「パーフェクト・ケア」(2020年米)
マーラ・グレイソン 詐欺師(ロザムンド・パイク)
フラン マーラの恋人
カレン医師 マーラの仲間
ジェニファー・ピーターソン 被後見人
サム・ライス 施設長。マーラの仲間
アレクシー ボスの手下。運転手
ディーン ボスの手下。弁護士
ローマン 組織のボス(ピクセルのインチキの人)
フェルドストロム 被後見人の息子
起:詐欺師マーラは、老人の後見人になってその財産をいただいていた。
承:新たな標的の周囲が脅しをかけるが、軽くあしらう。
転:新たな標的は組織のボスの母親で、マーラらは殺されかかる。
結:マーラはボスと組む事になるが、被害者の家族に射殺される。
人間は奪う者と奪われる者に分けられる。マーラは、自分は奪う者だと言う。
フェルドストロム氏は、後見人マーラが母親を食い物にしていると裁判を起こす。
資産を売却して、母親を施設に入れたと。
だが、フェルドストロムは前回の面会で暴力をふるった事が問題視され、
面会禁止を維持される事に。
マーラは、被後見人のアランが死んだと知らされる。
まだ儲けるつもりだったが、これで施設に空きができるはずだ。
マーラは仲間のカレン医師から、ジェニファーと言う女性を紹介される。
ジェニファーは最近物忘れが激しいとされ、マーラが後見人となる事が認められる。
マーラはジェニファーに会う。本人は何も聞いておらず、介護は不要だと言う。
だがマーラは、再審請求はできるが施設に入ってからだと告げる。
戸惑うジェニファーは施設に入れられ、携帯も取り上げられてしまう。
マーラはジェニファーの家財をオークションに出し、貸金庫からダイヤを回収。
家は塗り直して売却してしまう。
アレクシーと言う男がジェニファーを訪ね、彼女がいなくなったと気付く。
ジェニファーの息子である組織のボスローマンは怒り、
施設から連れ出すように指示する。
ローマンの弁護士ディーンがマーラを訪ねる。
ディーンは詐欺行為だと見抜き、ジェニファーから手を引くように脅しをかける。
だがマーラは500万ドルを要求し、交渉は決裂。
恋人でもある相棒フランは警戒するが、マーラはむしろ儲けられると喜ぶ。
背後にいるのが何者か聞き出そうとするが、
ジェニファーが話さない為、マーラは施設長のサムに言って部屋に閉じ込める。
ディーンはマーラが後見制度を悪用しているとして、再審理を要求。
だがマーラがディーンに委任状がないと指摘し、再審理は却下される。
マーラは、ジェニファーが子供の頃に死んでいると知る。
施設にいるのは、死んだ人物になりすました偽者なのだ。
偽ジェニファーは40年分の納税記録を偽装されており、
本物の死亡記録も抹消されていた。
アレクシーらは施設へ乱入して、ジェニファーを連れ出す。
だが、かけつけたマーラに捕まり、ジェニファーは再び施設に戻される。
逮捕されたアレクシーは取り調べを受け、元マフィアだとわかる。
さらにカレンが遺体で見付かり、フランはマフィアに手を出してしまったと慌てる。
だがマーラは平然としてジェニファーに面会。法廷で負かしなさいと挑発。
怒ったジェニファーはマーラの首を絞め、被害妄想として精神科施設へ移される。
マーラは麻酔を撃たれて意識を失う。ローマンに拉致されたのだ。
死ぬのは怖くないと言うマーラは、取引を求めるが、ローマンは始末するように指示。
車ごと池に沈められるが、マーラは何とか脱出する。
家へ戻るとフランが倒れており、ガスで殺されそうに。
マーラはフランを助けて退散する。
フランはすべてを失ったと落ち込むが、マーラはすべてではないと言う。
手に入れたダイヤで逃げるか、マフィアの住所を突き止めるかだ。
マフィアの車のナンバーを覚えていたマーラは、運転手を見付け出し、
尾行してローマンのビルを突き止める。
運転手をスタンガンで倒し、現れたローマンを拉致。
薬を注射し、過剰摂取で搬送された身元不明者に仕立てる。
そうした人物には州が後見人を付けられ、マーラが後見人となったのだ。
マーラは1000万ドルを要求するが、ローマンは仕事で組む事を提案。
後見人ビジネスで、市場を独占できると考えたのだ。
何十万の老人を手中に収め、表向きは合法的に何十億も儲けられる。
マーラはローマンと組む事にし、ジェニファーは解放される。
マーラは手広く儲け、雑誌やテレビ番組に取り上げられる有名人となる超富裕層に。
だが、面会できないまま母が死んだと言う男に射殺されてしまう。。
と言う訳で、ロザムンド・パイク主演のサスペンス。
ブラックコメディと紹介されてもいるけど、コメディ感はあまりない。
弁護士パイクは、勝手に老人の後見人になり、施設に入れて財産を私物化する詐欺師。
詐欺師を主人公にした話はよくあるけど、標的は悪い奴だったりするもの。
本作はオレオレ詐欺みたいな手口なので、主人公に全く好感が持てない。
そんな中、標的が組織のボスの母親だった為、
パイクは組織の脅しを受けるようになる。
なるんだけど、組織の方を応援してしまう始末。
組織に始末させかかるが、たくましく生き延びたパイクは報復を決意する。
ルールを曲げたのはそっちだと怒るが、最初に仕掛けたのはパイクだよね。
最後にパイクは報いを受けるけど、スッキリする訳ではない。
