凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

Zoomを使ってハンガリーとオンライン凧作り

2021年08月29日 | ワークショップ

今年、6月3日に

ハンガリーの国際交流基金ブダペスト日本文化センターより

一通のメールが来た。

 

ハンガリーでオンライン凧作りワークショップができないだろうか?

と言う相談のメール・・。

 

担当者の話では、ハンガリーでも新型コロナウイルスのために、

飲食禁止、集会、イベントの禁止、などなど、厳しい制限処置が行われてきたが、

ワクチン接種が進んで、感染状況の改善に伴い、

家に閉じこもることが多かったハンガリーの人々に

センターで何か楽しいイベントを企画できないかと言う事だ・・。

 

まだまだ、参加者を集めてのイベントは、できないので、

参加者は自宅にて参加し、凧を制作する。

 

センターを介して日本にいる私と参加者とをオンラインで繋ぎ、

凧作りワークショップをしたいと言う・・・。

 

センターでは今までに、レクチャー、動画配信などは行ってきたが、

オンラインでのワークショップは未経験。

 

と言われてしまった・・・。

 

こちらは、Zoomの経験は海外との会議が数回。

アメリカと15分ほどのレクチャーを1回。

ましてや、オンライン・ワークショップなんて全くの素人だ。

 

しかし、実際のワークショップは国内、海外で、充分経験済みだ。

どのようにやれば、ネットを通してワークショップができるか

・・と・・考えてみるのも、良い事か~!と思い・・・

現地の皆さんと一緒にイッチョ頑張ってみるか・・・とお受けした。

 

6月9日に初のZoom会議で打ち合わせを予定。

 

会議までに、こちらでもどうしたら実現できるかを考えた。

 

まず、凧は何を作るか?

参加者は、子供なのか?

大人なのか?

子供と大人が一緒なのか?

 

ハンガリーでも把握できていない。

 

では、こちらは、子供を対象で考えることに・・。

そして、全員初心者だ。と考えて・・。

 

初心者なら、参加者が大人でも、子供でも

凧作りは・・・絶対楽しいはず・・・

と言う訳で・・・

 

家族会議により、簡単で良く揚がる『ダイヤ凧』を提案する事に!!!。

 

『初めて作る凧は、簡単で、絶対良く揚がる凧』が私の持論!!!

 

メール打ち合わせで、材料は事前に参加希望者に送ると聞き、

 

凧の絵をワークショップ当日に描くのは、

時間が足りないだろう・・・。

と気が付く。

 

早めに参加者に渡してもらい、ワークショップ当日までに

絵を描いておいてもらうのが、ベストと考えた。

 

子どもの凧作りワークショップで、いつも言う

 

『凧は空高く揚がるので、絵は『大きく』何でも良いけど『一つ』描く。』

 

を、事前に知らせたい・・・。

 

『絵を描く時の注意』を日本語で作って、

ハンガリー語に翻訳してもらい、

参加者に渡したい・・・。

 

Zoom会議までにこれを作った。

9日の会議で、これをハンガリー語に翻訳して、材料と一緒に参加者に

事前に渡すことが可能かどうか聞きたい・・・。

 

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