「コードネーム U.N.C.L.E.」
ついに実現したナポレオンソロの映画版。
007がスパイブームを呼んだ60年代に、テレビにはナポレオンソロが登場。
(原案は同じイアン・フレミング)
ビートルズかナポレオンソロかと言われる人気となった。
(実際は相棒のイリア・クリヤキンの方が人気があった)
映画化の話はずいぶん前からあって、ついに実現した訳だが、
何か短期で公開が終わりそうな不安があるので、今見るしかありませんな。
ナポレオン・ソロ CIA(ヘンリー・カヴィル)
イリア・クリアキン KGB(アミー・ハマー)
ギャビー ウド博士の娘
ヴィクトリア 一味の女
アレキサンダー・ウェーバリー 影で作戦を指揮(ヒュー・グラント)
1963年。冷戦によって東西に分断されたベルリン。
CIAのナポレオン・ソロは、
修理工をするギャビーと言う女性を東側から連れ出す事に。
そうはさせまいとするKGBイリア・クリアキンが追跡。
怪力ぶりで車のドアを引きちぎったりするが、何とか退散する。
作戦に成功したソロは、上司から新たな指令を受ける。
ギャビーの父ウド博士はナチの残党に捕らわれ、原爆を作らされていると言う。
これを阻止するのが新たな任務で、世界の危機だと米ソは一時休戦して臨む事に。
CIA代表としてソロが出陣する一方、KGB代表はイリアで、
互いにわだかまりがあるが、やむなく組む事となる。
前後して2人のキャラが明らかに。
ソロは、もともと泥棒だったが、その腕を見込まれてCIAに。
イリアはまじめなタイプだが、メンタルな問題(キレやすい)を抱える。
ギャビーの叔父ルディはどうやらナチの協力者らしく、彼を探る事に。
イリアがギャビーの婚約者、ソロが骨董品ディーラーに扮してローマへ。
ソロとイリアは互いを盗聴したりして、気を許していない。
一方でイリアはギャビーに惹かれるのを感じる。
一味は街ですれ違ったイリアから、父の形見である時計を奪う。
普通なら暴れるイリアだが、正体がばれない為に甘んじる。
ソロはパーティで一味らしきヴィクトリアと言う女性に接近。
イリアはルディ叔父さんに会うが、軽い扱いを受けて腹を立てる。
だが冷静を保った彼は、パーティで撮影したフィルムを現像し、
放射線の反応があると気づく。ギャビーの父親が近くにいる証拠だ。
ソロとイリアは一味の秘密を追って造船所に侵入。
金庫の中身は空だったが、ウラニウムの痕跡が。
一味が現れた為に退散。
2人はボートで逃げるが、ソロが落ちてしまう。
しかし、一味はボートの方を追うので、イリアの方が大変。
這い上がったソロは、そこにあったトラックのサンドイッチを食べながら高みの見物。
イリアのボートは爆発して沈んでしまうが、ソロは依然として涼しい顔。
だが思い直して、トラックごと海に飛び込み、
意識を失っていたイリアを助けあげるのだった。
金庫に忍び込んだのがソロたちの仕業と疑ったヴィクトリアは、ソロのホテルへ急行。
ソロは間一髪部屋に戻り、何食わぬ顔でヴィクトリアの相手をしてごまかすのだった。
だが、結局ソロは一服盛られ、気がつくと拷問用のイスに縛られていた。
そこにいたルディは拷問のプロと称して、ソロを電気ショックで痛めつける。
拷問イスの調子は不安定で、ソロにとっては幸運な事に難を逃れる。
そこへ現れたイリアがソロを救出。
逆に拷問イスに縛られたルディは、核は完成済で、とある島にあると白状する。
イリアとソロが対応を口論していると、
拷問イスの調子が戻り、ルディは不幸にも感電死してしまう。
ルディを利用しようと考えていたソロたちは、ま、いいかと言う調子で退散。
前後して、ギャビーが実は一味と通じていたと言う動きを見せ、
彼女に惹かれていたイリアはショックを受ける。
だが、彼らに接触してきた謎の人物ウェイバリーが実はMI6だと明かして、
さらに真相を告げる。
捕らわれた父を救うため、ギャビーは一味に通じたフリをしていたのだ。
一味はとある島でウド博士に核を作らせていた。
そこで博士を救出し、核の完成を阻止する事に。
一方で、ソロとイリアそれぞれの上司は、
ウド博士の研究情報が入ったディスクを持ち帰れと指示する。
決して相手に出し抜かれるなと。
ちなみにディスクと言うと、フロッピーかなと思えるが、時代的にはまだないはず。
島では、ギャビーとウド博士がひそかに核を破壊しようとするが、
ヴィクトリアに見つかってしまう。
やむなく博士は完成させるが、ディスクは偽物とすり替える。
しかし、ヴィクトリアはお見通しで、
隠した本物のディスクを取り上げ、博士を射殺してしまう。
ソロとイリアは島を襲撃。
撃ち合ったり、バギーで追いかけたり。一味の親玉を倒し、ギャビーを救出する。
だが、ギャビーは核はもう1つあると言う。
それはヴィクトリアがボートで持ち去ったのだ。
