ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/11/05 「逆転法廷」

2022-11-05 00:00:02 | 日記
「逆転法廷」(2003年米)

サム・パターソン 弁護士(アーマンド・アサンテ)
マーティ・ロックマン 番組プロデューサー
ジェシカ 検事
リッキー 殺人犯
カーリーン サムの助手
ジャック・ハミルトン 犠牲者ドリーの夫
フロリダ州知事 (ロイ・シャイダー)

起:殺人容疑者の裁判がテレビ中継される事になる。
承:弁護士サムが容疑者リッキーを弁護する。
転:新証拠が出てリッキーは有罪になり、処刑の様子も放映される。
結:ロックマンによる演出と分かり、彼は逮捕される。

 フロリダ州知事は、刑事裁判をテレビ中継する事を決める。
賛否両論ある中、3人の候補の中から誰の裁判を中継するか、視聴者が投票する事に。
その結果、殺人犯リッキーの裁判が中継される事に決まる。
 弁護士サムが番組に出演する事に。
サムはリッキーに面会し、事件について聞く。
リッキーは犠牲者ドリーと会い、金をもらって相手をしていたと話す。
乱暴にしてと頼まれ、刃物が刺さって血だらけに。
慌てて退散し、その際にネックレスも奪ってしまったと言う。
 話題になった事で、リッキーは囚人たちに目の敵にされていたが、
サムはめげるなと励ます。

 裁判の中継が始まる。視聴者が陪審員だ。
検事のジェシカは、レイプと殺人罪でリッキーは死刑だと言う。
 リッキーは殺害を認めているが、サムは事故だと証明すると言う。
男娼のターナーは、ドリーに頼まれて相手をしたと証言。
これにはジェシカも動揺する。
 突然休廷になり、テレビではCM後に衝撃の事実が判明すると告げられる。
判事はサムとジェシカを呼び、新たに監視映像が見付かったと言う。
そこには、リッキーがまさにドリーをレイプした後に射殺する様子が写されていた。

 評決は視聴者900万人が投票する事に。
新たな監視映像が決定打となり、リッキーは有罪に。薬物注射による死刑が決まる。
 知事は公正な評決だとするが、
視聴者が面白半分で評決を出していると言う批判もある。
サムは裁判当日に新証拠が出た点を怪しみ、番組に利用されたと気付く。
 テレビでは、有料で死刑執行の様子を公開すると伝えている。
 リッキーは、プロデューサーのロックマンから
番組に出れば助けると言われたと明かす。
ロックマンは大人になれと言うが、サムは怒りを覚える。
 再び賛否両論あったが、リッキーの処刑が生中継される。
視聴した者にはトラウマになるかも知れない。

 サムとジェシカはロックマンを呼び出し、報酬の増額を求める。
サムらを使い捨てだと言うロックマンは、多少の操作はしたと認め、
操っているのは自分だと言い放つ。
その会話は録音されており、知事も知る所となる。
ロックマンは逮捕され、知事はテレビ裁判の廃止を決める。
ロックマンは、リッキーと同じ刑務所へ入れられるのだった。

 と言う訳で、ロイ・シャイダーが出演している裁判もの。
シャイダーが主人公か、はたまた悪のボスかくらいの期待で見たが
主人公はアーマンド・アサンテ。
まあ、彼も好きなんですけどね。
シャイダー州知事は、裁判のテレビ中継を決める。
殺人犯の裁判が行われ、視聴者全員が陪審員になる。
アサンテは弁護士で、殺人犯を無罪にしようと奮戦するが
劇的にしようとしたプロデューサーが、情報を操作としていたとわかる。
設定の奇抜さに比べて、情報操作と言う真相のインパクトは弱い。
裁判ものと言うよりは、近未来のブラックな社会を描いたSFと言う印象。
シャイダーはテレビ中継を決めときながら、さっさと中止したりして
ちょっと頼りない感じ。
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2022/11/05 「ロスト・マネー 偽りの報酬」

2022-11-05 00:00:00 | 日記
「ロスト・マネー 偽りの報酬」(2018年英米)