マーラ・グレイソン 詐欺師(ロザムンド・パイク)
フラン マーラの恋人
カレン医師 マーラの仲間
ジェニファー・ピーターソン 被後見人
サム・ライス 施設長。マーラの仲間
アレクシー ボスの手下。運転手
ディーン ボスの手下。弁護士
ローマン 組織のボス(ピクセルのインチキの人)
フェルドストロム 被後見人の息子
起:詐欺師マーラは、老人の後見人になってその財産をいただいていた。
承:新たな標的の周囲が脅しをかけるが、軽くあしらう。
転:新たな標的は組織のボスの母親で、マーラらは殺されかかる。
結:マーラはボスと組む事になるが、被害者の家族に射殺される。
人間は奪う者と奪われる者に分けられる。マーラは、自分は奪う者だと言う。
フェルドストロム氏は、後見人マーラが母親を食い物にしていると裁判を起こす。
資産を売却して、母親を施設に入れたと。
だが、フェルドストロムは前回の面会で暴力をふるった事が問題視され、
面会禁止を維持される事に。
マーラは、被後見人のアランが死んだと知らされる。
まだ儲けるつもりだったが、これで施設に空きができるはずだ。
マーラは仲間のカレン医師から、ジェニファーと言う女性を紹介される。
ジェニファーは最近物忘れが激しいとされ、マーラが後見人となる事が認められる。
マーラはジェニファーに会う。本人は何も聞いておらず、介護は不要だと言う。
だがマーラは、再審請求はできるが施設に入ってからだと告げる。
戸惑うジェニファーは施設に入れられ、携帯も取り上げられてしまう。
マーラはジェニファーの家財をオークションに出し、貸金庫からダイヤを回収。
家は塗り直して売却してしまう。
アレクシーと言う男がジェニファーを訪ね、彼女がいなくなったと気付く。
ジェニファーの息子である組織のボスローマンは怒り、
施設から連れ出すように指示する。
ローマンの弁護士ディーンがマーラを訪ねる。
ディーンは詐欺行為だと見抜き、ジェニファーから手を引くように脅しをかける。
だがマーラは500万ドルを要求し、交渉は決裂。
恋人でもある相棒フランは警戒するが、マーラはむしろ儲けられると喜ぶ。
背後にいるのが何者か聞き出そうとするが、
ジェニファーが話さない為、マーラは施設長のサムに言って部屋に閉じ込める。
ディーンはマーラが後見制度を悪用しているとして、再審理を要求。
だがマーラがディーンに委任状がないと指摘し、再審理は却下される。
マーラは、ジェニファーが子供の頃に死んでいると知る。
施設にいるのは、死んだ人物になりすました偽者なのだ。
偽ジェニファーは40年分の納税記録を偽装されており、
本物の死亡記録も抹消されていた。
アレクシーらは施設へ乱入して、ジェニファーを連れ出す。
だが、かけつけたマーラに捕まり、ジェニファーは再び施設に戻される。
逮捕されたアレクシーは取り調べを受け、元マフィアだとわかる。
さらにカレンが遺体で見付かり、フランはマフィアに手を出してしまったと慌てる。
だがマーラは平然としてジェニファーに面会。法廷で負かしなさいと挑発。
怒ったジェニファーはマーラの首を絞め、被害妄想として精神科施設へ移される。
マーラは麻酔を撃たれて意識を失う。ローマンに拉致されたのだ。
死ぬのは怖くないと言うマーラは、取引を求めるが、ローマンは始末するように指示。
車ごと池に沈められるが、マーラは何とか脱出する。
家へ戻るとフランが倒れており、ガスで殺されそうに。
マーラはフランを助けて退散する。
フランはすべてを失ったと落ち込むが、マーラはすべてではないと言う。
手に入れたダイヤで逃げるか、マフィアの住所を突き止めるかだ。
マフィアの車のナンバーを覚えていたマーラは、運転手を見付け出し、
尾行してローマンのビルを突き止める。
運転手をスタンガンで倒し、現れたローマンを拉致。
薬を注射し、過剰摂取で搬送された身元不明者に仕立てる。
そうした人物には州が後見人を付けられ、マーラが後見人となったのだ。
マーラは1000万ドルを要求するが、ローマンは仕事で組む事を提案。
後見人ビジネスで、市場を独占できると考えたのだ。
何十万の老人を手中に収め、表向きは合法的に何十億も儲けられる。
マーラはローマンと組む事にし、ジェニファーは解放される。
マーラは手広く儲け、雑誌やテレビ番組に取り上げられる有名人となる超富裕層に。
だが、面会できないまま母が死んだと言う男に射殺されてしまう。。
と言う訳で、ロザムンド・パイク主演のサスペンス。
ブラックコメディと紹介されてもいるけど、コメディ感はあまりない。
弁護士パイクは、勝手に老人の後見人になり、施設に入れて財産を私物化する詐欺師。
詐欺師を主人公にした話はよくあるけど、標的は悪い奴だったりするもの。
本作はオレオレ詐欺みたいな手口なので、主人公に全く好感が持てない。
そんな中、標的が組織のボスの母親だった為、
パイクは組織の脅しを受けるようになる。
なるんだけど、組織の方を応援してしまう始末。
組織に始末させかかるが、たくましく生き延びたパイクは報復を決意する。
ルールを曲げたのはそっちだと怒るが、最初に仕掛けたのはパイクだよね。
最後にパイクは報いを受けるけど、スッキリする訳ではない。