ウェイバリーがボートの位置を特定し、
ミサイル攻撃でヴィクトリアもろともに破壊する。
一件落着かに思えたが、米ソそれぞれが、回収したウド博士のディスクを狙っていた。
ソロは、一味から取り戻したイリアの腕時計を渡し、
イリアも争いを続ける事が無益だと感じる。
そこで2人は、それぞれディスクは破壊されたと報告する事に。
国家の枠を越えた組織UNCLEが作られる事になり、ウェイバリーがその長に。
ソロとイリア、そしてギャビーもメンバーとなり、
シリーズ化してもいいよと言う形が作られるのだった。
と言う訳で、物語は冷戦時代の60年代が舞台。
ナチスの残党が核爆弾を開発中との情報が入り、
米ソが双方のトップスパイを出してコンビを組む事に。
オリジナルでは ソロとイリヤは最初からコンビだったので、
知られざる出会いのエピソードと言う訳。
ただし、キャラはオリジナルとは変えてきてる。
ソロがプレイボーイなのは変わりないが、元泥棒で手癖が悪いと言う設定。
イリヤは、オリジナルではソロに振り回されっぱなしと言う印象だったが、
本作では短気な怪力男。違う感はイリヤの方が大きい。
監督はシャーロック・ホームズを新しい感覚で映画化したガイ・リッチーで、
本作も新しい感覚のナポレオンソロと思えば、それなりに楽しめる。
この手の映画版では、舞台を現代に持ってくる事が多いが、
本作は60年代とした点が大きなポイント。
当時のおしゃれなファッションや、今風でない車や秘密兵器
(と言っても盗聴器くらい)が、新作の映像として登場するのは楽しい。
恐れイリヤのクリヤキンと言った所です。
ヒュー・グラントは悪役かと思ったが、
役名がウェイバリーだったので、その正体は早い段階でわかる。
続編もありそうなエンディングだが、どうなる事か。
ところで、この手のテレビシリーズの映画版では、オリジナルのキャストが出てたり、
オリジナルのテーマ曲が今風に出てくる点が見所のはず。
本作でロバート・ボーンやデビッド・マッカラムが出たと言う話は聞いてないので、
もっぱら関心はテーマ曲に。
エンドロールにジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲って出てたけど、
どこで使われたかわからなかった。かなり、さりげなく使われたかって事か?
個人的には、スパイ大作戦みたいに派手にやってほしかったが。。
ついに実現したナポレオンソロの映画版。
007がスパイブームを呼んだ60年代に、テレビにはナポレオンソロが登場。
(原案は同じイアン・フレミング)
ビートルズかナポレオンソロかと言われる人気となった。
(実際は相棒のイリア・クリヤキンの方が人気があった)
映画化の話はずいぶん前からあって、ついに実現した訳だが、
何か短期で公開が終わりそうな不安があるので、今見るしかありませんな。
ナポレオン・ソロ CIA(ヘンリー・カヴィル)
イリア・クリアキン KGB(アミー・ハマー)
ギャビー ウド博士の娘
ヴィクトリア 一味の女
アレキサンダー・ウェーバリー 影で作戦を指揮(ヒュー・グラント)
1963年。冷戦によって東西に分断されたベルリン。
CIAのナポレオン・ソロは、
修理工をするギャビーと言う女性を東側から連れ出す事に。
そうはさせまいとするKGBイリア・クリアキンが追跡。
怪力ぶりで車のドアを引きちぎったりするが、何とか退散する。
作戦に成功したソロは、上司から新たな指令を受ける。
ギャビーの父ウド博士はナチの残党に捕らわれ、原爆を作らされていると言う。
これを阻止するのが新たな任務で、世界の危機だと米ソは一時休戦して臨む事に。
CIA代表としてソロが出陣する一方、KGB代表はイリアで、
互いにわだかまりがあるが、やむなく組む事となる。
前後して2人のキャラが明らかに。
ソロは、もともと泥棒だったが、その腕を見込まれてCIAに。
イリアはまじめなタイプだが、メンタルな問題(キレやすい)を抱える。
ギャビーの叔父ルディはどうやらナチの協力者らしく、彼を探る事に。
イリアがギャビーの婚約者、ソロが骨董品ディーラーに扮してローマへ。
ソロとイリアは互いを盗聴したりして、気を許していない。
一方でイリアはギャビーに惹かれるのを感じる。
一味は街ですれ違ったイリアから、父の形見である時計を奪う。
普通なら暴れるイリアだが、正体がばれない為に甘んじる。
ソロはパーティで一味らしきヴィクトリアと言う女性に接近。
イリアはルディ叔父さんに会うが、軽い扱いを受けて腹を立てる。
だが冷静を保った彼は、パーティで撮影したフィルムを現像し、
放射線の反応があると気づく。ギャビーの父親が近くにいる証拠だ。
ソロとイリアは一味の秘密を追って造船所に侵入。
金庫の中身は空だったが、ウラニウムの痕跡が。