ヴェロニカ 未亡人。教員組合関係者(スーサイドスクワッドの司令官)
リンダ 未亡人(ミシェル・ロドリゲス)
アリス 未亡人
ベル 追加メンバー。運転手
ハリー 強盗。ヴェロニカの夫(リーアム・ニースン)
ジャック 議員候補(コリン・ファレル)
トム・マリガン ジャックの父。元議員(ロバート・デュバル)
ジャマール ジャックの対立候補
バシュ ヴェロニカの運転手
デビッド アリスのデート相手(ルーカス・ハース)
アマンダ 未亡人

起:ハリーら強盗団は全員が死亡する。
承:脅された未亡人ヴェロニカらは、強盗を継ぐ事にする。
転:いろいろ問題もある。
結:生きていたハリーの罠だと知り、ヴェロニカが射殺する。

 教員組合関係者であるヴェロニカの夫ハリーらは強盗団で、
警察の銃撃を受けて車が爆発する。
 元議員のマリガンは、後継者として息子ジャックを人々に紹介する。
ジャックは、黒人の対立候補ジャマールに撤退するように脅しをかける。

 ヴェロニカをジャマールが訪ね、200万ドルが盗まれたと告げられる。
ヴェロニカは夫の仕事とは無関係だと言うが、ジャマールは何とかしろと脅す。
 リンダは、亡き夫カルロスの借金で店の品物が奪われてしまう。
 未亡人のアリスは、母親からデートサイトを紹介され、見知らぬ男性とデートする。
 ヴェロニカは、同じく強盗団の未亡人であるアリスやリンダと会う。
夫たちがジャマールの金を盗んだ為、狙われているとして、協力を求める。
 アリスは一旦は躊躇するが、合流する事に。
ヴェロニカの指揮で、ハリーらの計画を継いで500万ドルを手に入れる事にする。
車はアリスが入手するが、彼女は運転できない為、
やむなくヴェロニカは元々の運転手バシュに協力を求める。
だがバシュが一味に殺され、リンダが仲間のベルを運転手として参加させる。
 リンダは、ハリーが残した「LV」と書かれた図面を調べ、
設計者がフォスターだと突き止める。
リンダがフォスターに近付くが警戒されてしまう。

 アリスはデート相手である設計士デビッドに図面を見せ、情報を得ようとする。
ヴェロニカは、目的の為に男の相手をした事を批判するが、
アリスはデビッドが役に立つと言う。
デビッドは、図面にあった金庫の場所を突き止める。
 ヴェロニカは、同じく未亡人のアマンダにも協力を求める。
アマンダは、実は生きていたハリーをかくまっていた。
ハリーは、ジャマール対策でジャックと組み、仲間を犠牲にしたのだ。
 ヴェロニカはジャックを訪ね、ジャマールに脅されていると告げる。
お互いジャマールの問題を抱えているとして協力を求めるが、断られる。
ヴェロニカは、ジャックの屋敷へ来ている警備会社がLV社だと気付く。
 ジャックはジャマールと取引しようとするが、受け入れられない。

 作戦開始。ヴェロニカらはジャックの屋敷に侵入。金庫を開いて札束をいただく。
マリガンに見付かるが、撃って退散。
だが男に車を奪われるが、バンをぶつけ、カバンを取り戻して逃走。
負傷したアリスを病院へ担ぎ込み、ヴェロニカはアジトへ戻る。
 ヴェロニカは、そこに現れたハリーに驚く。
ハリーは金を奪おうとするが、真相を知ったヴェロニカに射殺される。
ヴェロニカはハリーの手に銃を持たせて自殺を偽装し、金を持って退散する。
 選挙はジャックが勝利する。マリガンが殺された事への同情票だろう。
 一件落着し、リンダは店へ戻る。
ヴェロニカはカフェでアリスを見かける。
ヴェロニカは校長に余った金を渡し、図書館の立て直し資金にするように告げる。
メンバーとは作戦が終わったら無関係としていたが、アリスに声をかけるのだった。

 と言う訳で、リーアム・ニーソンが出ている犯罪もの。
最初は何が起こっているかよくわからなかったが、
リーアムらは強盗団で、失敗して全滅してしまったとわかる。
最初に出ていた女性陣は、強盗団の妻たちだったと言う訳。
強盗団が盗んだのは、裏の顔がある黒人議員の金で、
返せと脅されて、互いに面識のない未亡人ヴェロニカらが組んで強盗を計画する。
何か面白そうだけど、選挙に絡んで裏の企みがあったり、
女性陣の気持ちが一致している訳でもなかったりして、すっきりしない。
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