎると思い、やや薄めを使用。

 

 できました。

 

自分流で・・・イイですねぇ! 眼に力がある。

筆の勢いも あって けっこう けっこう!!!

最初の絵より 素晴らしい達磨ができました。

 

これが最初の絵。

 

 

色を入れる。

好きなように、入れてみてください。

 

 

 

 

 

変わった色の達磨の出来上がり。

 

骨を貼ります。

 

 竹に糊を付けて・・・

 

補強のために、周りに糸を入れる作業。

もうすぐ完成!

 

できあがり。

 

 

近くの海岸へ行き、試し揚げ。

糸目を短く、長いしっぽを付けて・・・

 

 風はやや弱いけど・・・良く揚がってる。

 

黄色が目立って、遠くからでもハッキリわかる。

 

お疲れさまでした。 

夕日に照らされた笑顔がイイねぇ!

 

  

 

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江戸角凧の取材

2011年11月16日 | 凧の制作

先日、“わんだふるオーナーズ 『ニッポンのたからもの』” と言う小冊子の取材があった。

取材の日が雨だったため凧揚げの写真が撮れなかった。

どうしても揚げてる写真が欲しいという事で、再度撮りに来たと言う訳だ。

1月号なので、こちらとしても正月らしい凧を揚げたいと思い、

急きょ、四尺(1.2m)の 『大入り干支凧』 を仕上げることにした。

取材と言うのは時間が無く、またその日、必ず良い風が吹くとは限らない。

・風が弱くても揚がる軽い凧、

・あまり小さくない凧、

・組み立てに時間がかからない凧

と言うのが理想なのだ。

江戸角凧は糸目が長い。大きい凧は36m~50m位の糸目が付けてある。

凧は糸目の元からそれだけ遠くに揚がる。

写真に撮ると、せっかくの大きい凧も小さくなってしまう。

その点、四尺位の凧は、張り込みにすれば、組み立て時間が無いし、

糸目の長さも24m位なので、そこそこ大きく撮れるのではないかと思ったのだ。

まずは軽い事が第一なのだが・・・。

 

出来上がった 『大入り干支凧』 に糸目をつける。

今回は凧が小さいので、脚立に固定して糸目付けをすることに!

 

凧をさかさまにして糸目付けをすければ、付け終わった時、糸目の中心がほぼ合う。

糸目と同じ位置に穴をあけた皮の目板(めいた)を通して糸を付ける。

目板とは、糸目板(いとめいた)の事で、昔はこれを板で作った。多分その名残りだろう。

板は割れる事もあり、最近は皮を使う。

目板を通すことで、手元でその糸が、凧のどこの糸だかわかる。

江戸角凧は、糸目が長いので、揚げながら糸目調節をする。

そのために、目板は必要なのだ。

 

糸目の長さは24m。 数が14本なので、凧と糸目の元まで7往復で終わる。

合計168m 歩けば 終わり。(笑)

 

糸目の元へ糸を結び、24m 糸を出して凧に付ける。

今度は、凧に糸を結んで、24m 糸を出して元へ結ぶ。

この繰り返しだ。

 

最後の1本を付ける。

 

出来上がり。

 

 

凧が軽いので、簡単な軽い『うなり』を作った。

『うなり』の作りは伝統的。 昔の作り方だ。

所要時間は30分で完成。 (笑)

「凧」の重さと「うなり」の重さは、バランスが大事。

 

 

長さ1m57cmの篠竹一本を使用。

篠竹の元の太い方を削ってバランスをとり、フィルムのテープを張る。

籐(とう)をを鳴らすにはかなり薄く裂かなければならないので、今回はフィルムテープを使う。

 

テープを糸で縛って引っかける。

 

これで準備はOK!

 

撮影班到着。

早速 白子の海岸へ! 天気好し! 風はまあまあ・・・チョット弱い・・かな?

 

凧を準備する。

 

 

初揚げなので、糸目を調整。

 

糸が新しいので、凧に引っ張られて いくらでも伸びる。

だから、何度も調節が必要だ。

強い風で数時間揚げると、糸が伸びきって もう伸びなくなる。

 

糸目の元から狙うカメラマン。

 

う~ん・・・・まあまあ・・かな?

『うなり』の長さは ちょうど良かったようだ。

 

 

雲がイイ! 