一味が現れた為に退散。
2人はボートで逃げるが、ソロが落ちてしまう。
しかし、一味はボートの方を追うので、イリアの方が大変。
這い上がったソロは、そこにあったトラックのサンドイッチを食べながら高みの見物。
イリアのボートは爆発して沈んでしまうが、ソロは依然として涼しい顔。
だが思い直して、トラックごと海に飛び込み、
意識を失っていたイリアを助けあげるのだった。
金庫に忍び込んだのがソロたちの仕業と疑ったヴィクトリアは、ソロのホテルへ急行。
ソロは間一髪部屋に戻り、何食わぬ顔でヴィクトリアの相手をしてごまかすのだった。
だが、結局ソロは一服盛られ、気がつくと拷問用のイスに縛られていた。
そこにいたルディは拷問のプロと称して、ソロを電気ショックで痛めつける。
拷問イスの調子は不安定で、ソロにとっては幸運な事に難を逃れる。
そこへ現れたイリアがソロを救出。
逆に拷問イスに縛られたルディは、核は完成済で、とある島にあると白状する。
イリアとソロが対応を口論していると、
拷問イスの調子が戻り、ルディは不幸にも感電死してしまう。
ルディを利用しようと考えていたソロたちは、ま、いいかと言う調子で退散。
前後して、ギャビーが実は一味と通じていたと言う動きを見せ、
彼女に惹かれていたイリアはショックを受ける。
だが、彼らに接触してきた謎の人物ウェイバリーが実はMI6だと明かして、
さらに真相を告げる。
捕らわれた父を救うため、ギャビーは一味に通じたフリをしていたのだ。
一味はとある島でウド博士に核を作らせていた。
そこで博士を救出し、核の完成を阻止する事に。
一方で、ソロとイリアそれぞれの上司は、
ウド博士の研究情報が入ったディスクを持ち帰れと指示する。
決して相手に出し抜かれるなと。
ちなみにディスクと言うと、フロッピーかなと思えるが、時代的にはまだないはず。
島では、ギャビーとウド博士がひそかに核を破壊しようとするが、
ヴィクトリアに見つかってしまう。
やむなく博士は完成させるが、ディスクは偽物とすり替える。
しかし、ヴィクトリアはお見通しで、
隠した本物のディスクを取り上げ、博士を射殺してしまう。
ソロとイリアは島を襲撃。
撃ち合ったり、バギーで追いかけたり。一味の親玉を倒し、ギャビーを救出する。
だが、ギャビーは核はもう1つあると言う。
それはヴィクトリアがボートで持ち去ったのだ。
ウェイバリーがボートの位置を特定し、
ミサイル攻撃でヴィクトリアもろともに破壊する。
一件落着かに思えたが、米ソそれぞれが、回収したウド博士のディスクを狙っていた。
ソロは、一味から取り戻したイリアの腕時計を渡し、
イリアも争いを続ける事が無益だと感じる。
そこで2人は、それぞれディスクは破壊されたと報告する事に。
国家の枠を越えた組織UNCLEが作られる事になり、ウェイバリーがその長に。
ソロとイリア、そしてギャビーもメンバーとなり、
シリーズ化してもいいよと言う形が作られるのだった。
と言う訳で、物語は冷戦時代の60年代が舞台。
ナチスの残党が核爆弾を開発中との情報が入り、
米ソが双方のトップスパイを出してコンビを組む事に。
オリジナルでは ソロとイリヤは最初からコンビだったので、
知られざる出会いのエピソードと言う訳。
ただし、キャラはオリジナルとは変えてきてる。
ソロがプレイボーイなのは変わりないが、元泥棒で手癖が悪いと言う設定。
イリヤは、オリジナルではソロに振り回されっぱなしと言う印象だったが、
本作では短気な怪力男。違う感はイリヤの方が大きい。
監督はシャーロック・ホームズを新しい感覚で映画化したガイ・リッチーで、
本作も新しい感覚のナポレオンソロと思えば、それなりに楽しめる。
この手の映画版では、舞台を現代に持ってくる事が多いが、
本作は60年代とした点が大きなポイント。
当時のおしゃれなファッションや、今風でない車や秘密兵器
(と言っても盗聴器くらい)が、新作の映像として登場するのは楽しい。
恐れイリヤのクリヤキンと言った所です。
ヒュー・グラントは悪役かと思ったが、
役名がウェイバリーだったので、その正体は早い段階でわかる。
続編もありそうなエンディングだが、どうなる事か。
ところで、この手のテレビシリーズの映画版では、オリジナルのキャストが出てたり、
オリジナルのテーマ曲が今風に出てくる点が見所のはず。
本作でロバート・ボーンやデビッド・マッカラムが出たと言う話は聞いてないので、
もっぱら関心はテーマ曲に。
エンドロールにジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲って出てたけど、
どこで使われたかわからなかった。かなり、さりげなく使われたかって事か?
個人的には、スパイ大作戦みたいに派手にやってほしかったが。。