 

取材の日は天気が一番 心配。

 

スタッフ 「う~ん!イイ画(え)だ!」

これにて修了。

  

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竹を割る

2011年11月08日 | 凧の制作

採って来た竹を四つ割りにして乾かす。

まず、半分に割り、またその半分に割って四つ割りに。

 

 

一回で四つ割り、六つ割り、八つ割りができる工具もあるが、

これはこれで、コツが居る。

私は使わない。

 

節をそろえて使いたいので、バラバラにならないように

紐で結えて乾かす。

この状態で、半年以上乾かさないと、凧の骨として使えない。

 

 

一通り割って終わってから、こんなものを作って見た。

そう “竹とんぼ”

若い世代は作り方を知らない。 

でも教えればできる。

1本目より、2本目、2本目より 3本目。

作るごとにだんだん上手くなる。

大人4人で童心に帰って・・・。

 

こんなのは見たことがあるだろうか?

 

棒に巻きつけた紐を引っ張って、その力で棒を回し、羽根だけを飛ばす。

 

昔、良く作ったものだ・・・まだ手が覚えてる。

 

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竹採り

2011年11月07日 | 凧の制作

今年の竹採りはいつもの年より少し遅くなった。

本の原稿を書かなければならなかったし、

アメリカ出張がいつもより一週間ずれたためだ・・・。

毎年のことながら、竹採りは我が家にとってはチョットしたイベントなのだ。

今年はお手伝いが4人来てくれた。

お土産に持ってきてくれたドーナツ。クリスマスバージョン?

 

いつもの魚屋さんから、前夜祭用に用意した刺身・・・。

飲み会はビールから。

芋焼酎。

鹿児島の『伊佐錦』。初めて買ってみた。

料理もいろいろあったのですが・・・

食べるの、飲むのが忙しくて・・・

写真が在りません・・・

 

メキシコのテキーラ "Centenario" 4人で空けてしまった。

共通の友人が今年、彼の57歳の誕生日一週間前に

脳内出血で逝ってしまった・・・。

彼が大好きだったこのテキーラ・・・。

これ、彼が作ったテキーラを飲むためのショットグラス・・・。

皆で彼を思い出しながら、このショットグラスで呑んだ。

"Centenario" が無くなったので

アメリカの友達からもらった テキーラ。

 

 

イスラエルから買ってきた “アラック”と言う酒。

みんなには不人気だったので、一杯でおしまい。

 

みんな朝3:00過ぎまで呑んでいたそうだ。

私は早く寝たようだ・・・覚えてない・・・(笑)

次の日 8:00。私は予約したトラックをとりにレンタカーやへ。

トラックと常用車の2台で竹林へ。

まだ、昨日の酒が残っていたのか・・・

カメラも忘れ・・・写真が・・・撮れない。

そうだ・・・と思い出して、携帯で・・・。

もっと早く気が付けば良かったのだが・・・

 

 

トラックへ積んで家へ。

 

まずはトラックから竹を降ろして、レンタカーを返しに行き、

ラーメン屋で腹ごしらえ。

 

 

採ってきた竹は皆に手伝ってもらい、四つ割りに。

 

 

 

 

 

 

 

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六尺江戸角凧5/色を差す

2011年09月22日 | 凧の制作

 

六尺江戸角凧 “自来也” 色差しの続き。

 

ガマのこげ茶をぼかして差す。 

 

全体はこんな感じ!

 

 ぼかした部分に ベンガラ色を差す。

 

ガマのこげ茶には顔料が混ぜてある。

 

 

 

 

 

 

着物の色を差す。

細かい部分は筆で。

 

広い部分は刷毛の方が早くてムラになりにくい。

 

 

 

 

 

ガマがべたなので、墨で 模様を入れる。

 

 

 

 

 

 

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六尺江戸角凧4/色を差す

2011年09月17日 | 凧の制作

 

ピンク色を差す。

 

 

青色をぼかしで差す。

帯の結び目を青でぼかす。

 

 

 

 

 

 

 

 

これでピンクと青が入った。

 

 

今日は江戸凧保存会と板橋区凧愛好会の合同行事が九十九里である。

天気はやや不安定。 蒸し暑い。 黒い雲が出ていて・・・風はやや強い・・・。

海岸まで行くとまた違うかも知れない・・・。

 

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六尺江戸角凧3/色を差す

2011年09月15日 | 凧の制作

 

ベンガラ色をぼかしで差す。

顔はやや薄い色、他は原色のままで。

ぼかしは平刷毛の片側に色を入れて、反対側に水を入れる。

刷毛の中で自然に混ざり合って、一回でぼかすことができる。

 

染料は完全に乾いてから次の色を差す。

濡れているうちに別の色を差すと色がまざり合う。

たとえば、黄色に青は混ざり合ったところが緑色になる。

うまくやると黄色⇒緑⇒青のきれいなグラデーションができる。

意図してやる場合もあるが・・・。

 

 

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